新型ヴィッツの燃費はガソリン車が20.0km/lから25.0km/lへ向上しました。
また、ハイブリッドモデルも追加して、さらなる低燃費が実現しています。
でも、実際にはカタログ燃費の通りには走りません。
実燃費はカタログ燃費の7割り程度と言われていますが、中には大きく違う車もあります。
また、道路状況や季節、運転の仕方によって変わってきます。
ヴィッツの実燃費はどのくらいなのでしょう?
新型ヴィッツの実燃費
ヴィッツの実際の燃費をガソリン車とハイブリッド車で出してみました。
タイプ | カタログ燃費 | 実燃費 |
---|---|---|
ガソリン車 2WD | 25.0km/l | 15~20km/l |
ガソリン車 4WD | 18.0km/l | 10.8~14.4km/l |
ハイブリッド車 | 34.4km/l | 20.6~27.5km/l |
旧型ヴィッツ(GS)の平均燃費が10~15km/lなので、かなり向上しています。
カタログ燃費との差も6~8割くらいなので平均的な数字です。
高速道路では20km/l以上を記録している人もいます。
また、ストップ&ゴーの多い町中では10km/kを切る人もいるので道路状況でかなり変わることは覚えておきましょう。
もっと燃費を良くしたい!という方は燃費向上テクニックをまとめましたのでそちらを参考にして下さい。
2017年にハイブリッドを追加しました。
カタログ燃費は34.4km/lとアクアやフィットHVには劣る数字です。
実燃費は平均24km/lとまずまずの数字ではないでしょうか。
ライバルと比べてどうなの?
ガソリン車コンパクトカーでのライバルはフィットとノート、デミオ。
この3台と比較してみてどうなのでしょうか?
アンケートやみんカラなどで調べてみたら3台とも平均燃費は15~18km/lくらいです。(ガソリン車)
カタログ燃費の差もありませんし、そこまで大きな違いはなさそうです。
グレードによっても燃費は変わってくるので、自分が狙っているグレードのカタログ燃費もチェックしておくようにしましょう。
ハイブリッド車のライバルは、アクア・フィットHV・デミオ(ディーゼル)・ノートe-POWERでしょう。
車種ごとに特徴も違うので、燃費だけではなく試乗して乗り比べてみると面白いですよ!
ヴィッツの燃費向上システム
新型ヴィッツは様々な技術で燃費向上に成功しています。
アイドリングストップ機能は今や常識ですが、新型ヴィッツになり標準装備となりました。
その他にも様々な燃費向上の工夫がされています。
アトキンソンサイクル採用エンジンで効率UP
また、エンジンを変更しており、トヨタがハイブリッドカーで培ってきたアトキンソンサイクルや、クールドEGR、VVT-iEを採用して燃費と走りを両立したそうです。
なんだか難しいカタカナや横文字が出てきましたが、要するに熱効率を上げて燃費が良くなるようなエンジンにしたということです。
詳しいことを知りたい方は自分で調べてみてね!
ガソリン車ですが、免税です
そんなおかげでヴィッツはガソリン車でありながら100%免税車です。
といっても1.3L車(1.3F・1.3U・1.3Jewela)だけです。
1.5L車については減税対象ですのでご注意を。
エコアシスト
メーターのところにもエコ運転をアシストしてくれる工夫が見られます。
面白いのが、エコジャッジというシステムで、「エコ発進」「安全走行」「エコ停止」の3つをそれぞれ5段階評価してくれます。
また、発進から停止までの創業評価を100点満点で採点してくれるシステムもあり、ゲーム感覚でエコ運転を意識できます。
最近の車にはこういった採点機能がついていて面白いですね。
まとめ
ヴィッツの実燃費は15~18km/lで他のライバル車とほぼ変わりません。
2014年4月にマイナーチェンジをして燃費性能を伸ばして、ノートやフィットにも引けをとっていません。
また、ハイブリッドモデルの追加で、選択肢の幅が出来ました。
コンパクトカーは価格も安く、燃費性能も優れたものが多く2人以下で乗る方にはお勧めです。
通勤車などのセカンドカーとしても重宝しそうですね。
新型ヴィッツは走行性もUPしているようなので、ぜひ試乗して見て下さい。
トヨタヴィッツの基本情報
価格:145万円~200万円
燃費:17.2~25km/l
カラー:17色
グレード:F・U・Jewela(ジュエラ)・RS
公式サイト:http://toyota.jp/vitz/