カローラフィールダーの外観(エクステリア)はどうなの?
特徴と言える特徴がない、無難なデザイン。というのがカローラの特徴ですが、カローラフィールダーも同様にそれほど特徴はありません。
マイナーチェンジでフロントフェイスに少しスポーティさが出ましたが、他社に比べると秀でている印象もなく、無難にまとめられています。
この「あたり障りのなさ」が、車好きにはあまり好まれないが、その他大勢には受け入れられやすいデザインということなのかもしれません。
人気色はどれ?
ボディカラーは9色も用意されており、自分に合ったものを選ぶことができます。
しかし、ホワイト系の「スーパーホワイトⅡ」、ブラック系の「ブラックマイカ」、シルバー系「シルバーメタリック」といった定番色に人気が集まっています。
やはり、無難なデザインを選ぶ人が、選ぶ車は色も無難な色が選ばれるということでしょう。
内装や居住性。後部席や荷室の広さは?
カローラフィールダーは「燃費」を重視しており、車体重量が軽くまとめられています。
ただし、そのため、内装に樹脂系のものが多く、チープさが出てしまっているのです。
※写真はW×Bでちょっとおしゃれになっています
このあたりもまた、車好きの人たちにはあまり好まれないものです。
しかし、それがシンプルさにつながり、車を日常的に使う人に安心感を与えるとも言えるでしょう。(革張りの高級車で子供の送り迎えするのは気を遣う人が多いのではないでしょうか?)
なお、日常使いを念頭に置いているため、「高級感」ではなく「使い勝手」が重視されていますので、もちろん居住性は悪くありません。
計器類は見やすく、運転席のホールド感も運転者に負担がかからない適度なものになっています。
助手席やリアシートも、汚れにくい加工をしているなど、細かな工夫が施されており、本当に気を遣わずに乗れる車と言えるでしょう。
室内の広さ
ステーションワゴンということで、5ナンバー車でありながら十分な広さを持っています。
また、リアシートを倒すことで、大人が横になれる空間を確保でき、車中泊も十分可能です。(ただし、多少の傾斜があるのと、座面が下になりますので、マットなどがないと体が痛いです)
荷室の広さ
ワゴン車ということで、荷室の広さは十分に確保されています。
横幅は最大1,510mmと十分な幅がとられており、奥行きは通常時で、970mmと1m近くもあります。
また、リアシートを倒せば2,025mmの奥行きになります。
「使い勝手」にこだわる点は、開口部にも表れており、横幅1,070mm、高さ735mmと広くなっています。
これなら、自転車でも簡単に積むことが可能でしょう。