新型プリウスのマイナーチェンジは失敗?!変更点を徹底分析

2018年12月17日に、プリウスがマイナーチェンジしました。

マイナーチェンジ後の先進的なデザインはユーザー受けするのか?!

「どこが変わった?」

と購入検討している人にも、わかりやすく説明していきます。

マイナーチェンジで何が変わった?

引用先:トヨタ

今回のマイナーチェンジで一番注目されていたのが、エクステリア(外観)です。

4代目がフルモデルチェンジした時、デザイン変更があまりユーザー受けしなくて不評でした。

また車体金額も値上がりしたのが、販売台数の伸び悩みとなった原因です。

さて、今回はどんな風に変わったのか見ていきましょう!

フロントデザイン

引用先:トヨタ

4代目は2015年に誕生しました。

発売当初は3代目とエクステリアが大きく異なり、かなりトガった印象になっていました。

歌舞伎顔をイメージしたデザインなのだとか。

このデザインの賛否はかなり分かれていましたね。(豊田章男社長もカッコ悪いと言っていましたし・・・)

2018年に新しくマイナーチェンジしたプリウスは、先進的なイメージを残しつつも少し落ち着いた雰囲気に生まれ変わったと言えるでしょう。

イメージカラーも青色と落ち着いた印象です。

リアデザイン

引用先:トヨタ

リアのデザインも大きく変更です。

2015年発売当初、Σのような形をした変わったテールランプは、ユーザーの中でも評価が分かれていました。

そのためか、マイナーチェンジにより保守的路線に変わっています。

万人受けする印象に変更し、販売台数を伸ばそうと考えたのでしょう。

 

前回の思い切ったデザインが良かった!という方もいるかもしれません。

しかし、プリウスは大衆車なので、少数派の意見よりも万人受けする方を選んだということですね。

ボディーカラー

全9色から選ぶことができます。

 

プリウスカラー一覧ホワイトパールクリスタルシャイン(*1)
スーパーホワイト Ⅱ
アティチュードブラックマイカ
シルバーメタリック
エモーショナルレッドⅡ(*2)
グレーメタリック
ブルーメタリック
サーモテクトライムグリーン(*3)
スティールブロンドメタリック

*1 オプション30,000円税別 *2 オプション50,000円税別 *3 オプション40,000円税別

一番価格の安いグレードのEでは、スーパーホワイト Ⅱ・アティチュードブラックマイカ・シルバーメタリック・サーモテクトライムグリーンしか選択できないので、注意しましょう。

今回のマイナーチェンジで、ダークブルーマイカメタリック、エモーショナルレッドは廃止になりました。

インテリアが黒に!

引用先:トヨタ

インテリアのデザインに大きな変更点はありません。

インストルメントパネルやフロントコンソールトレイなどにブラックが採用されました。

マイナーチェンジ前のデザインは、ホワイトの加飾が安っぽいインストルメントパネルでした。

「気に入らない!」という口コミも多く見かけます。

ホワイトだと確かに安っぽくなり、パネルの質感がインテリアと調和出来ていない印象でした。

ブラックを採用することによって高級感が出て、キリっと引き締まった印象でかっこよくなりましたよね。

 

販売価格

グレード駆動方式価格(税込)
E2WD2,518,560円
S2WD
E-Four
2,565,000円
2,759,400円
S “ツーリングセレクション”2WD
E-Four
2,732,400円
2,926,800円
A2WD
E-Four
2,842,560円
3,036,960円
A “ツーリングセレクション”2WD
E-Four
3,006,720円
3,201,120円
Aプレミアム2WD
E-Four
3,175,200円
3,369,600円
Aプレミアム “ツーリングセレクション”2WD
E-Four
3,284,280円
3,478,680円

「前より高くなった?」と、気づかれた方もおられるのではないでしょうか。

Sグレードを比較しても、8万5410円も高くなっています。

しかし、これにはちょっとしたカラクリが。

今回のマイナーチェンジで、全グレードに「トヨタセーフティセンス」が搭載されています。

自動ブレーキ・車線はみ出しアラート・自動ハイビーム・追従ドライブ支援機能により、歩行者事故や追突事故を予防します。

マイナーチェンジ前は「トヨタセーフティセンス」はオプションだったので、別途8万6400円かかっていました。

つまり、マイナーチェンジした後の方が、少しだけお得になっています。

 

自分
Aシリーズは、トヨタセーフティセンスが標準装備だったのに、なんで6万4997円も高くなっているの?

と思われた方。

鋭い質問です。

Aシリーズは、電動ランバーサポートなど装備の見直しで、少々金額が上がっています。

「その修正いる?」と言われれば賛否あるでしょう。

そう考えるとSシリーズが一番お買い得感があります

特にこだわりがない方は、Sシリーズからご検討ください。

 

DCM(専用通信機)を標準装備!コネクティッドサービスで安心カーライフ

引用先:トヨタ

今回のマイナーチェンジで、プリウス全車にDCM(専用通信機)が標準で装備されました。

DCMとは、インターネットに繋げるための車専用の通信機です。

T-Connectの契約をすることで車とトヨタスマートセンターが繋がり、24時間365日サポートしてくれるコネクティッドサービスが受けられます。

また、アプリをダウンロードすれば車と携帯もつながり、より便利なサービスを受けることができます。

どういったサービスでオーナーに利点があるのかご紹介していきます。

安全・安心を提供するサービス

緊急時の通報サービス、ヘルプネット

運転中に具合が悪くなったり事故にあって怪我をした場合、ボタンを押すだけで専門オペレーターにつながります。

位置情報がオペレーターに送信されるので、すばやく緊急車両を手配してくれます。

また、エアバッグ作動時には、自動でオペレーターへ繋がります。

呼びかけに反応しない場合は、オペレーターが緊急車両を手配します。

最近、心臓発作などの急病で大きな事故につながったという痛ましい事件が起きました。

そんな時にも、早急に対応してくれるので安心ですよね。

※コネクティッドサービスの基本利用料は、初度登録日より3年間無料です。

4年目以降は12,000円/年(消費税抜き)になります。

 

快適・便利を提供するサービス

運転中、道に迷ったり行き先の変更などでナビを設定したい時、一度停車しないといけません。

面倒ですし、停車できないときだってありますよね。

そんな時に役立つのが、エージェント(音声対話サービス)です。

ナビに話かければ、目的地の設定や目的地検索を、運転をしながらでも自動で行ってくれます。

わざわざ停車しなくてもスムーズにナビ設定ができるので、とっても便利です。

 

そして、車とライン会話ができるLINEマイカーアカウント!

引用先:トヨタ

友だち登録をすると、ラインでナビの目的地登録や天気・距離・所要時間・給油要否・出発時間の確認ができます。

あなたのドライブをエスコートしてくれる優れものですよ。

 

車の情報が携帯で確認できる!マイカーSecurityが便利すぎ

車に乗っている人なら一度は「あれ、車のカギ閉めたっけ?」となったことがあるのではないでしょうか。

気になり始めたら他のことに集中できない!という方に朗報です。

マイカーSecurityは、スマホからカギをしめたかどうか確認できちゃうんです。

マイカーSecurity

引用先:トヨタ

他にも、

・ウインドウの閉め忘れ

・ハザード点滅の確認

など車の状況を確認することができます。

また、車のオートアラームが作動した場合、メールや電話で連絡が来ます。

要請すればオペレーターが車両追跡し、車のエンジン停止を確認後、現地に警備員を派遣してくれる至れり尽くせりのサーポトです。

離れていても車の状況が把握でき、緊急時にはオペレーターが対応してくれるのは安心ですよね。

 

コネクティッドサービスは、他にも安心・便利なサービスがたくさんあります。

あなたと車を守る、頼もしいサービスです。

 

ブラックフィルムルーフがかっこよすぎる!

引用先:トヨタ

プリウスって、街中で見かけることが多いですよね?

人と被ることが嫌な方もいるのではないでしょうか?

そんな方にお勧めなのが、幾何学調ルーフフィルムです。

ブラックルーフにすることで、スポーティーな印象になってカッコいいですよね。

繊細な凹凸を施したフィルムで、汚れが付きにくく落ちやすいためお手入れも簡単!

幾何学調ルーフフィルムを選択した場合、ルーフアンテナとドアミラーもブラック塗装になります。

ただし、こちらはメーカーオプションです。

ボディーカラーにより価格が異なり、50,000円~90,000円(税別)。

チョット高いな・・・。

※Aプレミアム“ツーリングセレクション”、A“ツーリングセレクション”、S“ツーリングセレクション”にメーカーオプションとして設定されています。

 

まとめ

引用先:トヨタ

新しいプリウスは、エクステリアが一新され、ドライバーをサポートする機能が充実しました。

トヨタセーフティーセンスの標準装備は、近年多発する交通事故に対応するため搭載されたと考えられます。

交通事故だけではなく、高齢化していく日本のドライバーにとっても必要な装備になってくるのではないでしょうか。

また、DCM(専用通信機)が標準装備されたことで、盗難や緊急事態の対応、ドライブ便利機能などで、より安心で便利になりました。

安心・安全にカーライフを楽しむためのハイテク機能が満載です。

これからの日本は、こういった車が増えていくのでしょう。

どのグレードにしようか悩んでいる方は、Sシリーズから是非ご検討ください!

 

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