ライトがつかない!?ヘッドライトの故障の原因と対策、修理費用

夜間の走行に欠かすことができないのがヘッドライトです。

より安全性を高めるために、昼間でもライトを点灯して走行しているという方もいらっしゃるでしょう。

また、基本的にヘッドライトがつかない状態の車を運転することは、非常に危険ですので法でも禁止されています

そんなヘッドライトに関するトラブルは、実は少なくありません。

では、ヘッドライトのトラブルにはどんな原因があり、そしてどう対処すれば良いのでしょう?
ここではヘッドライトに関するさまざまなトラブルの原因と対処法、そして修理に必要な費用などについてもご紹介してみたいと思います。

ヘッドライトのトラブルにはどんなものがあるの?原因と対策

まず、最初に挙げられるのが「ヘッドライトがつかなくなってしまう」というものです。

その原因には3つものがあります。

 

  1. 片方だけ切れている
  2. 両方切れている
  3. ハイビームとロービームの切り替えが出来ない

 

片側だけ切れているケース

最初に考えられるのは球切れです。

ハロゲンライトの場合、寿命はそれほど長くはありませんので、球切れによって点灯しなくなってしまうことがあります。

ヘッドライトの片側だけつかなくなってしまった場合、ほとんどが球切れなので、交換しましょう!

球切れへの対処法

球切れの場合は、球を交換することによって対処可能です。

ガソリンスタンドなどでも数千円で交換できます。

自分でできるなら、数百円でライトを買ってきてつければいいでしょう。

 

片方の球が切れたということはもう一方も寿命が近いことを意味します。

そのため、できれば両方まとめて交換することをおすすめします。

 

ヘッドライトの種類は、ハロゲン・HID・LEDの3種類があります。

最近はHIDが主流ですね。

ハロゲンよりも明るく、寿命が長い(5~6年)のが特徴です。

寿命が長いと言えばLEDですが、今のところ純正以外はやめておいたほうがいいです。

 

車検や12ヶ月点検などの定期点検をしっかりやっていれば、球切れはあまり起きません。

しかし、まれに走行中に切れてしまうこともあります。

夜間にライトが切れてしまった場合、そのまま走行するのは危険なので、路肩に止めてJAFなどを呼ぶほうが良いでしょう。

 

 

両方が切れているケース

では、両方同時にヘッドライトがつかなくなってしまった場合はどんな原因が考えられるのでしょう。

これにはいくつかの原因が考えられます。

最初に疑うべきポイントはヒューズ切れです。

 

この場合、両方同時に点灯しなくなってしまいますので、ヒューズボックスの中を確認しましょう。

銅線が切れているならヒューズ切れ確定です。

 

ヒューズボックスの位置はメーカーや車種によっても異なりますので、事前に確認しておくと、いざという時に焦らずに済むでしょう。

一般的にはダッシュボードの裏や、エンジンルームにあることが多いです。

 

説明書を見ればかならずどこにあるのかは記載されていますので、確認しておきましょう。

よくわからない・・・という方は、ディーラーに持っていくのが一番手っ取り早いですよ。

なお、ヒューズにも問題ない場合、接触不良などの電気系トラブルが原因となっている可能性が高くなります。

 

ヒューズ切れへの対処法

ヒューズ切れの場合も、ヒューズを交換することによって対処できます。

ヒューズは100円程度と非常に安価ですし、自分で交換することも容易です

修理工場やディーラーなどに依頼しても500円~3,000円くらいでやってくれるでしょう。

 

ハイ・ロービームの切り替えトラブル

「ヘッドライトがつかない」という以外にも、さまざまなトラブルが起こり得ます。

中でも、特に困ってしまうのがハイビームとロービームの切り替えができなくなってしまうというものでしょう。

この場合、2つの原因が考えられます。

 

まず、最初にチェックしたいのはスイッチの接触不良などの電気系のトラブルです。

そして、次にチェックしなければならないのが、ライトそのものの故障です。

 

いずれにしても、深刻なトラブルですので、早い段階での対処が必要です。

車のヘッドライトは安全なドライブをするために欠かすことができないものです。

 

ここにトラブルを抱えたまま走行するのは危険なだけではなく、罰せられてしまうこともあります。

なので、少しでも異常を発見したら、できるだけ早く対処しましょう。

 

電気系統トラブルへの対処法

電気系統のトラブルによってフロントライトがつかなくなってしまった場合も、接触不良などであれば、接点復活剤をふりかけるだけでも十分に対応可能です。

ですが、トラブルの原因箇所の特定が難しいことからプロに依頼するのがベストかもしれません。

この場合、部品の交換などが必要なければ、数千円で対応できます。

 

ヘッドライト本体のトラブルへの対処法

ヘッドライトのシステムそのものを交換しなければならなくなってしまった場合、その修理費はかなり高額になってしまいます。

左右両方を交換するとなれば工賃も含めて10万円以上かかってしまうというケースも少なくありません。

自作する場合は、ライトに使われているダイオードはRSコンポーネンツで購入できるようです。

 

ヘッドライトはドライブの安全を守る重要アイテム

たかがヘッドライトと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、場合によっては修理にかなりの費用がかかってしまうこともあります。

そのため、できるだけ信頼することのできる修理工場やディーラーに依頼するようにしましょう。

ヘッドライトの不具合、トラブルにもさまざまなものがあります。

一見するとまったく同じトラブルのように感じられるようなものだっても、原因はさまざまですので、それを把握した上でどのような対処法がベストなのかを考えるようにしましょう。

いずれにしても、走行の安全性に大きく影響しますので、しっかりと対応するようにすべきです。

 

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