86の維持費は安い?高い?月額を計算してみた

86はスポーツカーと聞くだけで、維持費がかかって仕方ないと思う方は多いでしょう。

購入前にはどの程度の維持費がかかって、やりくりできるか確認しておきたいものです。

今回は86オーナーの私の数字も併せて、リアルな維持費を暴露していきます!

86の維持費をざっくり計算

引用先:トヨタ

かっこいいだけで気軽に乗れないのが、スポーツカーの辛いところです。

維持費という現実にも向き合わないといけません。

実際86の維持にはどの程度のお金がかかるのか、ご紹介していきます。

1ヶ月どのくらい必要なのか?

 年間1カ月換算
自動車税35,9002,992円
ガソリン代60,276円5,023円
任意保険代108,760円9,063円
車検代23,103円1,925円
合計228,039円19,003円

実際に私が支払っている維持費を年間平均、月間平均に換算してみました。

詳細はこのあと説明していきますね。

車検代は1回目の69,310円÷3=23,103円で考えて、1年間の総額が228,039円としています。

これから86の1ヶ月あたりの維持費は、19,003円ですね。

意外とお手軽な価格だと思いませんか?

あと人によっては、駐車場代などがかかってくると思います。

駐車場代はだいたい10,000円程度なので、駐車場が必要な人は19,003円+10,000円=29,003円が維持費となります。

では詳細を見ていきましょう。

ガソリン代

86はハイオク満タン50Lです。

ハイオクと聞くと高くついて仕方がないと思われるかもしれませんが、可愛い我が車のため仕方がありません。

全国平均のハイオク平均が153円です。(2019/1時点)

86の平均燃費が8~15㎞/Lと言われていますが、私が通勤に使用して13.4㎞/Lの数字を出しているのでこの数字で計算していきます。

1ヶ月に1回入れるペースくらいですので、22日働いて通勤距離が片道10㎞で計算してどの程度かかるか見ていきましょう。

((20㎞×22日)÷13.4㎞/L)×153円=5,023円

5,023円×12=60,276円

年間通勤ガソリン代だけで、60,276円かかります。

週末に旅行にいくならもう少しかかりますね。

任意保険

86の任意保険はスポーツカーなので、高いです。

大切なマイカーなので車両保険も・・・となると、車体価格が高いだけあって一気に保険代も跳ね上がります。

でもいざという時に入っていないと困りますので、実際どのくらいかかるのか見ていきましょう。

ソニー損保で見積もりしたところ、108,760円/年でした。

運転者条件30歳以上、本人のみ
等級8等級
車両保険315万円
弁護士特約なし

もし無事故で等級を積み重ねていって最高の20等級になれば、任意保険料は6.5万円くらいまで下がるでしょう。

やはり86の保険料は他の普通車と比べると高いので、保険は何社か見積もりをしてなるべく安くしたいですね。

→自動車保険の一括見積はこちら

おまけ 実際の86オーナーの保険代

私も実は86オーナーです。実際どの程度保険代がかかっているのか確認してみました。

東京海上日動に加入していますが、2年目の金額が112,530円/年でした。

意外とネット保険と大差ないのがわかります。なので、ネット保険が安いと過信すぎるのは安易かもしれません。

加入保険東京海上日動
運転者条件26歳以上、家族限定割引
等級8等級
車両保険340万円
その他・対人、対物無制限
・人身3,000万円
・弁護士費用等保障特約
・被害者救済費用特約

保険代は1年で契約するよりも、2年で契約した方が2年以降の保険代が安くなります。

その辺も加味して保険加入を検討しましょう。

車検代

かならず受けなければならない3年目の法定点検!

まとまったお金がないと大金が動くので、オーナーとしてはどのくらいかかるか知っておきたいですよね。

全国の86の1回目の車検代の平均を調べてみました。

86車検代内訳
基本料金17,680円
法定費用自賠責保険料25,830円
重量税24,600円
印紙代1,200円

総額69,310円です。

1回目の車検は交換や修理も必要ないと思います。

しかし、2回目以降は消耗品の交換などがあり10万円程度かかってくるでしょう。

自動車税

86の排気量は、1,500CC~2,000CC以下なので35,900円にかかります。

当たり前ですが、86はエコカー減税はありませんので毎年この金額で請求がきます。

 

86の維持費を節約する方法

引用先:トヨタ

人によっては1ヶ月に3万円の維持費は高すぎる!と思われた方もいるでしょう。

でも税金はどうしようもありません。

では、維持費を押さえるとしたら、ガソリン代・自動車保険・車検代の3択しかないでしょう。

なんとかもう少し86の維持費を押さえられないかご紹介していきます。

自動車保険の見直しをする

一番手っ取り早いのが、自動車保険の見直しをすることです。

ダイレクト型(ネット保険)に入るのも手ですし、今入っている保険の特約を見直すのもいいでしょう。

見直すポイントをまとめました。

・自賠責保険を長期型にする

・ダイレクト型(通販型)に切り替えて、一括見積もりをする

・運転者の年齢条件や範囲を見直す

・テレマティクス保険に加入する

テレマティクス保険とは?

欧州やアメリカではすでに導入が始まっているテレマティクス保険は、カーナビをはじめとした情報端末を利用して電子メールを送受信したり、交通渋滞情報を受信したりする最先端のテクノロジーを指します。

運転者の運転の特徴から事故のリスクを把握できるため、保険会社がこれを活かした保険を導入するようになったというのが、テレマティクス保険です。

現在日本でテレマティクス保険を導入しているのは、「損保ジャパン日本興亜」「ソニー損保」「セゾン自動車火災」「三井住友海上」「東京海上日動」「あいおいニッセイ同和損保」「チューリッヒ」しか導入していません。

中でも、「損保ジャパン日本興亜」「ソニー損保」は、割引最大20%適用されるので、運転に自信がある方は入ってみるのもいいでしょう。

実際、どうやって運転手の特徴を把握するのかというと、現段階では保険会社から支給される専用装置(ドライブレコーダー、ブラックボックスなど)を対象車両に取り付けて運転レベルを測定します。

2020年には保険加入者の30%ほどがこのテレマティクス保険に加入すると予測されています。

車検代を安くする

車検代を抑えるためには、必ず何社か見積もりをしましょう。

最低でも、

・ディーラー

・整備工場

・カー用品専門店

からは見積もりを取っておきたいです。

車検は金額だけでなく、整備士の能力も重要です。安いからといってパッと決めてしまわないようにしましょう。

この中でおすすめなのは、整備工場に出すことです。

なぜなら、ディーラーとは違い利益重視ではないので低価格であり、カー用品専門店は車検分野に進出して日が浅いので経験値が低いからです。

大切な愛車の点検なのでしっかりした店を選びましょう!

86の消耗品費はいくらかかる?

86の維持費はガソリンや保険代だけではありません!

雪国の人はスタッドレスタイヤも必要ですし、長距離運転をする人はすぐにオイル交換も必要になってくるでしょう。

消耗品がどのくらいかかるのかご紹介していきます。

タイヤ

86のタイヤは17インチなので高いです!

17インチ以上から特注のジャンルに入ってくるので、値段がグッと上がります。

16インチに下げると安くなりますが、なんとなく86オーナーとしてはプライドが許さないですよね。

私が購入したスタッドレス「ブリヂストン VRX2 17インチ」は4本で17万円しました。(施工費込み、ボルト込)

タイヤのブランドや、ネット購入をすればもう少し値段は下げることはできますが、流石17インチ。高いです。

オイル

オイル交換はディーラーに持ち込みしたら3,500円程度かかります。

では、自分でしたらどのくらいかかるのか?

フィルター交換なしでも5.5Lのオイルが必要になります。ネットで購入したら3,000円前後でオイルの購入はできます。

意外とディーラーに持ち込みしても大差ないですよね。

自分でできる人以外は、お店にしてもらった方がいいでしょう。

オイル交換は5,000㎞くらいでするのが無難です。

バッテリー

バッテリーはディラー購入だと12,000円程度、ネットで購入したら6,000円程度になります。

自分で取り付けをしたら工賃はタダですが、整備工場へ持ち込みしたら、1,000円程度の工賃がかかります。

それでもディーラーで依頼するよりは安くすみますね!

今は便利で、処分チケット(本体価格にコミ)があり、送付された商品の箱に入れてチケットを貼り、配送業者に取りに来てもらうシステムがあります。

純正のバッテリーは寿命が短いので2年程度で交換が必要になります。

ブレーキパッド

一般的にブレーキパッドは1万kmの走行で1mmすり減るとよく言われます。

通常10㎜あるブレーキパッドなので、2~3㎜以下になっていたらもう交換が必要です。

普通車でだいたい8,000円程度で交換してくれます。

ブレーキパッドは自分で交換するのは、やめたほうがいいでしょう。

余程整備関係の仕事をしている人ならまだしも、素人がしてはいけません。

重大な事故につながりかねませんので、ディーラーや整備工場に持ち込みしましょう。

まとめ

維持費を節約するためには、

・自動車保険を見直す

・車検は数社見積もりに出す

・タイヤなどの部品はネットで購入してみる

などが挙げられます。

今すぐ簡単にできるのは、保険の見直しです。

ネットで一括見積をするだけで、見積書が届きます。値段や補償内容を比較してみてください。

任意保険を見直すだけでも年間5万円も安くなったという方もいます。

これはかなり大きいですよね。税金や車検が高い・・・。と嘆いている方もいると思いますが、毎月数千円の節約をするだけで車検代が賄えるんですよ。

一括見積はネットで簡単にできるので、やってみてください。

→自動車保険の一括見積はこちら

 

86はそもそもスポーツカーの中でも意外と燃費がいいので、ガソリン代などの維持費は思ったよりもかからないでしょう。

でも、ふんわりアクセルなどの燃費への気遣いは必要ですよ。

なので、お金がないと維持できない車ではないです。

自分のお財布と相談して、86ライフをエンジョイしましょう!

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