新型N-BOXのオプションは、たくさんあって迷っちゃいますよね。
でも、わからないからと言って適当に決めると...
「予算オーバーした!」
とか、
「やっぱり付けとけばよかった!」
なんてことに。
何を選べばいいのか、悩ましいですよね。
そこで、今回はN-BOXのオプションについて紹介します。
「おすすめのオプションはコレ!」
「ナビは純正品と社外品のどっちが良い?」
など、オプションについて解説しますので、選ぶ参考にしてみてください。
オプションは2種類ある
オプションには、
- メーカーオプション
- ディーラーオプション
の2種類があります。
ここではそれぞれの違いについて、解説します。
メーカーオプション~後付けNG!
メーカーオプションは、車を作る段階で取り付けるオプション。
パワースライドドアなど、車を作るのと同時に取り付けるものが多いです。
後付けできないので、よく考えて慎重に決めましょう。
ディーラーオプション~後付けOK!
ディーラーオプションは、納車後にディーラーで取り付けるオプション。
フロアマットやシートカバーなど、取り付けの簡単なものが中心です。
こちらは後付けできますので、後から必要に応じて追加できます。
おすすめメーカーオプション
新型N-BOXは装備の大半が標準で付いてくるので、メーカーオプションはとても少ないです。
このため、決めるのは簡単。
とはいえ、後付けできませんので、よく考えて決めましょう。
前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム〈前席/後席対応〉
正面だけではなく、側面にも展開するエアバッグです。
横から衝突されても、乗員を保護できます。
あるとないとでは、安心感がまるで違います。
そう、10万円で命が守れるなら、安いもんです。
【対象グレード】
- G
- G・L(ノンターボモデル)
- G・スロープL(ノンターボモデル)
※装着には「Honda Sensing」が必須。
【価格】
約4~10万円
パワースライドドア(右側)
一部のグレードでは、パワースライドドアが左側にしか付きません。
路上での乗り降りは、歩道がある左側でするので、左側だけでも十分かもしれません。
コスト的にも決して安くないので、付けない選択もアリでしょう。
でも、一人で運転することの多い人は、右側もパワースライドドア化した方が便利です。
その理由としては、以下の2つ。
- 荷物を積み降ろしやすい(下図参照)。
- 両手に荷物がある時でも開けやすい。
【対象グレード】
G、G・EX、G・スロープL
カスタムG、カスタムG・EX、カスタムG・スロープL
【価格】
約5~10万円
おすすめディーラーオプション
メーカーオプションに比べ、ディーラーオプションはたくさんあります。
その分、迷うことも多く、まさにオプション選びにおける迷いの森。
ここでは迷っている方への道しるべとして、付けるべきアイテムをピックアップします。
必須3アイテムはコレ!
ディーラーオプションのおすすめは、次の3つです。
フロアマット
価格:1万7,280円(税込)
車内の床を汚れや傷から守ります。
せっかく買ったN-BOX、車内はきれいに保ちたいですよね。
ましてや、傷なんてもってのほか...テンションガタ落ち!
痛恨の一撃をくらってしまいます。
純正品と社外品で迷うところです。
社外品なら1万円ぐらいで安いのですが、やはり純正品のほうが丈夫で長持ちするのでおすすめです。
専用品ですから、サイズはぴったりフィットしますし、ズレる心配もありません。
ドアバイザー
価格:1万6,200円(税込)
窓の上部につける雨よけです。
雨や雪が降っていても、窓を少し開けられます。
ただ、フロアマットほど必須ではありません。
洗車する時に邪魔とか、窓を開けないといった理由で付けない人もいます。
タバコを吸う人や、常に換気したい人は付けたほうがいいですね。
ドライブレコーダー
【価格】
フロント用
- ナビ連動タイプ:3万240~2万7,000円(税込)
- 単独タイプ:2万7,000~2万1,384円(税込)
リア用
- 単独タイプ:2万7,000円(税込)
万一、事故やトラブルに遭った場合にそなえて、車外の様子を映像に記録できます。
最近はあおり運転の被害から身を守るために、車の前後を撮影できるものが人気です。
純正品と社外品とありますが、純正品の方がおすすめ。
N-BOXに合わせた専用品なので、確実に動作します。
配線も目立たず、スマートな設置が可能です。
さらに何か不具合があっても、ディーラーのサポートを受けられます。
価格は高いですが、それに見合った確実さがあります。
社外品は確かに安いです。
でも、配線がむき出しになったり、ナビとの連携に不具合が生じたりするリスクがあります。
また、サポート体制もディーラーほど手厚くないので、初めて使うのなら、おすすめしません。
ナビは純正と社外、どっちが良い?
ナビもたくさんあって、どれをつけるか悩みどころです。
純正品と社外品のどちらにすべきか、迷っている方も多いと思います。
結論から言うと、純正品の方がおすすめです。
純正品と社外品のメリットとデメリットをまとめると、以下のようになります。
純正品
【メリット】
- 他の機材との連携に不具合が出にくい。
- ジャマにならない位置に設置ができ、配線も目立たずスッキリ。
- ディーラーが一括でサポートしてくれるので、楽。
- 保証が3年または6万kmと、長い。
【デメリット】
- 価格が最低でも約10万円~と高い。
- 選べるメーカーが少ない。
- 機能が古い。
純正品は使い勝手や設置、サポートの面で優れています。
ステアリングスイッチやバックカメラなどと、連携した機能も問題なく動作します。
高価ですが、実際に買う時は1~2割ぐらい値引きされるんです。
簡単にナビを導入できるので、初心者におすすめです。
社外品
【メリット】
- 価格が約3万円~と安い。
- 様々なメーカーから選べる。
- 最新の機能が使える。
【デメリット】
- 他の機材との連携に不具合が出るかもしれない。
- 設置する位置に制約がかかったり、配線がむき出しになったりするかも。
- サポート窓口が取り付け店とメーカーとでバラバラになることもあり、面倒。
社外品は安いです。
でも、他の機材との連携や設置に不具合が出ることもありますし、十分なサポートを受けられないこともあります。
手間がかかっても構わないなら、お得にナビを導入できます。
延長保証を付ければ、最長5年保証
通常の保証は、純正品が3年か6万km、社外品は1年です。
ですが、延長保証を付けることで、どちらも最長5年にできます。
純正品はディーラー、社外品はカー用品店で、それぞれ申し込めます。
↓ ホンダの延長保証「マモル」
↓ オートバックスの延長保証
便利そうだけど?そうでもないオプション
オプションの中には
「付けてみたけど、意外に使わない」
「営業マンに勧められて付けたけど、効果を実感できない」
と不評なものもあります。
後で付けるんじゃなかった...と後悔しないように、チェックしておきましょう。
ハンズフリースライドドア
足先をセンサーにかざすと、ドアが開けられる機能。
両手が荷物でふさがっている時などに、便利そうに見えます。
でも、センサーの反応がイマイチでドアが開かないこともあります。
また、両手がふさがっている状態というのは、そこまで多くないですよね。
たとえふさがっていても、荷物を一旦おろして、リモコンで開けた方が楽だったりします。
ボディーコーティング
コーティングすれば、汚れが落ちやすくなり、確かに手入れは楽になります。
でも、「手入れが全く不要になる」という訳ではありません。
むしろ、手入れをしないと水垢が取れにくくなり、逆に汚れてしまいます。
効果を長持ちさせるには、
- 最低でも1ヶ月に1回の洗車
- 水か専用シャンプーで手洗いする
という手間をかけなくてはいけません。
あまり洗車しない人や洗車機しか使わない人は、付けない方が良いでしょう。
まとめ
N-BOXのオプションについてまとめると、以下のようになります。
【おすすめ】
■メーカーオプション
- サイドエアバッグ
- 右側のパワースライドドア
■ディーラーオプション
- フロアマット
- ドアバイザー
- ドライブレコーダー
- ナビ
→ 他の機材との連携やサポートの面で、社外品ナビはおすすめしない。
【意外に使い勝手が悪い】
- ハンズフリースライドドア
- ボディーコーティング
決める必要があるのは、ほとんどがディーラーオプションです。
色々ありすぎて迷いますが、納車後でも付けられますので、焦って決めなくても大丈夫。
納得のいく選択をして、楽しいN-BOXライフを送ってください。