マツダデミオ試乗レポート!

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みごとに日本カーオブ・ザ・イヤーを獲得した、マツダの新型デミオの試乗をしてきました。

今回はディーラー訪問だけでなく、お借りしたデミオ(ガソリン車)で道路をガンガン飛ばしてみましたので、その感想をしっかりとご報告したいと思います。

あのDEMIOがやってくれました!

正直なところ、これまでのデミオにはあまり感心しておりませんでした。

先々代、先代を何度かレンタカーで利用したことがあるのですが、前席でも姿勢を正して座らなければいけない窮屈感、それほど主張やヤル気の感じられない内装、急な坂道ですぐに根を上げるシフト力のなさ、そして、なぜかまるで遊びのないチューニングのブレーキとハンドル、、、。お財布に優しいコンパクトカーを作ったらこうなりましたー、という感じの車に思えていました。

もちろん日常使いの自動車としては、立派に使えるんですけれどね。

ところが、今回モデルチェンジした新型デミオは、そんなネガティブなイメージを真っ更に裏切ってくれたスーパー・コンパクトカーでした。

このデミオ、スゴイ!伸び伸びと座れちゃう!内装も外装もカッコいい!踏み込めばぐいぐい加速する!ハンドルも使いやすいしアクセルがアコーディオン式になってる!

これで200万前後でも買える(ガソリン仕様はもっと安い!)のなら、そりゃ取れますよ、カーオブ・ザ・イヤー。

ドライバー席の快適さが素晴らしい

エンジンと前輪を前方に動かしたことで、運転席の足元にかなりの余裕ができました。

シート位置を下げ背もたれも倒して、スポーツカー気分のシートポジションでも運転できます。
もちろんチルトでハンドル位置の微妙な調整もOKです。

アコーディオン式のアクセルは、高いヒールを履いた女性にも踏みやすくて嬉しいと思います。

窓を操作しようとすると、逆“への字”型に角度がついた窓の下で、ちょうどひじを少し曲げて腕を置けるようになっています。

更にシートの両端が内側に屈折して身体を包みこんでくれて、フィット感、安定感もばっちりです。

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インパネも、コマンダーコントロールと呼んでいるナビ操作用の装置も高級感があります。

助手席の前から運転席にかけて、一本の銀色の線が走っているデザインもセンスの良さを感じます。

後部座席は、やはり前席ほど快適ではありませんが、前席シートを少し薄くすることで、先代モデルよりも足元の空間は広くなっているそうです。
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また、ラッゲージルームは底に凹凸がなくまったくフラットに作られていて、使い勝手が良さそうです。
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エクステリアもカッコ良い!

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欧州の自動車雑誌などでは、マツダの外装は長年可哀そうになるほど酷評され続けていました。

それが転機を迎えたのが“魂動”デザインを取り入れ始めてからで、CX-5のデザインは欧州でも高く評価を受けました。

同じ“魂動”の流れに乗ったデミオ、外装もなかなか素敵です。

アクセラと比べるとおとなしめですが、後方へ流れていく様な動きと力強さを感じます。

面構えも中々のふてぶてしさ。眼を意識してデザインしたというライトも凛々しいです。

ディーゼル車には、ノーズにレッドが一筋入っています。
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サイドミラーですが、運転席から見ると上側のサイドがトンガって見えて“格好いいけど擦っちゃいそうー”と思ったのですが、実は実際の形状ではそれほど出っ張りがないのです。この演出、ニクイです!
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人馬一体の走り+高速安定(ガソリン車試乗)

さて、肝心のドライブフィーリングですが、、、これ良いです。

今までのデミオは何だったのでしょうか。
とにかくアクセルの踏み込みやブレーキに対するレスポンスが速くてとても自然、車との一体感を感じられました。

急な踏み込みには、懸命に頑張っているらしきエンジン音は聞こえるのですが、体感としては車が無理をしている様な様子も感じられず、私の右足の意思通りに、スムーズに加速・減速してくれました。

ステップA/Tですが、(日本のA/Tでは常識ではありますが)メーターもエンジン音も気にしなければ、シフトチェンジに気づけない程スムーズな切り替えでした。Sky-Active、やっぱりすごい!

マツダの公式HPを拝読しましたところ、小型車の小回りの良さと引換えとなる、高速カーブでの過敏すぎる反応にも対策を施しているとのこと

むむ、これは試して差し上げなければ失礼でしょう、ということで、白バイさんが見ていたら怒られそうな位のスピードで直角カーブを何度か試してみました。

むむむ、確かに3ナンバーの自動車と遜色ない安定感で曲がれます。

そういえばディーラーさんも、高速での安定感が自慢と言っていました。
確かにスピードを上げても、車が頑張っているなっという気配は感じるのですが、コンパクトかーでありがちなパタパタ感やエンジンの息切れは、少なくとも顕著には感じられません。

ところで、ガソリン車試用にはスポーツモードが設定されています。
他社の自動車のスポーツモードの印象から、スイスイと加速して滑る様に走ってくれるものと、タウン走行でスポーツモードに入れたら、エンジンを吹かしまくってしまいました。

ディーラーで確認したところ、デミオの“スポーツモード”は、思い切った踏み込みが苦手な女性ドライバーなどでもスムーズに加速できる様に、少しの踏み込みでもトルクを増してくれる機構なのだとか。

その為に、そもそもトルク力万全のディーゼル試用では設定がないそうです。

 

終わりに雑感など

公称の燃費はディーゼルA/T車で26.4km/L、ガソリンA/T車24.64km/Lとのことです。

ディーラーで実燃費を確認したところ、まだユーザーのフィードバックが集まっておらず、まだ何ともいえないとのこと。

燃費重視で車を選ぶ方は、クチコミ情報が固まるまで様子をみた方が良いかもしれませんね。
ちなみに、CX-5と同じく、注文は圧倒的にディーゼル仕様が多いそうです。

個人的な発言にはなりますが、デミオでとても嬉しかったのは、ちゃんとM/T車が設定されていること。

日本では新車販売のM/T率は2%とも3%ともいわれますが、この数字の背景には、ユーザーのM/T離れだけではなく、乗りたくてもM/T設定車が商用車とスポーツカーしかない!という(個人的に)悲しい状況もあると思うのです。

日本市場でもM/T車を設定してくれたマツダには感謝してしまいます。

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