ハスラーは軽自動車。
でも、「車中泊がしたい!」というあなたへ、快適に過ごすためのアレコレを紹介します。
知っているのと知らないのでは、月とスッポン!
いざ車中泊!となったときに、スマホとにらめっこ状態のお父さんと、何も見ないでテキパキ動くお父さん。
さて、子供に尊敬されるお父さんはどっちでしょう?
ぜったいに後者ですよね。
家族に頼りにされるカッコいいお父さんになるために、車中泊に必要な知識やグッズを知っておきましょう!
ハスラーをフルフラットにしてみたら…。
ハスラーをフルフラットにする方法が、動画で紹介されています。
百聞は一見に如かず…見ておいてください。
車中泊での心配事といえば、荷物の置き場所。
せっかくフルフラットにしても、そこに荷物を置いてしまっては狭くなります。
でも、ハスラーなら動画のように、外したヘッドレストや荷物をシートの下に収納できるんです!
これで荷物の問題は解決ですね。
ちなみに、フルフラットにしたときの有効サイズは以下の通りです。
- 車内長 約190cm
- 車内幅 約100cm
- 車内高 約85~95cm
車内長が190cmもあれば、高身長の男性もゆったり過ごせますね。
【注意】仕様ごとに変わる、車中泊できる人数
グレード | 推奨人数 |
---|---|
Jターボ/J | 2人 |
Gターボ/G | 2人 |
A | 1人 |
ハスラーをフルフラットにする方法は、動画で紹介しました。
しかし、Aだけは運転席側をフルフラットにできません。
なぜなら…以下の機能が付いていないんです。
- 運転席シートリフター
- 左右独立リヤアシートスライド
つまり、運転席をシートリフターで上げて、リヤシートと高さを合わせることができません。
また、運転席の背もたれを倒したとしても、動かすことのできないリヤシートにぶつかってしまいます。
運転席側はフルフラットにできないので、Aでの車中泊は1人が限界。
先ほど紹介した動画とは異なるため、シートの倒し方を説明します。
Aで車中泊する方法
- 助手席の背もたれを前に倒す
- リアシートの背もたれを前に倒す
※デコボコで寝づらいので、マットで段差を埋めましょう
夫婦や親子で、広々と車中泊したいなあ…というあなた!
Aは選ばないでください。
グッズをそろえて車中泊をより快適に!
出典:ハスラー公式ホームページ
フルフラットになっても、しょせんは車。
思うほど平らにはならないので、多少デコボコしています。
やはり、自宅のベットで寝るのとは快適さが段違い。
ならば揃えましょう!
自宅のように過ごせる快適グッズ。
- ベッドクッション
- カーテン、シェード
- テーブル
- タープキット
快適グッズがあれば、ハスラーはあなたの部屋に早変わりです。
マットを使おう
出典:ハスラー公式ホームページ
フルフラットになるとはいっても、段差はつきものです。
長く寝ていると、背中や腰が痛くなるのはもはや宿命といえるでしょう。
痛みを回避するために、ベッドクッションを敷きましょう。
画像はハスラーの公式グッズなので、サイズはぴったりです。
段差をうまくカバーしてくれて、ゴツゴツした感じがなく快眠できます。
他にも、楽天市場などで似たような商品が15,800円~販売されています。
車中泊を想像しながら選ぶのも楽しいですね。
カーテン、シェードでプライバシー保護
知っていますか?
人間は…昼間の太陽の光と、夜の暗闇がないと体調を崩してしまうのです。
なぜなら、体内時計がくるってしまうから。
夜間の車のライトでも同じことが起こります。
夜にしっかり寝れないと、運転中に睡魔がおそって大事故に…。
そうならないために、カーテンやシェードで外の灯りをシャットダウン!
同時に外からの視線もシャットダウンしましょう。
まずは、カーテンを紹介します↓
出典:ハスラー公式ホームページ
カーテンのいいところは、かさばらない!
元々窓に取り付けておくものなので、必要ないときはまとめておけばいいんです。
ただし、フロントガラスに付けられないので、バックドアやリヤ左右窓だけなのが残念ですね。
そんなカーテンの欠点を補ってくれるのが、次に紹介するシェードです↓
出典:ハスラー公式ホームページ
カーテンを付けられないフロントガラスや、フロント左右窓にも付けることができます。
もちろん、バックドアやリヤ左右窓にも付けられます。
ただし、カーテンのように付けたままにはできないので、不要なときは荷物になるのが欠点。
なので、個人的にはカーテンとシェードの両方使いをおすすめします。
フロント部分はシェードを使い、バックドアやリヤ左右窓はカーテンを付けておく。
ドライブしていると、遊び疲れた子供たちが後部座席でぐっすり…なんてことがよくありますよね。
そんな時でもカーテンをつけていれば、太陽に邪魔されず寝かせられます。
テーブルでお茶しよう
ちょっとお茶するだけなら、ラゲッジボードが十分テーブルの代わりになります↓
出典:ハスラー公式ホームページ
キャンプの夜、ランタンの灯りの中、虫の声を聴きながらゆっくりとコーヒータイム…素敵です。
ただし、耐荷重が2.0kgなので重いものは載せられません。
PCやポットを置きたい人には、こちらの動画がとっても参考になります↓
ハスラーのテーブル、DIYが得意な方は是非チャレンジしてみてください。
タープキットで日影を作ろう
出典:ハスラー公式ホームページ
カーテン&タープキットは、車中泊に絶対必要なものではありません。
ただ、あるととっても便利。
これさえあれば、テントがなくてもキャンプを楽しめます。
日影を作ることができるので、ちょっと外にベンチを置いてゆっくり…なんてこともできます。
さらにカーテンが付いているので、虫が入ってきて「キャー!」と叫ばずにすみます。
テントは案外かさばるもの。
テントの代わりにタープキットを積み込んで、余ったスペースにちょっといい枕を持参しましょう。
これで服を丸めたり、バックで代用した枕からおさらばできます。
みんなの意見をきいてみよう
車中泊に関する口コミは少ないですが、まとめてみました。
- 前座席を後ろに倒したところに大きな段差があるため、段差を埋める工夫が必要。
- フルフラットにしても段差があるので、座布団や段ボールなどで段差をなくして、さらにマットが必須。
- シートアレンジが多彩で、いろんな楽しみ方ができる。
やはり、皆さん段差を気にしていますね。
でも、この欠点は先に紹介したベッドクッションで解決できます。
さらに快適にするために…オーナーさんたちは色々な工夫をしています。
- ベッドクッションの上に、さらにマットレスを重ねる
- エアーベットを使う
- 季節に合わせた寝袋を準備
マットレスを敷くと寝心地は最高になる反面、かさばるのが難点ですね。
一方、かさばらないエアーベットは、収納面からみてもいいアイディアです。
ただし、空気を抜くのに時間がかかるとの意見もあります。
私のおすすめは寝袋。
寝袋であれば小さく収納できるうえ、車中泊以外にツーリングやサイクリング、登山でも活用できます。
出典:楽天市場公式サイト
他にも商品ラインナップはたくさんありますが、一例として紹介します。
写真の寝袋は、「モンベル アルパイン ダウンハガー 800 #3」。
楽天市場で26,460円で販売されています。
おすすめするポイントは3シーズン対応であることと、小さく収納できること。
こんな方は、オールシーズン対応の寝袋を選ぶのもひとつの手です。
ただし私なら、3シーズン対応の寝袋に電気毛布やヒーターなどを追加して防寒対策します。
理由はカンタン、寒いのが苦手だから。
冬に車中泊する人は、夏に比べて激減します。
私みたいな人間が、高スペックに惹かれてオールシーズン対応の寝袋を買っても宝の持ち腐れです。
オールシーズン対応の寝袋は割高なうえに、多少かさばります。
お金と荷物スペースの無駄遣いになるので、購入するときには十分に検討しましょう。
まとめ
ハスラーで車中泊をするための虎の巻!
- 車中泊をもくろむなら「A」は選ばない
- フルフラットにしてみよう
- ベットクッションやカーテン、シェードで快適に
- さらなるグッズをそろえて、ハスラーがプライベートルームに早変わり
知っているのと知らないのでは、月とスッポン!
いざ車中泊!奥さんや子供から頼りにされるお父さん像を想像してみましょう。
スマホや説明書にかじりついてワタワタ…よりも、テキパキ動くお父さんですよね。
奥さんや子供の冷めた目を見ないためにも、しっかりと予習しておきましょう!