「ホンダフィットの維持費っていくら掛かるんだろう?」
「大学生でも購入して大丈夫かな?」
「自動車税や車検の出費はどのくらいかな?」
と気にしているあなた!
今日は、フィットの維持費を年間と月間に換算して算出しました。
フィットを購入後、「いつ」「いくら」支払う必要があるのかを見ていきましょう!
フィットの年間/月間維持費まとめ
維持費 | 年間 | 月間 |
---|---|---|
自動車税 | 34,500円 | 2,875円 |
重量税 | 7,500円 | 625円 |
自賠責保険 | 13,920円 | 1,160円 |
ガソリン代(年間1万キロで計算) | 5万~7.5万円 | 4,000~6,000円 |
駐車場代 | 120,000円 | 10000円 |
車検費用 | 40,000円 | 3,333円 |
任意保険(11等級 車両保険あり) | 80,000円 | 6,666円 |
消耗品 | 50,000円~ | 4,166円 |
合計 | 約40万円 | 約3.3万円 |
フィットは、ガソリン車・ハイブリッド車・1.5L車・RSと様々なグレードがあります。
基本的な維持費は、変わりませんが、それぞれ燃費が違うのでガソリン代が変わってきます。
いくら違うのかは、後述しますね。
それでは、維持費について詳しく見ていきましょう。
軽自動車や3ナンバー車と比較したい方は下記を参考にしてください。
自動車税
自動車税は毎年5月~6月に支払う税金です。
納入通知書がお家に届くので、忘れずに支払いましょう。
フィットは、全グレードで排気量が1,500cc以下なので、34,500円です。
月額換算すると2,875円です。
購入の次の年は自動車税が9,000円?
フィットハイブリッドは、平成32年度燃費基準が+30%~+50%を達成しているのでエコカー減税対象車です。
自動車税は75%の減税となるので、翌年の自動車税が9,000円になります。
購入した年は、購入月に応じて月額換算して満額支払うことになります。
また、3年目から通常の34,500円にもどるので、忘れないようにしましょう。
ガソリン車は、自動車税の減税はありません。
自動車重量税
自動車重量税っていつ支払っているのか知っていますか?
実は、車検時に法定費用として支払っています。
フィットは車両重量が1.5t以下なので、15,000円です。
車検は2年に1度なので、年間換算すると7,500円、月625円です。
エコカー減税は一度切り!?
フィットはエコカー減税対象車です。
ハイブリッド車は重量税と取得税が免税(0円)です。
ガソリン車は、1.3Lの2WD車のみエコカー減税で取得税20%、重量税25%が軽減されます。
エコカー減税の注意点としては、免税や減税の恩恵が受けられるのは1度きりということです。
自動車取得税は購入時のみなので、維持費として考えなくてもいいですが、重量税は3年目の車検時に支払うことになります。
ただし、平成32年度燃費基準が+40~+50%の車両は、初回の車検時の重量税も免除になります。つまり、5年間は重量税の支払いがありません!
フィットハイブリッドは、「HIBRID」と「HYBRID・S Honda SENSING」の4WD以外は+40%以上なので、5年間免税となります。
自賠責保険
自賠責保険も2年に一度の車検時に支払います。
強制保険とも言われていて、自動車やバイクを運転するなら絶対に加入しないといけません。
事故を起こしてしまった時に、被害者を守るための保険です。
とは言え、補償金額が少ないので、足りない部分を任意保険で賄うことになります。
保険料は24ヶ月で27,840円です。
年間換算すると13,920円、月1,160円です。
ガソリン代
ガソリン代は、走行距離によって大きく変わってきます。
また、ハイブリッド車とガソリン車でも違ってくるでしょう。
グレードごとの月々のガソリン代を算出しました。
(ガソリン1リットル120円)
グレード | 月間走行距離 | 実燃費 | 月の燃料代 |
---|---|---|---|
HYBRID | 1,000km | 26km/l | 4,615円 |
HYBRID・F/L/S | 1,000km | 24km/l | 5,000円 |
13G・F/L/S | 1,000km | 17km/l | 7,059円 |
15XL | 1,000km | 15km/l | 8,000円 |
RS | 1,000km | 14.7km/l | 8,163円 |
実際の燃費はこちらを確認してください
月間走行距離は1000kmで算出しましたが、送迎やお買い物程度なら月間300kmくらいなので、ざっくり1/3程度になりますね!
うちは、通勤や買物、子ども3人の送迎が毎日あるので、車の使用頻度が高い方です。
フィットの燃料タンクの容量は40Lなので、1度の補給でハイブリッド車なら約1,000km、ガソリン車なら約680km走ります。
ガソリン満タンで1ヶ月に1度入れるか入れないかですね!
ガソリン代は車の維持費の中でも大きな割合を占めます。
1円安いガソリンスタンドを探したり、エコ運転を心がけてもそこまで大きく節約は出来ません。
車を所持するなら必要経費として考えましょう。
駐車場代
駐車場台は、毎月支払うもので、地域によって大きく変わってきます。
田舎なら月額3,000円~5,000円ですが、都会なら1万円~3万円ほどかかります。
アパートやマンション、月極等によっても金額は異なってきますので、駐車場台はあらかじめ調べておくと良いでしょう。
車検代
車検は新車で購入した場合、初回は3年目それ以降は2年に一度受けなければいけません。
車検費用は次の3つに分けられます。
車検基本料 | 点検費用・検査代・代行手数料 |
法定費用 | 重量税・自賠責保険量・印紙代 |
修理交換費用 | ブレーキパッド・スパークプラグ・ベルト類など |
法定費用を差し引いて、初年度で4万円程度。それ以降は10万円ほど見ておけばいいでしょう。
車検はどこで受けるかで費用が変わります。
一般的に、ディーラー車検は高く、専門店やガソリンスタンドなどのほうが安くなっています。
一番安くするならユーザー車検で、自分ですべてやるので基本料は0円になります。
また、車が古くなればなるほど交換や修理する箇所が増えるので、車検費用は高くなるでしょう。
自動車保険料(任意保険料)
自動車保険料(任意保険料)は、年間払いか月払いを選択できます。
保険料は、年齢や等級、条件によって大きく違ってきます。
フィットは1,500cc以下のコンパクトカーなので、高級車よりも安いですが、等級が低ければそれなりに高いです。
免許取り立ての6等級なら年間20万円ほどします。
14年間、無事故で20等級なら、年間5万円まで安くなりますよ。
車両保険を付けないと、40%ほど安くはなりますが、もし事故った時に自分の車の修理費用はでません。
任意保険は、代理店型とダイレクト型があり、ダイレクト型のほうが年間2~3万円安いですが、自分である程度勉強する必要があります。
ちょっとでも安くしたいなら、最低限の知識を付けて、ダイレクト型を選ぶといいでしょう。
何にせよ、まずは一括見積もりをとってみて、保険会社ごとの違いを確認してみましょう。
消耗品費
消耗品には、オイルやウォッシャー液、バッテリー、タイヤ、ベルト類などがあります。
オイル交換は、半年または5,000キロ毎に交換します。費用は3,000円程度。
タイヤは3年程度、2万円。
バッテリーは5年程度、1万円。
タイミングベルトなどは10年、5~10万円。
車検時に交換する時もありますし、いきなり故障して交換が必要になることもあります。
月額換算するとそこまで高くはないですが、その時の出費は結構でかいです。
まとめ
フィットの維持費は、年間約40万円です!月額に換算すると3.3万円!
「意外と高い!」と感じたのではないでしょうか?
今日紹介した他にも、高速代や洗車代、出先度の駐車場代、芳香剤などのカー用品代などがかかってきます。
車は便利ですが、お金がかかるんです・・・。
フィットは、コンパクトカーで燃費もよく車両クラスも低いので、それでも安い方です。
ミニバンやSUVなどはもっと高額になりますよ。
維持費を安くしたいなら、軽自動車が一番です。
自動車税や保険料、車検など全てにおいて安くなります。高速代も違いますしね!
とはいえ、比較してみるとそこまで大きく違わないんです。
車を買うなら、年間30~40万円かかると覚悟しましょうね。
もし、ローンで購入するなら、毎月の支払いが増えるのも覚えておきましょう!