スライドドアコンパクトカー(プチバン)で人気のトヨタスペイド。
カタログ燃費は16.0~20.6km/l(JC08)ですが実際の燃費はどのくらいなのでしょうか?
高速道路や街中での燃費、冬場や夏場の燃費の違いを調べました。
トヨタスペイドの平均実燃費は?
スペイドの平均燃費は11~15km/lです。
カタログ燃費の60~80%なので、平均的な燃費です。
ただ、同タイプのソリオと比べるとちょっと落ちますね。
ソリオの実燃費は15~18km/lです。
詳しいことは下記の記事を参照して下さい。
ソリオは1.2Lで、スペイドは1.5Lなのでこの差は必然かもしれませんね。
高速道路では15km/l以上の燃費が期待できます。
逆にストップ&ゴーが多い街中では10km/l以下という方もいます。
また、夏場にガンガンエアコンを利用するときも燃費が落ちます。
冬場の暖房はガソリンを使わないのであまり変わらないでしょう。
運転の仕方によっても燃費は全然違ってくるので、もっと燃費を伸ばしたいという方は下記を参考にするといいでしょう。
他のライバル車と比べてどうなの?
スペイドのライバル車といえば、ポルテ・フリードスパイクあたりです。
ポルテはスペイドの姉妹車で燃費は16.0~20.6km/l(JC08)なのでほぼ同じ数字です。
フリードスパイクは16.0~16.6km/l(JC08)なので、実燃費は11㎞/lくらいなので、スペイドのほうが燃費はいいでしょう。
燃費は排気量や車体の重さによって変わってくるので車種によって異なってきます。
スライドドアコンパクトカーで比較すると、一番燃費がいいのはソリオということになります。
スペイドの燃費向上システム
スペイドには燃費向上のための機能があります。
最近はどの車にも付いているアイドリングストップやエコ運転サポート機能がついています。
アイドリングストップ
スペイドのアイドリングストップ機能ですがX1.3には標準装備ですが、1.5L車はメーカーオプションです。
信号などで一時停止するとエンジンが自動的にストップして、ブレーキから足を離すと再始動します。
この時に、オーディオやナビは使用可能ですがエアコンは送風に切り替わります。
夏場のクソ暑い時期には送風に変わるのはちょっと厳しいかもしれませんね。
スズキのエコクールはアイドリングストップ中も冷房暖房が効くので、ソリオはやはり優秀です。
アイドリングストップをOFFにしたい方はスイッチひとつでできますよ。
エコ運転サポート機能
ディスプレイで、エコ運転をするとエコドライブインジケーターランプが点灯します。
また、瞬間燃費や平均燃費が表示されるのでうまく活用して燃費向上につなげることができます。
ただ、他の車と比べるとエコ運転サポート機能もちょっと貧相かなという印象です。
メーターが小さくディスプレイの文字も小さくて見づらいです。
また、機能も多くなくそこまで活用できるレベルではないようです。
ソリオはメーターの色が青、緑、ホワイトの3色に代わるし、エコスコアがついています。
フリードスパイクにはエコアシスト機能があり、コーチング機能、ティーチング機能、ECONモードと充実しています。
同タイプの車と比較すると、スペイドは燃費性能で選ぶ車ではないかなという印象です。
まとめ
スペイドの平均燃費は11~15km/lです。
カタログ燃費と比較すると悪くない数字ですが、同タイプ(スライドドアコンパクトカー)ではソリオに完敗です。
また、エコ運転サポート機能やディスプレイ表示も貧相で、最近の車としてはちょっと物足りないですね。
スペイドは2012年にデビューした新しい車です。
右側が1枚のスライドドア、左側は2枚のヒンジドアとちょっと変わった作りになっています。
2015年7月にマイナーチェンジが予定されていて、燃費向上がされるようなので期待しています!