ホンダシャトル試乗レポート

ホンダシャトル試乗レポート!新型シャトルの実力はどうなのか?

5月15日にホンダから発売された新型車「シャトル」。

フィットの派生モデルにあたるフィットシャトルの後継者モデルです。

今回、シャトルを作るに当たってフィットシャトルのユーザーの声を集め改良したそうです。

新型に何を求めるのか?ということを徹底的に検証し、使い方や車に対する価値観もフィットとは大きく異なっていたことも分かったそうです。

そんな中で独自性を追求した上で今回のシャトルに行き着いたようです。

そんなシャトルの実力はどんなもんなんでしょうね?
ちょうど出掛けた際に試乗会を開催していたので体験させていただくことにしました。

フィットから決別?外観はどう変わった?

試乗したグレードはHYBRID Zです。

ホンダシャトル 外観 エクステリア

一番上のグレードになります。

ホンダシャトルハイブリッド

ボディーカラーはミッドナイトブルービーム・メタリックです。

他にもミラノレッドの展示車がありました。

シャトルミラノレッド

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名前からフィットが外れたとはいえ、基本的にはフィットと同じ顔を感じます。

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ライトの部分にシルバーメッキが入っていることで鋭さも出しています。

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フィットシャトルと随分と変わりましたね、良いと思います。

 

ちなみにフィットシャトルはこれ↓

フィットシャトル

 

HYBRID Zにはルーフレールが標準装備となっています。

シャトルルーフレール

飾りかと思ったのですが、キャリアを挟む強度はしっかりあるとのことでした。

タイヤとアルミホイールは16インチ

シャトルタイヤホイール

16インチが標準装備になっているのはHYBRID Zのみです。

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ボディサイズですが、全長4400×全幅1695×全高1545mmの5ナンバーサイズです。

フィットシャトルが5ナンバーサイズでユーザーからの好評原因の1つだったそうです。

だから、これは絶対にキープしたかったのでしょう。

最近の車は3ナンバー化してきています。

そこをあえてユーザーの求める5ナンバーサイズを守ってデザインしたのでしょう。

スタイリッシュさを加え、見た目の上質感も出したことで良い方向に動いたのではないでしょうか?

インテリアの写真を沢山撮ってきました!

内装に関して最初に思ったのは、やはり1500ccクラスの車にしては良い印象です。

トヨタのプリウスアルファほどプラスチックの多用感はありません。

ホンダシャトルインテリア内装

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shuttle011メーターも綺麗ですし、目線にスムーズに入ってきて見やすいです。

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エアコンはヴェゼルなどと同じくタッチパネル式。

ここ最近の新型はタッチパネル式が多くなってきていますね。

ボタン式やダイヤル式に比べると触れた感がないので操作ミスすることもありそうです。

ホンダシャトルシフト
シフト部分です

こちらもパーキングボタンが設置されています。

収納部分に関してはやはり多くを求めるものではありません。

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ホンダシャトル収納

少ないとは言え、設置はされています。

あとは乗る人が工夫されれば良いと思いますね。

2列目シートです。

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実はこの2列シートの後ろにちょっと工夫があるのです。

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折りたたみ式の小物入れになっています。

使わない時は畳んでおけば良いので邪魔になることはありません。

2列目シートは倒すことが可能です。

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片側だけ倒してもでも大丈夫ですし、両方倒しても大丈夫です。

めちゃくちゃ広くなるので長い荷物や沢山の荷物を積むときに重宝しそうです。

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2列目シートの足元部分です。

シャトルセカンドシート背が高い方や体格が良い方ですと多少窮屈さは出てしまいます。

ここは一般的な5ナンバーサイズのワゴンとして割り切るしかないと思います。

 

いよいよ試乗!乗り心地や実燃費はどうなのか?

自由に20分くらい乗って来て良いとのことだったので、色々と試させていただきました。

加速も滑らかで、同じパワーのフィットハイブリッド以上に感じます。

アクセルを踏んで何度か加速を確認してみましたが、市街地乗車レベルでは何のストレスもありません。

普通に乗っている分にはとても静かなのも良さの1つではないでしょうか。

赤信号のスタート時にもたつを感じますが、最近ハイブリッド車の多くは同じような感じですね。

ハイブリッド車が初めて!という方はもしかしたら違和感を抱くかも知れません。

 

Sモードというのがあり、スイッチひとつでスポーティな走りができるということで試してみました。

アクセルをガーッといれても驚くほどのパワーが出ている!とは感じませんでした・・・(爆)

でも、長い坂道や高速道路などでは違いを感じると思います。

あって悪いものではないと思いますが、使用範囲はどうしても限られますね。

加速を重視しない方にはエコモードで充分足りてしまうと思います。

乗り心地は非常に良かったです。

振幅感応型ダンパーを使用しているからなのか、安定しているしとっても静かでスムーズ。

やはり後から出て来た車になるので、レベルは上がっているのが分かります。

 

燃費はカタログ値で34km/lとのことですが、試乗での平均実燃費は18km/lほどでした。

実燃費レポートを見ていると、街中で22km/l、高速では27km/l以上の報告もあるので、ドライブテクニック次第ではかなりエコになりそうです。

 

ホンダシャトルの総額はいくら?値引き相場も聞いてみた

発売直後ということもあって値引きは殆どない状態だそうです。

それでもゼロということはしないそうで、現状で3万円程度と話していました。

毎月購読している「月刊自家用車」の7月号を見てみると、目標値引き額は10万円とのこと。

ただ、やはり値引きはかなり渋めでプリウスαやジェイドなどのライバルを出しても効果は薄いようです。

それよりも、経営資本の異なるホンダでシャトルの同士討ちをして交渉を進めていくのが効果的だそうです。

値引交渉については下記を参考にして下さい。

→値引交渉必勝テクニック集

もう少し時期がたてば値引き額も変わってくると思うので、少し待ってみるのも手かも知れませんね。

さすがに発表直後なので大幅値引きが出ないのだと思います。

今回、試乗したHYBRID Zで見積っていただいたのですが乗出しで286万円程度でした。

ホンダシャトル見積書

「意外と安く乗れてしまうのですね」というのが率直な感想です。

ハイブリッド車が300万円以内で乗れると考えたら凄くお高いものではないと感じます。

何よりも内容に対してのこの値段!

これだったら買っても後悔はしないと感じる方が多いのでは?と思いました。

グレードによって車両本体価格は変わりますが、199万円から設定があります。

何を求めるか?で乗出し金額は変わるので、かなりおさえることも出来るのではないでしょうか?

プリウスアルファですと軽く300万円はこえてしまいますからね。

ハイブリッドのシステムが違うので一概には言えませんが、ホンダのハイブリッドという選択肢も今後多くなってくるとは思います。

6月中旬には納車が可能とスムーズなのもポイントかも知れません。

 

ホンダの新型シャトル~総評~

コストパフォーマンスに凄く優れた車であると思いました。

そして何よりの特徴が燃費の良さ!カタログ値で34.0km/lという数字!

フィットシャトルの26.2km/lから随分あがりましたね。

34.0km/lを出すのはかなり難しいと思いますが、20km後半代はキープできそうです。

私の試乗では18km/lほどのものでしたが、乗り方次第では伸びてくれると思います。

最近のホンダの車ですが、質感という言葉に重点を置きだしたように感じます。

開発している中で方向性がどんどん定まってきたのでしょうか?好循環に繋がって欲しいものです。

となると新しく出てくる車にどうしても質の良さを感じるようになってしまいます。

ですが、既存の車も良くしていこう!という流れになってくれれば良いですよね。

なお、ハイブリッドにはホンダの他モデルと同じく4WDが用意されています。

私も知らなかったのですが、ハイブリッド4WDワゴンはシャトルが初めてとなるのです。

これまで4WDやラゲッジスペースを購入のポイントとして、ハイブリッドSUVを検討していた方もいると思います。

そんな方にもシャトルという存在は魅力的な選択肢となりそうですね。

当初、2014年に投入されるはずが遅れての発売となったシャトルです。

フィットがはずれた「シャトル」の今後にも期待したいと思います。

 

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