ダイハツタントは2014年の新車販売台数No1に輝いた軽自動車です。
2015年はNBOXに王者を奪われてしまっていますが、非常に人気の車種の一つです。
タントの最大の特徴は、助手席側のセンターピラーが無いことでしょう(正確にはドアに内蔵されています)
ミラクルオープンドアで開放感たっぷり!大きな荷物も楽々積める!というのが売りでしょう。
また、CMを見てもファミリー層のママにアピールしている用に思います。
可愛らしいデザインや配色で女性をターゲットにしているのでしょう。
男性向けにはタントカスタムもあります。
エアロやグリルなどでカッコ良いデザインに仕上がっていますよ。
タントってぶっちゃけどうなのよ?オーナの生の声
そんな人気軽自動車のタントは実際どうなのでしょうか?
タントに乗っている方の生の声を調査してまとめてみました。
購入を考えている方は参考にしてくださいね。
満足(^^)
・スライドドアとピラーレスで乗り降りが楽
・後部座席も広々してて大人でも余裕があります
・デザインが可愛い
・シートアレンジが豊富で荷物を載せやすい
不満(T_T)
・車体が振られやすく感じる
・シートがやや硬い
・高速走行中の音がうるさい
・期待していたほど燃費が伸びなかった
まとめ
人気車だけあってさすがの高評価です。
購入者はやはりファミリーが多く、子供が生まれたから買い換えるという人が多いです。
デザインが可愛らしいのでママの日中の足にしている人も多く、ベビーカーも荷物も楽々たくさん詰めるので買い物や送り迎えに重宝しているようです。
男性にはカスタムのほうがかっこ良くて人気ですが、パパとママで口論になるかもしれませんね(笑)
一番の特徴であるピラーレスですが、中には「使いどころがない!」「助手席と後部席を一緒に開けないから無意味」などの声もありました。
でも、子供がいてパパが運転、ママが助手席、子供が後部席というケースにおいては、助手席と後部席を開けることが多くなりますよね。
そんな時にミラクルオープンドアは開口部が広くピラーが無いため、子どもや荷物を下ろすときに楽ちんなんです。
また、自転車などの大きな物を積むときもバックドアから入れるのではなく、横から入れられるのもいいかもしれません!
シートアレンジも豊富なので、いろんな使い道がありますよ。
燃費はカタログ値が28km/lですが「燃費が伸びない」という声が結構ありました。
普通の車も街でのストップ&ゴーが多いと燃費が伸び悩み、高速道路や信号がない道路だと燃費が良くなるのが当たり前です。
タントは普段の買い物や送迎で使うことが多いから燃費が伸び悩んでいるのだと予想されます。
スライドドアで室内も広々しているため小さな子供がいる家庭にはかなり重宝する車だと思います。
同タイプの車だとN-BOX、スペーシア、デイズルークスがあるので、実際に乗り比べて比較してみてもいいでしょう。
タントの実燃費
口コミでは「あまり燃費が良くない」という声がチラホラありましたが、実際の燃費はどのくらいなのでしょう?
ネットの燃費レポートを見て見ると平均実燃費は14~15km/lとなっています。
カタログ値が28.0km/lなので確かにあまり良くない数字です。
同タイプの車の中で一番燃費のいいのがスペーシアです。
最近、S-エネチャージを搭載してカタログ値が32.0km/lと軍を抜いています。
平均実燃費を見ても18.0km/lとかなりいい数字を出しています。
ライバルであるN-BOXはカタログ燃費25km/lで実燃費が15km/lくらいです。
N-BOXは他の車よりも馬力があるので燃費を犠牲にしていますが、実燃費だけ比べるとタントよりも上かもしれません。
車自体も大きく、スライドドア&センタピラー内臓で車重も重くなっているので燃費は仕方ないかもしれませんね。
タントの値引き相場は?1円でも安く買うための裏技とは
タントの目標値引き額は12万円です。
普通に交渉していると5万ぐらいでストップしてしまう事が多いので、ある程度の交渉が必要です。
交渉のコツは、ライバルであるN-BOXやスペーシア、デイズルークスを競合に当てることです。
本気で迷っているなら正直に話してもいいでしょうし、戦略としてN-BOXを競合に当てて
「僕はタントがいいのですが妻がN-BOXのほうがいいと言っているんでしょ。条件次第ではタントに流れそうなんですが・・・」
などと駆け引きしてみるのもいいかもしれません。
うまく交渉ができれば、オプションも含めた総額から15万円の値引きも可能ですよ!
あと、さらに安く買うためには今乗っている車を高く売ることがポイントです。
高く売るには、ネットで一括査定を利用することです。
下取りよりも買い取りのほうが高値がつくことが多いので、いくつかの業者に査定士てもらうと10万円以上の差が出るかもしれません。
ネットなら家から一歩も出ず、無料でたった1分の入力で10社ほどの業者に査定依頼ができるので便利ですよ。
中には23万円も高くなったという方もいるのでやらないと損かもしれません。
タントの魅力
圧倒的な開口部の広さを誇るタント
ダイハツの軽自動車「タント」がライバルと圧倒的に異なる点、それは開口部の広さではないでしょうか。
それを象徴しているのが「ミラクルオープンドア」です。
タントの左側には、センターピラーがありません。
加えて、後部ドアのオープン構造もスライド式となっています。
これによって、左側の前後のドアを全開にすると、なんと1490mmの開口部が出現するのです。
フロントのドアを閉じた状態であっても、タントは最大で605mmの開口部を実現。
ライバルのスペーシアは580mmと、タントがわずかながら広い結果となっています。
フルオープンにすることによって「チャイルドシートに子供を乗せるのが楽になった」など、喜びの声が続出です。
安全性能も充実しているタント
家族を乗せることが多いタントだけに、安全性能にも抜かりがありません。
比較的コストを抑えながら、タントの安全性能は進化をしております。
ダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシスト」が、さらに進化を遂げてタントに搭載されています。
4km/hから50km/hで走行中に前方に車両を発見すると、緊急ブレーキをかけてくれます。
車両に対する危険回避だけでなく、歩行者に対する衝突回避も充実。
4km/hから50km/hで走行中に前方に歩行者を発見すると、ブザーや警告灯で知らせてくれます。
タントの前方もしくは後方に障害物があって、そこからアクセルを踏もうとしても急発進しません。
レーダーが障害物を検知して、警告するとともに発進をゆるやかにしてくれるからです。
ターボエンジンが優れているタント
660ccという排気量の制限がある軽自動車ですが、タントはそれを補うかのようなターボが優れたエンジンです。
ライバルのスペーシアと比較をすると、タントの燃費は28km/L。
これに対してライバルのスペーシアの燃費は29km/Lと、タントの上を行っています。
両車とも、ノーマルエンジン以外にターボエンジンモデルを搭載していますが、こちらに関しては両方とも26km/L。
ターボエンジンに関しては、パワーや動力性能などにも不満はありません。
エンジンパワーを示す最大トルクは、ノーマルエンジンと比べて154%。
これに対して燃費性能は93%となっております。
つまり、タントはターボエンジンの燃費効率が良い車なのです。
ターボエンジンというと贅沢品のイメージもありますが、軽自動車に関しては実用的な選択肢です。