出かけようと車に乗り込んだものの、セルを回してもエンジンがかからない!あるいはそもそもセルが動作しない!
そんな経験はありませんか?
エンジンがかからない場合、さまざまな原因が考えられます。
かなり深刻なものから、自分で簡単に対処できるものも少なくありません。
そこで、ここではエンジンがかからなくなってしまうさまざまな原因と、その対処法、そして修理が必要な場合はそこでかかる費用などについてもチェックしてみましょう。
もしかすると、今日そんなトラブルに襲われてしまうことになるかもしれませんので、しっかりとチェックしておきましょう。
エンジンがかからない原因ランキング!
まずは原因のランキングを見ていきましょう。
1位 バッテリー上がり
2位 バッテリー切れ
3位 燃料切れ
4位 セルモーターの故障
5位 メインヒューズの断線
エンジンが掛からない原因の多くがバッテリー関係です。
バッテリーが上がってしまったのか、またはすでに寿命を迎えたのかなど、見覚えがあることもあるでしょう。
バッテリー上がりの対処法や、交換費用についても後述しているので、この機会に覚えておきましょう!
その前に、うっかりミスでエンジンが掛からないことも多いので、まず自分でチェックすべきことがあります。
これは恥ずい!JAFやディーラーに行く前にチェックすること
ぴょん吉もエンジンがかからなくなって焦った経験が何度もあります。
その原因は、やっぱりバッテリー切れが多いのですが、時にはうっかりミスのこともあり、JAFを読んで恥ずかしい思いをしたことがあります。
そんな思いをしないように、「エンジンが掛からない!」ときに、チェックすることを3つ書いておきます。
ギアがPに入っているか
これ初心者がよくやります。僕もやりました(笑)
AT車は、シフトがP(パーキング)に入っていないとエンジンが掛かりません。
DやRのまま、エンジンを切って、戻ってきてエンジンをかけようとしてもかからない。
(そもそも、エンジンは切れるけど、キーが外せない、最後までまわらないんですが)
私「エンジンがかからなくなってしまいました」
JAF「分かりました、今から行きますので待っていてください」
JAF到着
JAFのかっこいいお兄さん「あぁ、シフトがDになったままですね。はい!これで大丈夫ですよ。」
私「・・・ハハハ・・・ハ(照)」
なんてことは結構あるみたいですよ。
ハンドルロックがかかっていないか
シフトレバーと同じように、ハンドルロックがかかっているとエンジンがかかりません。
というか、キーが回りません。
これも初めての場合、結構焦ります。
でも、自分で簡単にできるので、JAFなどを呼ぶのは待ってくださいね。
まず、キーが回らない場合は、ハンドルロックがかかっていないかチェック。
ハンドルが右左にまわしてみて回るかどうか確認するだけです。
ハンドルロックを解除する方法は、ハンドルを回しながらキーも回すだけです。
タイミング的なものもあるので、右左にハンドルを回しながら何度かやってみてください。
電子キーの電池切れを起こしていないか
最近の車は電子キーのものが多くなっていますね。
カギを車内に置いてキーを回したり、ボタンを押したり。
この電子キーの電池がなくなると当然ながら、エンジンも掛かりません。
というか、キーが回りません。
冬など寒いところだと、電池がなくなることももあります。温めると戻ります。
電子キーの電池切れは、キーとじ込みの原因にもなるので、危機が悪くなったらすぐに交換しましょう。
電池切れの確認は、ロックが掛かるかどうかでチェックできますよ。
上記のことは自分で対処ができるので、エンジンが掛からなくなったらまず初めてに確認することです。
僕のように慌ててJAFを読んで恥ずかしい思いをしないようにしましょう。
上記以外の場合は、JAFなどの人の手を借りる必要があります。
また、修理や交換が必要になり、思わず出費につながることもあるでしょう。
エンジンが掛からない場合の原因と対処法、また修理にかかかるお金を見ていきましょう。
最初にチェックのはセルが回るかどうか?
まずは、どうしてエンジンがかからないのかを症状別に分析してみましょう。
キーを回してみて、セルが回るかどうか確認してみましょう。
セルがマワならい場合
キーを回しても何も音がしない(セルが回らない)場合は以下のことが考えられます。
- バッテリー上がり
- バッテリー切れ
- セルモーターの故障
- ヒューズ切れ
バッテリー関係がダントツで多いので、まずはバッテリーを疑っていいでしょう。
セルが回る場合
「キュルキュルー」とセルが回るのであれば、次のことが考えられます。
- ガソリン切れ
- 燃料系統の故障
- エンジン系の故障
- バッテリーの寿命が近い
ガソリンは十分にあるか、セルの回転はいつも通りかを確認しましょう。
セルの回転が遅い場合はバッテリーが弱っていることが考えられます。
燃料液糖やエンジンの故障は、自分ではわからないのでディーラーか修理屋さんに見てもらいましょう。
それでは、バッテリー上がりやバッテリー切れ、その他の故障の対処法や修理に価格お金を見ていきましょう。
バッテリー上がり、バッテリー切れ
セルがそもそも動作しないという場合は、バッテリーのトラブルを最初に疑いましょう。
いわゆる「バッテリーがあがった状態」になっている可能性があります。
実はさまざまな車のトラブルの中でも、このバッテリーに関する問題は非常に多いのです。
エンジンを切った状態で、ルームライトやヘッドライトを付けていたり、音楽を聞いたりと電気を使っているとバッテリーが上がります。
バッテリーが上がると、車の電気系統が一切使えないので、ルームライトやエアコン、ディスプレイ表示が点灯するかもチェックするといいでしょう。
バッテリーが劣化している場合、ついさっきまで当たり前に走行することができていても、いきなりエンジンがかからなくなってしまうこともあります。
また、気温が低いとバッテリーの性能が弱くなり、エンジンが掛からないことがあります。
しばらく時間を置いたり、温めることでエンジンがかかることもあります。
- すぐにバッテリーが上がる
- 寒くなるとエンジンがかかりにくい
- セルの回るスピードが遅い
こういう場合はバッテリーの寿命が来ているかもしれません。
バッテリーの寿命は2~3年と言われています。
寿命かな?と思ったら、ガソリンスタンドやディーラーでバッテリーチェックをしてもらいましょう。
バッテリーの交換費用はいくら?
バッテリーが完全に劣化してしまっている場合は、交換する必要があります。
バッテリーの容量によっても多少の違いはありますが、購入するとなれば1〜5万円ほどかかります。
工賃についてはそれほど高くありませんし、簡単な工具があれば自分で交換することも可能です。
意外と簡単に交換できるのですが、古いバッテリーの処分や失敗したときのリスクも考えておきましょう。
工賃が多少かかりますが、僕は時間やリスクを考えて丸投げしちゃいます。
自分でやる場合、バッテリーはカーショップだけでなくホームセンターや通販などでも販売されていますので、チェックしてみましょう。
その際に、古いバッテリーの処分もしてくれるところを選びましょう!
バッテリー上がりを解消する方法
また、バッテリーが劣化していない場合はブースターケーブルを使用することによってエンジンをかけることができます。
もしものときにのために、ブースターケーブルは車に積んでおいたほうが良いかもしれません。
ブースターケーブルを使うときには、もう一台の車が必要です。
家族の車があるときは良いですが、出先や1台しか車がない場合は困りますよね。
そんな方におすすめなのが、ジャンプスターターです。
これ1台あれば、バッテリー上がりを解消できます。
1万円前後で売っているので、1つ持っておくと便利ですよ。
周囲に助けてくれる人もいない、ジャンプスターターがない場合は、JAFや任意保険のロードサービスを呼びまましょう。
基本的には無料で対応してくれますよ。
我が家も子供のルームライト消し忘れで1ヶ月に3回もバッテリー上がりを起こしました・・・。
任意保険のロードサービスを呼びましたが、無料でやってくれました。
ただ、到着までに15~30分と時間がかかるのがデメリットですね。
その他の方法として、タクシー会社によっては1000円程度を支払うことによって、ブースターケーブルを貸してくれることもありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか?
→http://www.hikaritaxi.co.jp/services/qq.php
セルの故障やヒューズ切れ
バッテリーに問題がない場合は、セルそのものが故障しているというケースもあります。
また、ヒューズ切れによってセルが動作しなくなってしまうこともあります。
車種などによって異なりますが、メインヒューズは運転席の足元やエンジンルームのわかりやすい場所にあることが多いので、ここをチェックしてみましょう。
よくわからなーい・・。という方は素直にディーラーへ持っていって見てもらいましょう。
セルの修理や交換費用
セルそのものが故障している場合は、交換が必要となります。
交換の方法は3つあります。
1.新品に交換→7~8万円
2.リビルド品に交換→2~3万円
3.オーバーホール(分解&清掃&再組立)
「リビルド」や「オーバーホール」ってなんぞや?と思う方もいると思います。
この際に覚えておくと、今後の修理費用を安くできるかもしれません。
リビルドとは、中古品の消耗した部分のみを修理や交換したもので、いわば新品と中古の中間というものでしょう。
オーバーホールとは、部品を一度分解し、清掃をし、再び組み立ててることを言います。
「次の車検まで乗りたい!」とか「あと数年は持ってくれれば」という方は新品に交換するのはもったいなすぎますよね!
なので、ディーラーや修理屋さんで見積もりを取るときに「リビルドやオーバーホールはありますか?」ということを聞いてみましょう。
できる部品とできない部品があるので、事前に「○○ リビルド」などとネットで調べておくと赤っ恥をかくこともないでしょう。
セルモーターの場合も、新品に交換は高すぎるので、リビルドかオーバーホールを選ぶといいでしょう。
修理屋さんに頼むとしても工賃が1万円もしないので、新品よりもかなり安くなるでしょう。
メインヒューズは300円~500円と高いものではないので、よくわからないならディーラーや修理屋さんにお願いしましょう。
ガソリン不足
セルは回るもののエンジンがかからない、あるいはかかってもすぐに止まってしまう場合、ガソリン不足も考えられるでしょう。
念の為に、ガソリンの残量を再度チェックしてみてください。
「もう少し走れる…」そう考えていても、状況によってガソリンの消費量は大きく変化するものです。
できるだけ余裕を持つようにしましょう。
ガス欠もちょっと恥ずかしいですよね。
でも、ガス欠の場合は一人では解決できないので、JAFなどを呼んで助けてもらいましょう。
エンジントラブル
根本的な、エンジンそのものがトラブルを抱えているというケースも少なくありません。
どこにも異常がないはずなのにエンジンがかからない、あるいはすぐにエンジンが停止してしまうという場合はエンジンそのものの故障を疑ってみましょう。
エンジントラブルの修理費用
エンジンそのもののトラブルの場合はさらに費用がかかります。
場合によっては数十万円単位でかかってしまうこともありますので、どうするべきなのかを整備工場やディーラーの担当者と相談しましょう。
まとめ。エンジンがかからなくても焦らないで!
このように、エンジンがかからないというトラブルにもさまざまな原因があります。
場合によっては、その場ですぐに解決できるケースもありますので、まずは以下をチェックしましょう。
- ギアがPに入っているか
- ハンドルロックがかかっていないか
- 電子キーの電池はあるか
- ガソリンは十分か
これらのことは自分で確認できますね。
次に確認するのは、セルが回るのか回らないのか?です。
そして、ルームライトがつくかどうかも確認しましょう。
セルが回らない、ルームライトもつかない場合は、バッテリー切れでしょう。
自分でできるなら、ジャンプスターターなどを使ってバッテリー回復をしましょう。
自分でできないなら、JAFやロードサービスを呼びましょう。基本無料です!
バッテリー上がりを起こしてしまった場合、ガソリンスタンドやディーラーでバッテリーの残量を確認しましょう。
もしかしたら、寿命が近いかもしれません。
交換する場合は、車種などによって違いますが1~5万円程度かかるので心しておきましょう。
セルが回るのにエンジンが掛からない場合、セルのスピードに注目しましょう。
ゆっくりと回っているならバッテリーが弱っているかもしれません。
普通に回るのに、エンジンが掛からない場合、エンジンが故障しているかもしれません。
故障の場合は、修理工場やディーラーに持っていって見てもらいましょう。
交換が必要な部品がある場合、新品だけではなく、リビルドやオーバーホールがあることも覚えておきましょう。
修理費用がグーンと安くなるかもしれませんよ!
『そろそろ買い替えかな?』と思ったら
故障が続いて修理費用も馬鹿にならない・・・。
そろそろ買い換えかなぁ?
と思った時はその車がいくらで売れるのかチェックしてみましょう。
故障していても、10万キロ走っていても、高く売れます!
買い替えでディーラーに持っていけば、廃車になって0円かもしれません。
でも、買取専門店に査定してもらえば高く売れる可能性がありますよ。
愛車が高く売れれば、買い換えの頭金の足しにもなりますから!
査定依頼はもちろん無料。