1979年に生まれ、スズキの代表的な軽自動車として活躍してきたアルト。
この35年間で483万台もの売り上げを誇っています。
あ、ちなみにアルトくんはぴょん吉と同い年ですね(興味ないw)
そんなアルトの歴史を見てみると、アルトバン・アルトウォークスルーバン・アルトスノーライナー・アルトターボ・アルトツインカム12RS・アルトワークス・アルトハッスル・アルトエコと派生車種もたくさん生まれている。
そして2014年12月にフルモデルチェンジをして8代目がデビューしました。
新型アルトになり、プラットフォームを新しくして強く、静かに、安全に、快適にとパワーアップしました。
また、軽自動車の中で燃費No1の37.0km/lを実現しています。
そんな新型アルトの評判を徹底調査したので、買おうかな?と思っている方は参考にして下さい。
新型アルトってどうよ?実際買った人の口コミまとめ
フルモデルチェンジをしてパワーアップしたアルト。その実力はどんなもんなんでしょう?
実際に新型アルトを購入した方の生の声を集めてまとめたので、これから試乗に行く人、購入を迷っている方は参考にしてくださいね!
Good
・軽くて軽快な走りをして安定感がある
・AGSのできが良くて意外と楽しい
・意外とパワーがあって出足もスムーズです
・安い!100万円そこそこで買えるのはいい
・シンプルイズベスト!ですね。
Bad
・価格は安いが内装の作りが貧相
・エンジンは静かですがロードノイズがかなり入ってきます
・後部席がスライドしないし、2分割もできないので不便
・荷台の下にも小さな収納があるが発泡スチロールでビックリ
まとめ
利用シーンやターゲットは限られて来るかもしれませんが、その層からの評価はかなり高いものになっています。
最近の軽自動車は、背が高く室内も広いものが主流になってきています。
しかし、アルトは軽量で室内は必要最小限の大きさになっています。
このため、通勤などの一人で乗ることが多い方におすすめです。
デザインは好みがあるので好き嫌いが分かれそうですが、最近は見慣れてきて可愛いらしく思えてきました。
今回のフルモデルチェンジで、先代よりも60kgのダイエットに成功していて、出足や坂道でもストレスを感じないようです。
エンジン音も静かで、坂道でベタ踏みしてもエンジンが唸らない!などの声もありました。
ただ、エンジン音は静かだがロードノイズがうるさい!という不満の声も多くありました。
遮音性も高まったとは言うものの、気になる方もいるようなので試乗でしっかり確認したいところです。
また、車内は必要最小限の広さなので、背が高い方は頭が当たるかも知れませんし、後部席にのると膝が当たることもあるかもしれません。
荷台も小さくて大きな荷物は積めません。
後部席はスライドしないし、2つに分けて倒すなどのシートアレンジもできないので、3人以上で乗って荷物も・・・となるとかなり不便でしょう。
アルトで3人以上乗車するのは非常時くらいなのでそこは重要ではないのかな?と思いますが。
また、質感についてもあまり期待してはいけません。
「100万円台で買える軽自動車」ということを考えたら、シートや内装は納得できるものだと思います。
アルトには4つのグレードが用意されています。(RSとバンを除く)
グレードFには5MTや5AGSといったトランスミッションも用意されています。
AGSというのはオートギヤシフトの略で、ミッションの操作を自動でやってくれるものです。
オートマ限定免許の方でも運転ができるし、CVTとは違った感触で運転していて楽しいみたいですよ。
試乗車があればぜひ試乗してみたいですね!
価格は847,800円~1,245,240円と軽自動車の中でも低価格です。
1人で乗る方やセカンドカーとして考えているなら、非常におすすめの軽自動車です。
アルトの実燃費はどのくらい?
軽自動車No1の低燃費を誇るアルト。(2015年9月現在)
カタログ燃費は37.0km/l(JC08)とアクアと同等の数字です。
では、実際にはどのくらいの燃費が出るのでしょう?
口コミや燃費レポートを見て大体の平均値を出してみました。
新型アルトの平均実燃費は24.6km/lです。
街中なら約22km/l、高速では約29km/lという数字になりそうです。
燃料タンクは27Lなので、満タンで650km以上走る計算になります。
通勤用には持って来いですね!
ただ、グレードによって燃費は違うのでご注意を。
グレードごとの燃費については後述します。
アルトの魅力
アルトのグレード一覧表
グレード | 燃費 | 価格 |
---|---|---|
F | 25.2~29.6km/l | 847,800~975,240円 |
L | 33.2~37.0km/l | 894,240~1,021,680円 |
S | 33.2~37.0km/l | 102,240~1,102,680円 |
X | 33.2~37.0km/l | 1,134,000~1,245,240円 |
ターボRS | 33.2~37.0km/l | 1,293,840~1,415,880円 |
ガソリン車ナンバーワンの低燃費
スズキの軽自動車「アルト」、その最大の特徴は圧倒的な低燃費でしょう。
徹底的に燃費を追求してきた、ライバルのミライースは35.2km/Lの燃費なのに対して、アルトは37km/L。
この数値は、ガソリン車で世界ナンバーワンとされており、ハイブリッドカーのアクアにも迫る勢いです。
しかし、アルトのすごいところは、これでもさらに「伸びしろ」を残している点です。
ミライースは、ダイハツの持つすべての低燃費技術の結晶ですが、アルトはひたすら燃費を追求してはいません。
実はアルトには、スズキの代表的な低燃費技術である「S-エネチャージ」が搭載されていないのです。
もしライバルが新たなエコカーを出してきても、S-エネチャージという奥の手を隠し持っているのですから、強いですね。
特徴的なエクステリア
従来のミラとアルトは似たエクステリアでしたが、新型アルトは明らかにミラとは一線を画したエクステリアです。
ミライースが卵型なのに対して、アルトは箱形のエクステリアを採用してきました。
「かつてのアルトワークスを彷彿とさせる」との声も多いエクステリアは、男性ファンの心もつかみつつあります。
四角のヘッドランプなども、2代目アルトを彷彿とさせます。
卵型ではキュートすぎて乗りにくかった男性も、箱形のアルトなら乗ってみたいと思うでしょう。
面白いのがカラーリングで、アルトでは2トーンカラーリングモデルもあります。
普通の2トーンですとルーフだけが異なるカラーなのですが、アルトの2トーンはリアゲートのみが異なるカラーです。
一見塗り残しとも思える2トーンは、新たなアルトらしさを演出しています。
走行性能も優れている
シンプルであることを目指した新型アルトですが、走行性能も優れています。
そもそも、技術に頼らず低燃費を実現できた背景には、軽量化もあります。
従来のアルトよりも60キロ(ミライースよりも80キロ)軽量化しています。
それでいて、剛性や衝突性能などの安全性や、静粛性や走行性能もアップさせてきたのです。
ラゲッジスペースも、ミライースよりもアルトの方が一回り大きくなっております。
燃費追求に終始していないアルトには、ターボエンジンモデルのRSがあります。
しかし、ノンターボモデルも売れ行きは好調です。
アルトRSには、マニュアルシフトもありませんし、17インチのホイールもありません。
このことからも、アルトにはスポーツモデルの「アルトワークス復活」という隠し玉があるとされています。
タイプ別に軽自動車を比較ランキングしたので参考にして下さい。
→軽自動車人気ランキング!人気度や燃費、デザインでタイプ分けしました
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