僕は子供の頃、買い物に行くのに、車で30分山道を下っていかないといけないほどの田舎に住んでいました。
曲がりくねった道、凸凹に道・・・。
20分ほどすると必ず車酔いをして、ひどいときは吐いていました。
本当は楽しいはずの休日の都会へのお出かけ。
「今日も車酔いするかも・・・」と、お出かけが怖くなったのを覚えています。
車酔いの原因は、親父の運転が荒かったせいなのか、山道が続いていたからなのか、今となってはわかりませんが、親父のせいにしておきましょう(笑)
こんな辛い車酔い。
どうしたら車酔いをしなくなるか?
もし車酔いをしてしまったらどうやて治すの?
同乗者を弱さないためのドライブテクニックはある?
ということをお伝えしていきます!
車酔いをすぐに治す方法とは?
車酔いの原因は・・・。
なんていうことより、今車酔いを起こしている人にすぐに治す方法をまずお話しますね!
車酔いを治す特効薬は「氷」です。
氷を舐めると、気持ち悪さがスーッと引いていきます。
なに?
氷がない。
そりゃそうですよね。車の中に氷はありません。
コンビニなどが近くにあるなら、氷を買ってきましょう!
炭酸も効果があるので炭酸水も買ってくることをおすすめします。
あと、唾液を飲み込むことも効果的なので、飴もいいでしょう。
近くにコンビニなどがないなら、車を止めて外に出て深呼吸しながらツボを押しましょう!
車を止められない場合は、窓を開けて冷たい風に当たったり、シートを倒してゆったりしましょう。
車酔いに効くツボ
車酔いに効くツボは内関(ないかん)とよばれるツボです。
ここです↓
動画はこちら↓
事前に押しておいたり、ずっと押していると乗り物酔いを抑えられるのでおすすめです。
こんなグッズも売っていますよ↓
シーバンド SEABAND 乗り物酔い、妊娠中のつわり対策に!
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さて、それでは車酔いをしない方法をお伝えしていきますね!
車酔いを予防するいちばん基本的なこと
車酔いの最大の原因は車の揺れです。
しかし、車を揺らさずに運転することは不可能に近いでしょう。
なので、揺れを抑えたり、揺れを予想したりして車酔いを防いでいきます。
車酔いを予防するためには次の7つがポイントです!
2.遠くや道路を見て揺れを予測する
3.シートに体を密着させて揺れを防ぐ
4.車内の臭いをなくす
5.丁寧な運転を心がける
6.空腹や満腹を避ける
7.十分な睡眠
では、一つ一つ見ていきましょう。
1.酔い止めの薬をのませておく
ドラッグストア等で酔い止めの薬を入手できます。
シロップや錠剤など、小さな子供でも抵抗なく服用できるものがあります。
自己暗示も大切です。
僕の場合、「今日も車によって吐いたら嫌だな」と思うことで、不安になり車酔いを起こすという悪循環を起こしてしまいました。
まず、「薬を飲んだから大丈夫!」と自分に言い聞かせます。
子供の場合は「お薬をのんだから大丈夫、酔わないよ」と言ってあげましょう。
さらに、薬をのむと眠くなるため、車酔いをせずに目的地に着くこともできます。
車酔いをしなかったと自信がつけば、なかなか酔わなくなります。
2.遠くや道路を見て揺れを予測する
車酔いは、脳の勘違いにあります。
車のシートは固定されているのに、外側は揺れている。
予想外のところで、左右・上下に揺さぶられるので、だんだん気持ち悪くなっていくのです。
それなら、揺れを予想してあげれば良いんです。
道路を見て、「右に曲がる」「左に曲がる」「赤信号だから止まる」「道が凸凹だ」などと次に起こることがわかると、脳も勘違いしなくなります。
だから、助手席に座るのも車酔いをしないためにもいい方法かもしれません。
子供の場合は、道路を見ているのはなかなか難しいでしょう。
「山に雪が積もっているよ」
「サクラが咲いてるね」
「お月さんが追いかけてくるよ」
などとなるべく遠くを見るように伝えてあげるといいでしょう
3.シートに体を密着させて揺れを防ぐ
車の揺れを脳に伝えないために、シートに密着するのも一つの方法です。
シートベルトをして、ヘッドレストに後頭部をしっかり密着させることで、頭が揺れなくなります。
たったそれだけで、車酔いを防ぐことができるので、酔いやすい人は試してみてくださいね!
4.車内のにおいをなくす
ニオイも車酔いの原因の一つです。
めったにないと思いますが、車内にガソリンのにおいが漂っていると車酔いの大きな原因になります。
またお母さんが強烈な香水を付けているのもNGです。
消臭剤などで車のニオイをなくしちゃいましょう。
エアコンが臭い。
シートが臭い。
などもあるでしょう。
同乗者のためにも車の清掃はしっかりしましょうね。
5.丁寧な運転をする
車の揺れを完全になくすことが無理でも、減らすことは可能です。
乱暴で荒っぽい運転をしない、急発進や急ブレーキをかけるような運転をしない、むやみに大きくハンドルをきるような運転をしない、つまり安全運転を心がけることが車の揺れを減らす最良の方法です。
車酔いをしないドライブテクニックを身につけるためにおすすめする方法は、ブレーキをとにかく優しくすることです。
赤信号などで止まるときに、体が前に出ないようなブレーキを心がけてください。
この方法をすると、発信するときやカーブのときも体が動かないようにする方法を探し始めます。
結果、運転が優しくなりますよ。
車で急いだってそこまで時間は変わりません。
荒い運転はかっこよくありません。
エコドライブで、同乗者にも環境にも優しくなりましょうね♪
6.空腹や満腹を避ける
空腹時や万福寺も車酔いを起こしやすいので、適度な量の食事をさせておきましょう。
食事は出かける30分以上前にさせる。
食事の量も満腹になるほどではなく、八分目までになるように調整しましょう。
特に車に乗る前に、たくさん食べてしまうと、嘔吐したときにメチャクチャ大変です。
先日、友達の子供を乗せたら見事に吐かれました・・・(T_T)
自分の子供ならまだしも、友達の子供って><
嘔吐物の処理は本当に地獄です。
気持ち悪くなったら早めに言ってもらうように声がけしておきましょう。
7.出かける前に十分な睡眠をとらせる
睡眠不足や疲れも車酔いの原因となります。
出かける前日はできるだけ早い時間から寝させるようにして、十分な睡眠をとらせましょう。
もし、疲れているなら車の中で寝てしまいましょう。
寝ることが一番の車酔いしない方法です。
子供っていつから車酔いするの?
小さな子供を車に乗せると、車酔いをすることが多くあります。
頭痛が起こり、顔色が真っ青になり、めまい、吐き気が起こり、実際に嘔吐してしまいます。
その本人はとてもつらい思いをしており、一緒にいる親もつらそうな表情をしている子供を見て、心配で落ちつきがなくなるでしょう。
その車酔いは一般的に3歳から4歳頃から始まります。
赤ちゃんは車酔いをしない
その三半規管が発達してくるのは、おおむね3歳から5歳頃だといわれています。
そのため、まだ十分に発達していない赤ちゃんは車酔いをしないんです。
幼稚園に通い始めた頃や、小学校に入学した頃から車酔いが始まる子供が多いのはそのためです。
まとめ
車酔いはいつのまにかなくなっていくもの、だけど……
「小さい頃はしょっちゅう車酔いしてたよ」と遠い目で語る大人の方も多くいらっしゃいます。
何度も車に乗るうちに、揺れに慣れていくことで車酔いしなくなるのでしょう。
ただ、いつかは起こらなくなるとはいえ、できるだけ早いうちから車酔いをしないようにしてあげたいものです。
車酔いをしてしまったら
・氷を舐める
・炭酸水を飲む
・アメを舐める
・内関のツボを押す
・外に出て深呼吸する
などで車酔いを抑えましょう。
車酔いが心配な方
・酔い止めを常備する
・揺れを抑えるためにシートに密着
・内関のツボ押しリストバンドをしておく
・遠くや道路を見る
・満腹や空腹を避ける
・体調を整える
・車は寝るもの
ということを心がけてみてくださいね!
子供や同乗者の車酔いが心配な方
・車内のニオイ
・車の揺れを防ぐドライブテクニク
に気をつけましょう。