サンルーフの搭載された車も人気を集めています。
天井からも光を取り入れることができるので、車内をより明るくできます。
また、開放感もありますので車内をより広く見せられるでしょう。
さらに、サンルーフを開閉することによって、外の空気を自在に取り入れられるので、うまく利用できれば車内をより快適なものとすることができます。
ですが、サンルーフが故障してしまうというトラブルも少なくありません。
その原因はどんなものなのでしょうか?そして、対策を打つことはできるのでしょうか?
ここではサンルーフの故障について考えてみたいと思います。
サンルーフのさまざまなトラブルの原因をチェック
体的にサンルーフには、どんなトラブルが起こるのでしょうか?
サンルーフで多い故障は以下のものです。
- 雨漏り
- 閉まらない
- 開かない
- 異音
「開閉できない!」という場合、もしかしたら簡単に解決するかもしれません。
以下の方法を試してみてください。
ロックがかかっていませんか?
もしかしたら、ロックがかかっているだけかもしれません。
ロック解除ボタンを押して見ましょう。
解除ボタンが見当たらない・・・。という方は、説明書を確認してみましょう。
ガラスがくっついてるかも?
しばらく開けていないと、ガラスが張り付いてしまうことがあります。
手で押しながら開けてみましょう。
上記2つでダメなら故障です。
ディーラーに持っていって見てもらいましょう。
ディーラーに持っていく前に、修理費がどのくらいかかるのか不安があると思います。
症状や原因別に修理費をまとめました。
雨漏り
サンルーフで多いのが雨漏りです。
ひと昔前の車に搭載されたサンルーフの場合、雨漏れを起こしてしまうことはかなりありました。
雨漏りが嫌でサンルーフを避けているという方もいるほどです。
現在ではかなり対策が打たれていますので、雨漏りをすることはあまりなくなっています。
ですが、それなりの年数が経過するとパッキンやゴムパッキン(シーリング)の劣化によって雨漏りが起こることもあります。
雨漏りは、ちょっとした手入れで修理することができます。
窓の周りが劣化してきたと感じたら、その時点で修理するようにしましょう。
雨漏りへの対策
前述の通りシーリングのやり直しなどによって対策することができます。
費用は、シーリングの劣化具合やサンルーフのタイプによっても異なりますが、高くても数千円程度でしょう。
工賃を入れても1万円程度で済むと思います。
また、最近では自分でシーリングできるキットなども売られています。
自分で挑戦してみたいという方はこういったキットを使用してみてはいかがでしょうか?
車が好きで自分でいじりたい!という方はやってもいいと思いますが、面倒くさい方はディーラーに頼ったほうが確実でしょう。
自分でやろうという方はこちらのブログが参考になるかもしれません↓
開閉できない
サンルーフが開閉できなくなってしまうというトラブルも少なくありません。
開いたままにしておくと、防犯上も心配ですし、雨が降ったときには車内がビチョビチョになってしまいます。
まずは、先程書いたようにロックの解除とガラスを押しながら開けてみることを試してみてください。
それでもダメなら、電源やモーターなどの故障が考えられるでしょう。
サンルーフは窓以上にしっかりとはめ込まれています。
それを開閉するのですから、かなりのパワーが必要となります。
そのため、負荷も大きなものとなりますので、長くしようしている中でモーターやギアなどが破損してしまうこともあるのです。
特に屋根付近は、夏場などにかなり高温になりますので、窓のパワーウインドウよりも劣化しやすくなるのです。
もちろん、近年の車の場合ある程度の対策は打たれていますので、数年で劣化してしまうようなことはありません。
ですが10年も経過すると劣化によって何らかのパーツが破損してしまうこともあるのです。
応急処置
もし、サンルーフを開いた状態で動作しなくなってしまった場合、どうすれば良いのでしょう?
サンルーフの多くは手動でも開閉が可能となっていますので、まずは手で閉めることができないのかを確認してみましょう。
手動で閉めることができても、手動では開かない構造になっているものも少なくありません。
ですので、閉めることができても、できるだけ早く修理工場などに持ち込んでください。
動力部トラブルへの対策
動力部のトラブルの場合、部分的な修理でいいのか、モーターなどを交換しなければならないのかによって費用には幅があります。
工賃を含めて3~8万円程度でしょう。
また、外車や特殊なタイプの車の場合、より費用が高くなってしまうケースがあります。
3~8万円というとかなり幅がありますよね・・・。
ぶっちゃけ言ってしまうと、「見積もりを取ってみないとわからない」ということです。
ディーラーに行けば新品との交換になるので費用も高くなります。
整備工場などでは中古品があるかもしれないので、知り合いなどがいれば確認してみると良いでしょう。
異音がする
異音がする、動作が重いといった場合、グリスをさすことによって改善することができるかもしれません。
その場合の費用は、数千円程度で済みます。
しかし、そのまま放置すると動力部の破損などに繋がることもありますのでできるだけ早く対策を打つようにしましょう。
異音がしたら、ディーラーなどに持っていって診てもらうのが一番でしょうね!
安全装置の誤動作
サンルーフにももちろん安全装置が備えられています。
これが何らかの理由で誤作動を起こし、動作しなくなってしまうことがあります。
完全に動かなくなってしまったわけではないものの、明らかに動作が遅くなってしまったり異音が出たりする場合は、グリス切れが原因かもしれません。
そのままの状態で使用し続けると、ギアなどの破損の原因になります。
また、動きが鈍くなってしまったことによって安全装置が誤動作してしまうこともあります。
ものが挟まっているなら、それをどければいいだけですが、なにもないのに安全装置が作動するのはやはり故障です。
ディーラーに持っていきましょう。
まとめ
このように、同じサンルーフの故障であっても原因はさまざまなのです。
車に詳しくない場合、自分でできることは殆どありません。
- ロックの解除
- 手で押して開けてみる
これでダメならディーラー行きです。
修理費用は、症状によってかなり変わってきます。
シーリングなどの交換であれば1万円程度でできるでしょう。
グリスを足すくらいならさらに安く済むでしょう。
しかし、モーターや電源などの電気系統の故障であれば、結構な金額がかかります。
5万円以上かかると思っておいたほうが良いですよ。
買い替えも検討?
サンルーフが故障するというのは、けっこう古い車に乗っているのではないでしょうか?
故障をきっかけに、「買い換えようかな」と思う方も多いはずです。
買い替えを検討しているなら、まずは愛車がいくらで売れるのか調べてみましょう。
たとえ、サンルーフが故障していても高く買い取ってくれる業者がいるはずです。
むしろ、サンルーフがついているということでプラス査定になるかもしれません。
ディーラーでの下取りはダメですよ。プラス査定も期待できないし、安く買われてしまう可能性が高いです。
愛車を高く売れば、次の車の頭金が浮くかもしれません。
高く売るには複数の買取業者に査定をしてもらうのが一番です。
ネットで無料見積もりができるので、買い替えを検討している人はやってみてくださいね。
僕の11年目のセレナはディーラーで10万円と言われましたが、一括査定で28万円の価格が付きました♪