スズキクロスビー(Xbee)の実際の燃費はどのくらい?

スズキから発売された新型車クロスビー(Xbee)。

気になる燃費はどのくらいなのでしょうか?

グレードごとのカタログ燃費と実際の燃費を算出してみました。

カタログ燃費と実燃費

クロスビーのカタログ燃費はJC08モードで22.0km/lです。4WDは20.6km/

MXもMZも燃費は同じです。

新しく取り入れられた燃費測定のWLTCは不採用でしたね。

 

では、実燃費はどのくらいになるのでしょう?

JC08の燃費の場合は、街中走行ならカタログ値の60%、高速なら80%になります。平均値は70%程度になるでしょう。

駆動燃費高速道路街乗り平均
2WD22.0km/l17.6km/l13.2km/l15.4km/l
4WD20.6km/l16.5km/l12.4km/l14.4km/l

まだ発売したばかりで、燃費レポートなどのデータは集まっていませんが、だいたいこのくらいになるでしょう。

 

他のスズキ車とカタログ燃費で比較すると・・・

車種燃費(JC08)
クロスビー22.0km/l
ハスラー32.0km/l
スイフト27.4km/l
ソリオ27.8km/l

※スイフトとソリオはマイルドハイブリッドのグレードです。

 

他の車種と比べると、クロスビーはあまり燃費が良くないですね。

理由はエンジンにあります。

クロスビーのエンジンはK10C型という直噴ターボエンジンを搭載しています。

そのため、燃費を犠牲にして力強い走りを実現しているのです。

 

ハスラーはRO6A型、ソリオとスイフトはK12C型の自然吸気エンジンを搭載しています。

燃費性能ではクロスビーが劣りますが、走行性やパワーは確実に上ですね!

 

このあたりは、実際に乗ってみないと体感できないので、試乗してみることをおすすめします。

燃費以上の魅力を感じるはずですよ!

 

→クロスビーの試乗レポートはこちら

 

マイルドハイブリッドってハイブリッドと違うの?

クロスビーはマイルドハイブリッド搭載車です。

完全なハイブリッドではなく「マイルド」なんです。

 

この「マイルド」ってなんじゃ?と思う方もいるでしょう。

簡単に説明すると、モーターだけでの走行はしないで、発進時にモーターの力を使うということです。

またアイドリング時にもモーターの電気を使うというのも特徴です。

 

モーター走行(EV走行)をしないので、そこまで燃費は伸びませんが、発進時は非常に静かでスムーズになっていますよ。

 

 

4WD車の燃費と走り

雪国の方やスノースポーツをこよなく愛する方は4WDが必須ですよね。

2WDよりは燃費が落ちてしまいますが、安心感には変えられません。

さらにアウトドアで役立つ下記4つの装備があります。

 

※2WD車には装備されていません・

 

スポーツ

エンジンの回転を高め、力強いトルクを発揮してくれます。

急な上り坂もグングン登っていくパワーと、レスポンスの良いスポーティな走りを楽しめます。

 

スノー

雪道ではトルクを抑えて、タイヤの空転を防いでくれます。

スリップしやすい道ではスイッチオンして、スムーズな発進や加速でスリップ事故を防いでくれるでしょう。

 

グリップコントロール

雪道やぬかるんだ道でも安心の「グリップコントロール」が装備。

グリップコントロールとは、片方のタイヤがスリップした時に車輪のブレーキ制御を早めて、グリップ側の車輪に駆動力を集中させて発進をサポートしてくれる機能です。

グリップコントロールがついていれば、雪道やぬかるみでスタックしてしまうことが減るでしょう。

ヒルディセントコントロール

雪道の下り坂ほど怖いものはありません。

ツルッツルの下り坂で、ブレーキを踏むとタイヤがロックしてスリップしてしまうこともありますからね。

でも、ヒルディセントコントロールがあれば、ブレーキ操作をしなくても約7km/hという一定速度で坂道を降っていってくれます。

ブレーキ操作をしなくてもいいので、安心して運転できるでしょう。

雪山に行くには必須の装備かもしれません!

 

 

まとめ

クロスビーはマイルドハイブリッドシステムとターボエンジンを組み合わせて、力のある走りだけど低燃費!を実現しています。

燃費は2WDで22.0km/l。4WDは20.6km/lです。

実際の燃費は平均で14~15km/lくらいになるでしょう。

スズキの車にしては燃費はあまり良くないですが、パワーが違います!

排気量は1.0Lですが、直噴ターボエンジンを搭載しているため、1.5Lエンジン並みの高出力・高トルクを感じることができるでしょう。

もちろん4WDも用意されていて、雪道でも急な上り下り坂のある山道でも快適に運転することができます。

ハスラーに採用されているグリップコントロールやヒルディセントコントロールといった、システムもしっかり装備されていますよ!

 

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