車からの異音でトラブルの個所を特定できる?チェックしてみよう!

車の故障の兆候の中でも、もっとも多いのが「異音」です。

ここでは車のさまざまな異音についてお話しましょう。

もしかしたら、すでにクラッシュ寸前の可能性もあります。

 

異音の種類で、だいたいどこが故障しているのか、これ以上走ると危険なのかがわかります。

もし、そのまま走行してエンジンまで逝ってしまうと、50万円以上の修理費用がかかってしまうかもしれませんよ!

走れない場合は、JAFなどを呼んでレッカーしてもらいましょう。

まだ走行可能であれば、走ってディーラーなどに行ってみてもらいましょう。

【音別】故障の原因と対策

音の種類や、どこから音が出ているのかによって原因を追求しましょう。

【危険】走行不可!すぐにJAFを呼びましょう

キンキン・カンカン金属音冷却水不足
アクセルを踏むとゴロゴロ低音オイル不足
ガラガラと高温

ウォーターポンプのエバリング故障

エンジンから上記のような音がしたら、オーバーヒートの危険性があります。

警告灯はついていませんか?エンジンから変なニオイはしませんか?

ボンネットを開けて、冷却水やオイルを確認してみましょう。

冷却水やオイルが無くて走行を続けるのは、非常に危険なので、JAFなどを呼びましょう。

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【注意】ディーラーや整備工場で見てもらいましょう

エンジンからボスンボスン音プラグ、シリンダー故障
エンジンからバラバラ音マフラー、ガス漏れ
エンジンからキュルキュル音ベルトの裂け、劣化
走行中にゴーという音動力伝達系ベアリング
ブレーキ時にキーキー音ブレーキパット

 

異音の種類と原因をチェック?

異音は車の悲鳴です。

普段から、耳を澄ませて車の音をしっかり聞く習慣を付けましょう。

「おかしいな?」と思ったら、すぐにディーラーなどで見てもらったほうが懸命です。

「大丈夫だろ!」と思っていると、思わぬ故障で修理費用がかさんでしまうかもしれませんよ。

車のメンテナンスは、運転と同じで「もしかしたら」という考えが必要です。

それでは、故障箇所と症状についてもう少し詳しく見ていきましょう。

車の異音は4つの場所から聞こえてきます。

1.エンジン

2.排気系

3.トランスミッション系

4.足回り

ひとつひとつ見ていきましょう!

 

エンジンの異常が起こった場合はどんな音がする?

まず、車の心臓部であるエンジンに異常が起こった際に発生する異音についてチェックしてみましょう。

キンキン・カンカン音はオーバーヒートの末期症状

また、走行中に「ガラガラ」「ゴトゴト」と部品同士がぶつかるような音もエンジンのトラブルが原因であるケースが多い傾向にあります。

キンキンとかカンカンとか金属音がする場合は、冷却水不足でオーバーヒートの末期症状と考えられます。

そのまま走行すると、オーバーヒートを起こしエンジンが逝ってしまうので、すぐに車を停めるようにしましょう。

また、オーバーヒートの初期症状は「カリカリ」という高温がします。

→オーバーヒートの対処法。修理費用はいくら?

 

ゴロゴロ、ガラガラ音はオイル不足

アクセルを踏み込むと、ゴロゴロ・ガラガラと重たい音がする場合、エンジンオイル不足が考えられます。

いつオイル交換を下か覚えていますか?

オイル不足で走行を続けると、エンジンが壊れてしまうので、こちらもすぐに走るのはやめましょう。

キュルキュル音

もっとも代表的なのが「鳴き」と呼ばれる「キュルキュル」という音でしょう。

これはベルト系のパーツの劣化などによって起こる異音です。

エンジン内のベルト系のパーツと言えば、タイミングベルトやファンベルトが挙げられます。

これらは、非常に重要な役割を持つパーツですので、こういった異音が聞こえた場合は、できるだけ早く点検などに出すようにしましょう。

→タイミングベルトの交換の目安と料金

→ファンベルトの交換目安と料金

排気系トラブルによって起こる異音はどんなもの?

エンジンと同様に、走行に大きく影響する部分が排気系です。

ここにトラブルが起こった際の異音としては

・いつもより排気音が大きい
・ざらついている

というものが代表的です。

マフラー関係のトラブルの場合、かなり大きな音がしますので、すぐに気づくことができるでしょう。

こういった排気系トラブルはただうるさいだけでなく、走行性能にも大きく影響します。

そのまま放置してしまうと、エンジンなどにも大きなダメージを与えることにもつながりますので、注意するようにすべきでしょう。

この排気系の異音についても、アクセルの踏み込みなどによって音の大きさや高さなどが変わることがあります。

注意して音を聞くようにしましょう。

排気系の故障の場合も、なるべくなら走行をやめてすぐに専門家に見てもらったほうが良いでしょう。

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トランスミッションやギアなどのトラブルで起こる異音は?

続いて、走行をコントロールする上で重要となるトランスミッションなどのトラブルの場合はどのような音がするのでしょう?

シフトレバーやクラッチの異音

まず、シフトレバーなどを動かした際に、いつもとは違った音がしたり、感触があったりした場合は何らかのトラブルが起こっている可能性があります。

クラッチなどにしても同様です。

ギアにトラブルが起こってしまうと、車を制御することができなくなり、非常に危険です。

なので、もし、ここで異音が聞こえた場合はしっかりと点検する必要があります。

ブレーキの異音

また、ブレーキのトラブル場合、「キーキー」などの音がします。

ブレーキを踏んだときの「キーキー音」はブレーキパットが減っている可能性が高いです。

そのままの状態にすると、いつかブレーキが効かなくなるおそれがあるので、音が気になったらディーラーで見てもらいましょう。

→ブレーキがキーキー鳴ったら交換しないといけない?異音の原因と修理費用

 

足回りから聞こえてくる音は重大なトラブルに繋がっていることが多い?

次に足回りの異音を見ていきましょう。

足回りは車を走らせる上でとても重要な箇所です。

そのため、絶対に聞き逃さないようにする必要があります。

ゴロゴロ・ゴーという音

例えば、足元からゴロゴロとかゴーとした音が鳴るというケースもあるでしょう。

この場合、ギアやベアリングのトラブルが原因となっていることがあります。

カチャカチャという金属音も同様に、ギアの一部が破損していたり、うまく噛み合っていなかったりする時に鳴る音の一つです。

ギアは、走行はもちろんのこと動きをコントロールする上でもとても重要な役割を果たしているパーツの一つです。

もし、ここで重大なトラブルが発生すると、突然車が止まってしまったり、コントロールできなくなってしまったりする可能性もあります。

軋み音

また、軋むような音がした場合、タイヤに原因があるというケースもあります。

タイヤが古くなって劣化しているか、空気圧が適正じゃないことが考えられます。

タイヤの劣化は深刻なトラブルを招いてしまうことがあります。

安定した走行をするためには、タイヤを常にベストな状態に保つ必要があるでしょう。

 

異音がした時の対処法

では、こういった異音が聞こえた場合、どのように対策を打てばいいのでしょう?

ギア関連の異音への対処法

ギア関連が原因の異音を確認したなら、低速で走った場合などの音の変化を確認しましょう。

それでも変化がない場合は重大なトラブルの可能性がありますので、すぐに整備工場などに持ち込む必要があります。

早い段階で修理することができれば、一部の部品を交換するだけで済みますので、点検費用を含めても1万円以下で済むこともあります。

もし、そのまま放置してしまい、重大なトラブルに発展してしまった場合は数十万円以上の修理費用が必要となることもあります。

 

タイヤ関連の異音への対処法

タイヤ関係の異音が鳴った場合は、まずはガソリンスタンドなどで空気圧をチェックしてみましょう。

こうして適切な空気圧にしてもまだ異音が鳴り続けているという場合は、タイヤそのものが劣化している可能性があります場合によっては交換も検討しましょう。

 

また、パンクなどによって空気圧を保てなくなっている可能性もあります。

なので、空気圧を調整して、すぐに音がしなかったからといって安心するのではなく、しばらく様子を見るようにすべきです。

 

エンジン関連の異音への対処法

エンジン関係の異音の場合は、すぐにでも整備工場に持ち込むようにしましょう

エンジンのパーツの劣化やトラブルについては、なかなか素人が自分で判断できるものはありません。

そのため、やはりプロの目による点検が必要となるのです。

タイミングベルトやファンベルトなどが劣化している場合はすぐに交換や調整するようにしましょう。

 

費用はタイミングベルトの場合で3万円から5万円、ファンベルトの場合で1万円程度となります。

調整のみの場合は3000円から5000円ほどです。

 

少し高いと感じられるかもしれませんが、そのまま交換を先延ばしにして、万が一ベルトが切れてしまった場合、事故などの原因になるかもしれません。

また、それだけでなくエンジンそのものを破損させてしまう可能性もあります。

そうなれば、言うまでもなく修理費用は一気に跳ね上がることになるでしょう。

 

まとめ

先日、オーバーヒートの記事を書いているときに、自分の車もチェックしてみると、見事に冷却水がなくなっていました・・・。

ラジエターが破損していて冷却水が漏れてすっからかんになっていたそうです。

気が付かずに走行を続けていたら、オーバーヒートを起こしてエンジンが逝ってしまっていたかもしれません。

→冷却水漏れが発覚!応急処置と修理費用は?

 

このときは、異音は全くしていませんでした・・・。

音がする前に気がついてよかった。

 

異音がするということは、かなり症状が進んでいる可能性が高いのです。

「なんかいつもと違うな?」と思ったらすぐに、ディーラーに持っていったほうがいいですよ。

車のことがわからない素人ならなおさらです。

どこからどんな音がするのか。を知ることで、どこにトラブルがあるのかはある程度わかりますが、自分で対処できませんからね。

 

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