ユーザー車検の流れと費用。初めての方に必要なものと流れをまとめました

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車検は、軽自動車でも5万円以上かかることが多く、車を持っている人にとっては、厳しい出費になっています。

そのため、車検の費用を少しでも節約しようと、「ユーザー車検」を検討する人もいるでしょう。

 

ただ、「ユーザー車検」を行うと、車検費用が「重量税」と「自賠責保険料」くらいで済む反面、自分で車検を通す必要があるため、難易度が高いと尻込みしてしまう人も多いです。

 

しかし、じつは「ユーザー車検」は、分かってしまうと意外と簡単なのです。

「ユーザー車検」の流れや費用、メリット・デメリットを紹介しましょう。

 

通常の車検はこのくらいかかります↓

→車検費用の相場はいくら?軽自動車と普通車を比較してみた

 

ユーザー車検ってなに?

ユーザー車検は「自分で車検を通す」ということです。

「それは知っている」という人は、多いと思います。しかし、それ以上詳しい内容を知っている人は、あまり多くありません。

 

そこが、「難しそう」と思わせている原因の1つでしょう。

そのため、車検場でどんな検査をするのかが分かれば、「難しくない」ということが分かると思います。

 

こんな人はユーザー車検に不向き

いざユーザー車検を受けてみると、意外なほど簡単なことがわかるでしょう。

しかし、すべての人に向いているわけではありません。

 

後ほどユーザー車検のデメリットについてもお伝えしますが、以下のような方には不向きなので、ディーラーや車検専門店に任せてしまったほうがいでしょう。

 

土日や祝日に休めない

陸運局は平日のみしかやっていません。仕事で土日祝日が休めない方は諦めましょう。

代行業者もありますが、当たりハズレがあるので、信頼できる業者なら安く済むかもしれません。

 

かなり古くなっていて故障が心配

ユーザー車検は車検を通すだけが目的で、次の車検までの保証はありません。

古い車はいつどこに不調が出るかわかりません。

古く乗っていて、あちこち故障が出てくるようなら、専門家に見せたほうがいいでしょう。

 

安心して長く乗りたい

新しい車でも、安心して長く乗りたい方は、やはり専門家に任せるほうがいいでしょう。

 

ユーザー車検はある程度、車の知識を持っている方や、整備が好きな方におすすめですが、上記の方には向いていないかもしれません。

 

 

車検の検査項目は、これだけ!

ユーザー車検は、運輸支局へ車を持ち込んで、自分で検査をします。

もちろん、タイヤのホイールキャップを外したり、ボンネットを開けたりする程度は行います。

 

しかし、ジャッキで持ち上げて車の下へ潜り込んだり、ボンネットを開けて分解したりするようなことは行いません。

具体的には、以下のような検査を行います。

 

1. 同一性の確認

車検証や事前に準備した申請書の記載内容と同じ車両であることの確認です。

ここで、ボンネットを開ける必要があります。

 

2. 外廻り検査

検査官が自動車の車体やタイヤ、灯火類などを目視や打音で検査します。

本人は車に乗って、指示通りに操作(ライトを点けたり、ブレーキを踏んだりなど)を行います。

ここでホイールナットを確認されるため、事前にホイールキャップを外しておく必要があります。

 

3. サイドスリップ検査

直進安定性の検査です。

前輪の横滑り量を測定しますが、特に意識することなく、検査コースをゆっくり直進するだけです。

 

4. ブレーキ検査

前後輪のブレーキ、パーキングブレーキの制動力の検査です。

こちらも、所定の場所へ車を移動した後、指示に従ってブレーキを踏むだけで済みます。

 

5. スピードメーター検査

スピードメーターが正しい速度を示しているかの誤差を検査します。

指示に従ってアクセルを踏み、指定の速度になったところでパッシングするといった操作を行います。

 

6. ヘッドライト検査

ヘッドライトの明るさや向きが正しいかの検査です。

主にライトを点けておくだけで、測定器が確認してくれます。

 

7. 排気ガス検査

排気ガスの成分(一酸化炭素と炭化水素)の濃度を確認します。

マフラーに検査装置を挿入するだけです。

 

8. 下廻り検査

車両の下部に不具合がないかの確認です。

各部のオイル漏れや緩みがないかの検査です。

車を所定の位置に動かして、指示通りにブレーキやパーキングブレーキの操作を行います

ここでも、車に乗ったまま操作するだけです。

 

項目だけ見ると難しそうですが、運輸支局(車検場)の検査場に設置してある検査コース上で車を移動させ、指示通りに車を操作するものばかりになっています。

 

また、待合室では実際の検査の様子を写したビデオも流れており、初心者向けの配慮も十分にされていますので安心です。

 

ユーザー車検のメリット・デメリット

ユーザー車検のメリットとデメリットを紹介しましょう。

メリットとデメリットを比較して、メリットの方に魅力を感じるのであれば、ぜひユーザー車検にチャレンジしてみてください。

メリット

費用が安い

ユーザー車検を行うもっとも大きなメリットは、車検費用の安さです。

むしろ、このためにユーザー車検を選ぶと言っても過言ではありません。

 

具体的な金額で見てみましょう。

一般的な車検費用は以下の通りです。ユーザー車検の費用負担の低さが分かると思います。

 

車検業者 軽自動車 5ナンバー 3ナンバー
ディーラー 75,000円~135,000円 95,000円~155,000円 110,000円~170,000円
車検専門店 55,000円~115,000円 75,000円~135,000円 95,000円~150,000円
ガソリンスタンド 55,000円~95,000円 75,000円~115,000円 90,000円~130,000円
整備工場 55,000円~115,000円 75,000円~135,000円 95,000円~150,000円
ユーザー車検 35,000円 55,000円 70,000円

ユーザー車検は法定費用のみの出費なので、整備費や交換修理費用、手数料などはいりません。

ただし、修理や交換が必要な部品があれば、車検前にやっておかないと車検は通らないので気をつけてくださいね。

→車検費用の相場っていくら?内訳を知りたい方はこちら

 

 

知識が深まる

車を自分で操作して検査するため、車の構造についての理解が深まるのは確かです。

また、自分の車の状態を知ることで、自分の運転の癖なども分かってくるかもしれません。

車の事をもっと知りたい!興味がある!と言うかたはユーザー車検をやってみるといいですよ。

 

短時間で終わる

整備工場や車検専門店などで車検を依頼すると、数日かかることも珍しくありません。

それに比べて、ユーザー車検であれば、検査自体は1時間もあれば済みます(検査に合格する場合)。

運輸支局へ車を持ち込んで手続きを行うことを考えても、半日程度で終わるでしょう。

 

デメリット

平日の昼間に時間が必要

検査場のある運輸支局は、平日の昼間(土日祝、年末年始以外の9:00~16:00)しか開いていません

半日程度とはいえ、平日の昼間に時間を作るのは、難しい人の方が多いでしょう。

 

整備状況によっては二度手間となる

整備工場などで車検を受けた場合は、「車検を通す」ために修理などもすべて行ってくれますので、このあたりは気にする必要はありません。

それに比べてユーザー車検は、検査するだけですので、検査不合格となった場合、該当箇所を修理するなどして、受け直す必要があります

この手間はとても大きい負担になると思います。

 

車検に通れば良いので、検査項目以外の故障に気付ない

車には多数の部品が使われていますので、思わぬところが故障していることがあります。

それに比べて、車検の検査項目は最低限のものだけの検査ですので、車検に通った~と言って100%安全とは限りません。

 

整備工場などでの車検の場合は、ほとんどの場合、車検項目以外の「よく壊れる部分」についても調べてくれますので、事前に修理などができます。

 

しかし、ユーザー車検の場合は、本当に最低限の部分しか確認しませんので、検査項目以外の故障に気付くことができない場合が多いです。

 

たとえば、ブレーキパッドはの残りは確認せず、ブレーキが効くかどうかだけの確認となります。

通常の車検では2~4mmくらいになっていると交換を勧めてきます。

そのため、ブレーキパッドが減っていることに気が付かず、突然ブレーキが利かない!なんてこともあるかもしれません。

普通はキーキーおとがするので気が付くとおもいますが・・・。

 

日頃からメンテナンスしていない車の場合は、特に気を付けなければいけないでしょう。

 

ユーザー車検に必要な書類

ユーザー車検を受けるには、以下の6種類の書類が必要です。

ただし、後半の4~6は、車検当日に準備することができます。

1. 車検証
2. 自動車損害賠償責任保険証明書(新旧2枚)
3. 自動車税納税証明書(継続検査用)
4. 自動車検査票
5. 自動車重量税納付書
6. 継続検査申請書

また、法定点検を行った場合は、以下の書類も準備しておきましょう。

7. 定期点検整備記録簿

 

ユーザー車検の流れ

 

どこで登録している車両(どこのナンバーの車)でも、全国の車検場でユーザー車検を受けることができます。

 

直接車検場へ行って車検を受けることもできますが、運輸支局や時期によっては待ち時間が長くなってしまうことがありますので、できれば予約を行った方が良いでしょう。

 

最寄りの運輸支局に電話するか、インターネットで予約することが可能です。

自動車検査インターネット予約システム:https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do

 

予約が取れれば、実際に運輸支局へ向かって車検を行います。

 

車検を行う日の、1日の流れを紹介しましょう。

実際に自分が車検を行う場合にどうなるか、想定してみてください。

 

1. 予備検査場での確認

車検場で検査項目に合格できなければ、再検査となって時間と手間がかかります。

そのため、車検場の近くにある民間の検査場で、事前に確認した上でユーザー車検に挑むのが一般的です。

 

この民間の検査場のことを「予備検査場」と呼び、1500円~3500円程度で車検項目と同じ検査を受けて、調整などを行うことができます。

 

もし、予備検査場で検査不合格だった場合、ユーザー車検を通すのは難しいでしょう。

 

2. 自賠責保険の継続加入手続き

ほとんどの場合、運輸支局の近辺に代筆屋がありますので、車検証と現在の自賠責保険の保険証書を持って手続きしてもらいましょう。

 

3. 書類の準備

運輸支局で、以下の書類を入手して、必要事項を記入します。

  • 自動車検査票
  • 自動車重量税納付書
  • 継続検査申請書

 

4. 検査料の支払いと自動車重量税の納付

窓口で印紙と証紙を購入し、自動車検査票と自動車重量税納付書へ貼り付けます。

 

5. 車検の受付

書類一式を窓口へ提出し、予約番号を告げます。

待合室では、検査の様子のビデオが流れていることが多いので、しっかりと確認しておきましょう。

 

6. ユーザー車検を受ける

車を検査場へ移動して、検査を受けます。

 

7. 車検証の交付

すべての検査に合格すれば、車検証交付窓口へ書類一式を提出して、代わりに新しい車検証やステッカーを受け取って、車検完了です。

 

不合格の場合はどうする

検査手順の不手際で検査不合格になった場合は、3回までは検査コースへ入ることができますので、再チャレンジすることもできます

整備不良や故障で、検査不合格となった場合は、必要な整備や修理を行った上で再検査を受ける必要があります。

 

なお、2週間以内に再検査を受ける予定があれば、「限定自動車車検証」の交付を受けておくことで、不適合箇所だけの再検査で済ませることができます。

「限定自動車車検証」の交付を受けなかった場合や、2週間を超えて~再検査を受ける場合は、すべての検査を受け直す必要があります。

 

まとめ

ユーザー車検は驚くほど、車検費用が安く、節約をしたい方にはおすすめの方法です。

修理が交換が不要なら、驚くほど簡単で、流れに沿って支持に従うだけでクリアできます。

 

ただし、車検を通すだけなので、故障を未然に防ぐ事はできないので、注意しましょう。

また、ユーザー車検は平日のみしかできません。

仕事で平日は休みが取れない方は、諦めるか代行業者に頼むのもありでしょう。

 

個人的には、2回目の車検(5年目)までならユーザー車検はありだと思います。

また、整備の知識があり、定期的に車の状態をチェックしている人にもおすすめです。

 

ただし、車の知識がない方や7年目以降の車検ではあまりおすすめできません

車検に通ったから安心!ではありません。

高速道路を走行中に急に故障したらどうしますか?

突然、ブレーキの効きが悪くなったり、エンジンから煙が出た時に対処できますか?

 

このあたりのことも考えてユーザー車検を受けるようにしましょう。

 

 

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