なんて思ってませんか?
それは大間違い。
コンパクトカーとは思えないくらい、内装が広々としているところがフィットの特徴です。
また、工夫次第で車内をさらに豪華にドレスアップすることもできちゃいます。
そこで今回は、フィットの内装とカスタムについて詳しくご紹介しますよ。
運転が楽しくなる!インパネ
まずはインパネ(計器類が設置されるパネル)をご紹介します。
ガソリン車とハイブリッド車で若干異なるので、分けて見てみましょう。
ガソリン車
出典:フィット公式サイト
ちょっと見づらいですが、ハンドル付近にあるメーター類に注目です。
中央にスピードメーターが配置され、左隣にタコメーターがあります。
この配置は、ホンダの車に乗っている人なら馴染み深いですよね。
タコメーターは、変速するときにエンジン回転数を確認するためにあります。
ですがAT車は自動で変速するため、わざわざ確認する必要はないんですよね。
個人的には、タコメーターがあった方が、より運転している気分になれるので好みです。
「必要はないけれど、なければないで何か寂しい。」
と思っている人がいるから、今でも残っているのかもしれませんね。
さて、もう一つ注目してもらいたいものがあります。
シフトレバーです。
こちらもまた、車に乗っている人には馴染み深いデザインになっています。
ストレート式と呼ばれる、レバーを上下に動かすタイプのものです。
以上を踏まえて、次はハイブリッド車のインパネを見てみましょう。
ハイブリッド車
出典:フィット公式サイト
大きな違いとして、ハイブリッド車にはタコメーターがありません。
ガソリン車でタコメーターがあった場所には、パワー/チャージメーターがあります。
これはエネルギーの出力や回転状況を表示してくれるもので、全てデジタル表示になっています。
さらにシフトレバーを見てください。
ガソリン車と比べて、シルバー&ブラック調でスタイリッシュなデザインになっています。
こうして見ると、
ガソリン車は今まで通りの馴染み深いデザインで、自然に運転できる。
ハイブリッド車は近未来感を演出していて、目新しいデザインが目を引く。
という特徴を持っていることがわかります。
インパネだけでガソリン/ハイブリッドを決めるのは早すぎますが、絶対に参考にはなるので覚えておいてくださいね。
室内の広さはどれくらい?
出典:フィット公式サイト
フィットの特徴として、コンパクトカーでありながら広々とした室内を実現しているという点が挙げられます。
なぜそこまで広いのか、ご存知ですか?
出典:フィット公式サイト
上記画像のように、通常は後席下にある燃料タンクを前席下に移動させています。
「センタータンクレイアウト」と呼ばれるこの配置は、ホンダが特許まで取得している技術の結晶。
このおかげで室内が広くなるだけでなく、後述するシートアレンジも自由自在にできるようになっています。
出典:フィット公式サイト
ほら、くつろいで読書だってできちゃいますよ。
出典:フィット公式サイト
女性や子供なら、足を組むことだって可能。
まさに、皆にフィットする車ですね。
シートや内装色が気になる!
内装の雰囲気を決めるのはシートや色使いと言っても過言ではありません。
ということで、ここでは全6種類のインテリアカラーをご紹介します。
あなた好みのカラーもきっと見つかるはず!
ブラック
出典:フィット公式サイト
オーソドックスな色調のブラック。
シンプルイズベストとはまさにこのこと。
どんなシーンでもマッチするのが良いところですね。
飽きもこないので、迷ったらこのカラーを選んでおけば間違いありません。
ブラック(コンビシート)
出典:フィット公式サイト
「普通のブラックと何が違うの?」
と思うかもしれませんが、シートのサイド部にプライムスムースを使用しています。
プライムスムースというのは、レザー調の合成素材のことです。
普通のブラックよりも高級感に溢れていますよ。
ブラック×オレンジライン
出典:フィット公式サイト
スポーツタイプのフィットRS専用カラーです。
オレンジが良いアクセントになっていますね。
さらに、シートの座面と背面には布地を使用しているので、ずっと座っていても体がズレることがありません。
スポーティに乗りこなせますよ。
ニュアンスブラック
出典:フィット公式サイト
ハイブリッド専用のカラーです。
ブラック調ではあるものの、遠くから見るとゴールドやブラウンにも見え、高級感を演出しています。
座面に布地を使用しているので、快適なドライブが楽しめそうです。
ブラック×グレーライン
出典:フィット公式サイト
ハイブリッド車の最上級グレードにのみ適用できるカラーです。
随所にグレーを配色することにより、上質な車内を実現しています。
これコンパクトカーの車内ですよ。信じられますか?
しかし、さらに上をいくオプションもあるのです!
特別なプレミアムブラウン・インテリア
出典:フィット公式サイト
フィットの中でも最上級のインテリアカラー。
それがこの『プレミアムブラウン・インテリア』です。
有料オプション(55,400円)ではあるものの、明らかに他のカラーとは次元が違います。
さらに、画像を見てお分かりのように、ハンドルやドアにまでブラウンが配色されているんです。
1つどころか2つ3つ上を行くフィットにしたいなら、ぜひご検討を。
まるで高級外車に乗っているような優越感に浸れるでしょう。
便利な収納スペース
ちょっとした物を置くのに便利な収納スペース。
もちろんフィットにも備えてあります。
前席と後席に分けて見てみましょう。
前席の収納スペース
前席には、運転中にあると助かる収納スペースがズラリとあります。
ドリンクホルダー
出典:フィット公式サイト
車内になくてはならないドリンクホルダー。
フィットのドリンクホルダーは開閉式になっており、畳んだ状態ではスマホも収納できるスグレモノ。
運転中はもちろんスマホを触ってはダメですが、車を止めてお店の情報を見たいとき等にパッと取り出せるのは便利!
そうでなくても、何となくスマホは近くに置いておきたいですよね。
センターコンソールポケット(13G/ハイブリッドのみ)
出典:フィット公式サイト
サイドブレーキ付近にも、ドリンク1個を置けるスペースがあります。
加えて、鍵や小銭などのちょっとした小物も置けるんです。
コインパーキングで料金を払う時などに活躍しそうです。
運転席・助手席の両方の人に使えるのも嬉しいですね。
アームレスト付センターコンソールボックス(13G/ハイブリッドを除く)
出典:フィット公式サイト
蓋になっているアームレストを開けると、サイズの小さい書類や免許証などを収納できるスペースが出現します。
大事な車検証や免許証を入れても良いですし、薄い本であれば問題なく収納できます。
普段は蓋をしている状態なので、書類が汚れないのも良い点ですね。
フロントコンソールボックス
出典:フィット公式サイト
なんとシフトレバー付近にもドリンクホルダーが。
夏場など、水分を多く摂取しなければならない時には何よりも嬉しいですね。
ドリンクだけでなく、ご覧のように小さめの財布まで収納できちゃいますよ。
ボトルホルダー&ドアポケット
出典:フィット公式サイト
これでもか!と言わんばかりに、ドアポケットにもドリンクを置けます。
さらにココにも書類などを収納できます。もはや至れり尽くせり。
もちろん運転席と助手席の両方に備わっています。
グローブボックス
出典:フィット公式サイト
助手席前に備わっている、開閉式のボックスです。
ココになら、ちょっと大きめの物も楽に収納できるでしょう。
また、書類などを挟んでおけるベルトもあるので、
「紙を入れたら、中でバラバラになっちゃった!」
という事態を防げます。
後席の収納スペース
前席だけではありません。
もちろん後席にも便利な収納スペースはあります。
ドリンクホルダー
出典:フィット公式サイト
後席にも当然必要になってくるドリンクホルダー。
ドアポケットに、ペットボトルがスポッと入るスペースがあります。
ただし、左右のドア2つにしか備わっていないため、後席に3人乗った時は全員分のドリンクを置けません。
そういう時は、前席のドリンクホルダーを借りると良いでしょう。
先ほどご紹介したように、前席にはドリンクホルダーが多めに設置されていますからね。
車の運転ではないですが、譲り合いの心が大事です(笑)
シートバックポケット(ハイブリッドを除く)
出典:フィット公式サイト
助手席の後ろに、書類や雑誌などを収納できるスペースがあります。
運転席から手を伸ばせば取れる位置なので、私はココにナビの説明書を入れています。
サッと取り出せるので便利ですよ♪
コートフック(ハイブリッド/13G・Fを除く)
出典:フィット公式サイト
後席右側に、コート類を掛けられるフックが備わっています。
コンパクトカーなのにコートを掛けられるという贅沢!
広々とした車内が特徴のフィットならではですね。
トランクも広々!
出典:フィット公式サイト
車内も広いけど、トランクだって広々なのがフィットの良いところ。
ご覧のように、通常の状態でもスーツケースが4個も入るんです。
家族4人での旅行時にも大活躍!
しかし、コレで驚いてはいけません。
ここからがフィットの真骨頂です。
シートアレンジで使い方さらに広がる
タダでさえ広い荷室が、シートを倒すことによってさらに広がります。
しかも倒し方も自由自在。
一つずつ見ていきましょう。
ユーティリティ・モード
出典:フィット公式サイト
後席をたたむと、ご覧のように自転車だって収納できちゃいます。
まるでSUVのような使い方ができるんですね。
ロング・モード
出典:フィット公式サイト
このように、左側だけを倒すことも可能。
サーフボードだって楽々置けます。
ちなみにスキー板も余裕で置けますよ。
夏でも冬でも大活躍すること間違いなし!
トール・モード
出典:フィット公式サイト
後席をたたむのではなく、座面を後ろにはね上げるようにすると、その分高さのある荷物も置けるようになります。
出典:フィット公式サイト
さすがに観葉植物を運ぶ場面はそんなにないでしょう(笑)
しかし、例えばIKEAなどで買った家具を持ち帰る時なんかに活躍しそうですね。
「コンパクトカーだから、積めるか心配だなぁ...」
なんて考える必要がなくなります。
改造しておしゃれにドレスアップ
ここまでフィットのインテリアをご紹介してきましたが、
「もっと自分好みにカスタマイズしたい!」
と思っている人もいるのではないでしょうか。
そんな欲張りな人には、内装を変えられるオプション品はいかがでしょうか。
ホンダ純正パーツ
ホンダ純正オプションは、車購入時にいっしょに注文できるので初心者の方にオススメ。
ステアリングホイールカバー(7,560円)
出典:フィット公式サイト
合皮製でベージュ色なので、手軽に高級感を演出できます。
質感も手にしっかり馴染むので、運転中の快適さもアップ。
シートカバーフルタイプ(37,800円)
出典:フィット公式サイト
実は、フィットには一つ弱点がありました。
それは、ボックスティッシュが車内に置けないということです。
しかしこのシートカバーを取り付ければ、
出典:フィット公式サイト
ご覧のように、ティッシュカバーが付属しているので楽々取り付けができます。
しかも、スマホを収納できるポケットまで付いてくる!
もう運転席だけの特権ではありませんよ。
自由にスマホを出し入れしちゃいましょう。
むしろ後席の方が快適になる可能性も?
それだけではなく、一つ前にご紹介したステアリングホイールカバーと合わせれば、一気にポップな室内に大変身!
インテリアLEDパッケージ(43,200円)
出典:フィット公式サイト
出典:フィット公式サイト
出典:フィット公式サイト
下記3種のオプションをセットにしたものです。
- スピーカーイルミネーション(21,600円)
- センターコンソールイルミネーション(21,600円)
- フットライト(10,800円)
LEDの光のおかげで、車内が一気に明るくドレスアップ。
夜間でもオシャレに演出してくれます。
さらに嬉しいことに、それぞれ単体で購入するよりも10,800円安く手に入るんです。
出典:フィット公式サイト
上記画像のインテリアパネルというオプションがちょうど10,800円です。
このように、浮いたお金で他のオプションを付けるのも賢い選択ですよね。
「無限」パーツで組み合わせ無限大
出典:無限公式サイト
「無限 MUGEN」とはホンダのカスタムパーツを専門に開発するブランドです。
唯一無二の、自分だけのフィットに変身させたい人にはうってつけのパーツばかりを取り揃えています。
アシストメーター(140,400円)
出典:無限公式サイト
水温・湯温・油圧メーターのセットです。
運転に必須となるメーターではないものの、フィットが一気に「プロ仕様」へと様変わり。
さらにこのメーター、
出典:無限公式サイト
出典:無限公式サイト
ブルーとレッド、2通りのイルミネーションに輝かせることもできます。
「夜になったら、せっかく付けたメーターが見えなくなるんじゃ...」という心配も無用です。
10万円超えのこのオプション、気になる人は自分の懐事情と相談したうえで決めましょう。
カーボンルームミラーカバー(19,440円)
出典:無限公式サイト
その名の通り、カーボン素材を使用したルームミラーカバー。
運転席からは直接見ることはできませんが、すれ違う車から注目の的になること間違いなし。
「あれ、今すれ違ったのってフィットだよね?あれ?」
と、2度見されちゃうかも(笑)
それくらい、外から見たら目立ちます。
カーボンセレクトノブ(19,440円)
出典:無限公式サイト
アルミニウムとカーボンをあわせた素材を使用したシフトレバーカバーです。
つい見た目に目がいきがちになりますが、握りやすいようにサイズ調整されているため、操作性もバツグン。
決して派手さがウリなだけの商品ではありません。
まとめ
フィットの内装について、箇条書きでまとめていきますよ。
- インパネをスタイリッシュにしたいなら、ハイブリッド車を選ぼう
- 室内の広さはコンパクトカーとしては申し分なし
- 内装色は全6種から選べる
- 収納スペースで困ることはほぼない
- トランクは大きいうえに、シートアレンジで大抵の荷物は積める
- オプションを選べばさらに自分好みのフィットにできる
くどいようですが、フィットはコンパクトカーです。
にも関わらず、車内は広く、高級感あふれる仕上がりになっています。
コンパクトカーの常識を覆したフィット、あなたもぜひ。