フィットのグレードって、たくさんあって選ぶのが大変ですよね。
そんなあなたのために、おすすめグレードを紹介します。
各グレードの違いも解説するので、あなた好みのグレードがきっと見つかりますよ^^
さらに、知らなきゃ損する税金情報もあるので、最後まで見逃せません。
フィットにはどんなグレードがあるの?
出典:フィット公式サイト
まずは、グレード一覧を見てみましょう。
グレード | 排気量 | 価格 |
---|---|---|
13G・F | 1,300cc | 1,428,840円 |
13G・F 特別仕様車 コンフォートエディション | 1,300cc | 1,461,240円 |
13G・L Honda SENSING | 1,300cc | 1,653,480円 |
13G・S Honda SENSING | 1,300cc | 1,790,640円 |
15XL・Honda SENSING | 1,500cc | 1,853,280円 |
RS・Honda SENSING | 1,500cc | 2,050,920円 |
13G・Modulo style Honda SENSING | 1,300cc | 1,890,000円 |
HYBRID | 1,500cc | 1,699,920円 |
HYBRID・F | 1,500cc | 1,815,480円 |
HYBRID・F 特別仕様車 コンフォートエディション | 1,500cc | 1,847,880円 |
HYBRID・L Honda SENSING | 1,500cc | 2,079,000円 |
HYBRID・S Honda SENSING | 1,500cc | 2,205,360円 |
HYBRID・Modulo style Honda SENSING | 1,500cc | 2,257,200円 |
全部で13種類もあるので、選ぶのも一苦労ですよね。
ちょっと待って、まだ決めるのは早すぎますよ。
ズバリ、おすすめグレードは?
せっかちなあなたのために、先におすすめグレードを紹介しちゃいますね。
これだ!
- ガソリン車:13G・L Honda SENSING
- ハイブリッド車:HYBRID・L Honda SENSING
良いところに気が付きましたね。
「L」はグレードの種類のことです。
他のグレードとは何が違うのか、詳しく解説していきますよ。
グレードの違いを分かりやすく解説
フィットのグレードには「F」「L」「S」の3種類があります。
それぞれ何が違うのか見ていきましょう。
グレードの違いは装備の違い
出典:フィット公式サイト
実は、装備(オプション)の違いによって価格差が発生しているんです。
一例として、下の画像を見てみましょう。
出典:フィット公式サイト
これは「13G・F」と「13G・L Honda SENSING」の比較表(一部)です。
同じ「13G」モデルでも、装備にこれだけの違いがあるんです。
「13G・L Honda SENSING」の方が標準装備が多いですよね。
では、分かりやすいようにガソリン車とハイブリッド車に分けて解説していきます。
おすすめグレード【ガソリン車】
出典:フィット公式サイト
先ほどの表を分けて、ガソリン車だけにしてみました。
グレード | 排気量 | 価格 |
---|---|---|
13G・F | 1,300cc | 1,428,840円 |
13G・F 特別仕様車 コンフォートエディション | 1,300cc | 1,461,240円 |
13G・L Honda SENSING | 1,300cc | 1,653,480円 |
13G・S Honda SENSING | 1,300cc | 1,790,640円 |
15XL・Honda SENSING | 1,500cc | 1,853,280円 |
RS・Honda SENSING | 1,500cc | 2,050,920円 |
13G・Modulo style Honda SENSING | 1,300cc | 1,890,000円 |
注目するべき点は下の2つ。
- 排気量
- 「Honda SENSING」
排気量の違いについて
まず排気量は、1,300ccと1,500ccの2種類あることがわかりますね。
これはグレード名の1番最初の数字「13」や「15」に表れています。
そうなんです。
実は後述するハイブリッド車は全て排気量が1,500cc。
しかも価格は1,500ccのガソリン車と同じくらいです。
ですので、あえてガソリン車で1,500ccモデルを選ぶ必要性は薄いでしょう。
Honda SENSINGについて
次に「Honda SENSING」についてです。
グレード名に「Honda SENSING」が含まれているものは、安全が標準装備されています。
「Honda SENSING」というのはホンダ独自の安全運転支援システムです。
自動ブレーキや誤発信防止など、危険から身を守ってくれる機能が盛りだくさん。
自分だけではなく相手の被害も抑えることができるので、あると便利どころか必須レベルです。
下の記事で詳しく解説していますよ。
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以上を踏まえて考えると、「13G・L Honda SENSING」がおすすめです。
コスパに優れて安全性も高いこのグレードを選んでおけば間違いないでしょう。
ちなみに「13G・L Honda SENSING」には、LEDヘッドライト・LEDフォグライトも標準装備されています。
出典:フィット公式サイト
出典:フィット公式サイト
LEDはハロゲンライトより明るいので、安全性はさらにアップします。
やはりガソリン車は、「13G・L Honda SENSING」で決まり!
おすすめグレード【ハイブリッド車】
出典:フィット公式サイト
今度はハイブリッド車のみの表を見てみましょう。
グレード | 排気量 | 価格 |
---|---|---|
HYBRID | 1,500cc | 1,699,920円 |
HYBRID・F | 1,500cc | 1,815,480円 |
HYBRID・F 特別仕様車 コンフォートエディション | 1,500cc | 1,847,880円 |
HYBRID・L Honda SENSING | 1,500cc | 2,079,000円 |
HYBRID・S Honda SENSING | 1,500cc | 2,205,360円 |
HYBRID・Modulo style Honda SENSING | 1,500cc | 2,257,200円 |
ハイブリッド車はガソリン車よりも割高です。
1番安いベースグレードの「HYBRID」を選んでしまいそうになりますが、それは危険。
「HYBRID」は「Honda SENSING」が標準装備されていません。
しかもオプションで付けることもできません。
1番燃費が良いグレードとはいえ、事故ってしまっては元も子もないですよね。
「あの時Honda SENSINGを付けていればこんなことには...」
と、後悔しても遅いのです。
ここはプラス30万円出してでも安全を買いましょう。
つまり、Lシリーズの「HYBRID・L Honda SENSING」がおすすめです。
ガソリン車のおすすめグレード「13G・L Honda SENSING」にはない特典は次の2つの装備です。
- 「本革巻ステアリングホイール」
- 「ブラックコンビシート」
室内がより豪華になりますね。
出典:フィット公式サイト
出典:フィット公式サイト
さらにオプションとして、上質な「プレミアムブラウン・インテリア」を選ぶことだってできるんです。
出典:フィット公式サイト
インテリアについて、詳しくは下の記事で紹介していますので併せて見てみてくださいね。
フィットの内装や質感はどんな感じ?カスタムすれば更におしゃれに!
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マニュアル好きな人にはコレもおすすめ
出典:フィット公式サイト
ここまで散々「~L Honda SENSING」グレードがおすすめと言ってきました。
しかし中には、
「マニュアル車に乗ってみたい」
と思っている方もいるのではないでしょうか?
そんな人たちは下記のSシリーズを選びましょう。
「13G・S Honda SENSING」
「HYBRID・S Honda SENSING」
他のグレードにはない特徴として、Sシリーズには「パドルシフト」があります。
出典:フィット公式サイト
これは手元で操作することで、手軽にシフトチェンジができるという機能です。
今までマニュアル車に興味はあったけど、難しそうで尻込みしていた人にはうってつけ。
「ああ、いま運転しているんだな」
という感覚に浸れますよ。
さらに、上り坂でうまくシフトチェンジをしたりすると燃費も良くなるという嬉しいおまけ付き。
運転に自信のある人はぜひ!
ガソリン車とハイブリッド車、選ぶならどっち?
ここまで読んでくれたあなたは、
という疑問が湧いてきているはず。
この2択は非常に難しく、一概に「こっち」とは言い切れないんですよね。
確かにハイブリッド車の方が燃費は良いです。
しかし、下の表を見るとガソリン車とハイブリッド車の価格差は約40万円。
グレード | 燃費 | 価格 |
---|---|---|
13G・L Honda SENSING | 24.6km/L | 1,653,480円 |
HYBRID・L Honda SENSING | 34.0km/L | 2,079,000円 |
この差を燃費だけで埋めるには、14~16万kmも走らなければなりません。
10年乗ったとしても、1年でおよそ1.5万kmは走らなければならない計算です。
1年で1.5万kmというと月に1,250km、1日41.6kmという計算になります。
片道30分以上の通勤&休日もドライブなどで使っているなら実現可能な数字でしょうか。
もしハイブリッド車を検討しているのなら、燃費だけで比較してはいけません。
乗り心地や静粛性なども加味して考える必要があります。
ただ個人的には、ガソリン車よりも高く買い取ってもらえるハイブリッド車を推します。
いいえ、理由はそれだけではありませんよ。
排気量の違いで税金が変わる?
どのグレードを選ぶかによって、払う税金の額も変わってきます。
具体的に言うと、ハイブリッド車の方が節税効果が高いです。
まずは自動車税から見ていきましょう。
総排気量 | 税額 |
---|---|
1リットル超~1.5リットル以下 | 34,500円 |
フィットには総排気量が1.3リットルと1.5リットルの2タイプあります。
上の表と照らし合わせると、税額は両タイプとも34,500円で一緒です。
つまりガソリン車でもハイブリッド車でも、自動車税は同額なのです。
では何が違ってくるのでしょうか?
エコカー減税を利用して節税しよう
フィットのハイブリッド車はエコカー減税が適用され、購入時に払う取得税と重量税が免税になります。
(ガソリン車の場合は減税にとどまります)
出典:フィット公式サイト
免税ですよ。払わなくて良いんです。
しかも、翌年の自動車税が75%も安くなるという嬉しいプラス効果まであります。
計算してみましょう。
答えは、156,330円です。
これだけあれば、家族旅行に行けますよ。
美味しいものだって食べ放題。
まあ、使い道は人それぞれです。
まとめ
ここまで読んでくれたのなら、もうフィットのグレード選びには迷うことはないでしょう。
最後に大事なまとめです。
- おすすめグレードは、Lシリーズ
- マニュアル車が好きならSシリーズもあり
- ガソリン車とハイブリッド車なら、ハイブリッド車がおすすめ
- ハイブリッド車のエコカー減税額はバカにできない
車は高い買い物だからこそ後悔したくありませんよね。
後悔しない車選びは、グレード選びから。
では、良いカーライフを(^^)/~~~