車のエアコンが効かない!原因と修理費用はどれくらい?

真夏にエアコンの冷房が冷えなくなると悲惨ですよね。

私も今年の夏に急にエアコンが効かなくなり、地獄を見ました・・・。

渡しの場合は、停車中や渋滞中に冷風が出なくなったのです。

結果的にはコンデンサーファンの故障で、交換に25,000円(中古。新品なら8万円と言われた)かかりました。

 

真夏にエアコンが故障すると、熱中症の恐れがあり危険です。

今日は、冷房や暖房が効かなくなる原因と修理費用についてお伝えします!

 

 

エアコントラブルの原因と症状と修理費用まとめ

エアコンの冷房暖房が効かなくなる原因と症状、修理費用はこんな感じです↓

冷房
原因症状修理費用
A/CスイッチOFFA/Cスイッチが入っていない0円
アイドリングストップ中エンジンが停まっている0円
コンプレッサーの故障エコンONで「カチ」という音がしない5万円~
コンデンサーファン故障エアコンONでもファンが回らない3万円~
エアコンガス漏れサイトグラスで泡の気泡が多い3万円
プロアモーターの故障風が出ない2~3万円
暖房
原因症状修理費用
サーモスタットの故障水温が上昇し、オーバーヒート1万円程度
冷却水の減少か漏れ冷却水がなくなればオーバーヒート5万円~

 

冷房が効かない場合

まずは、A/Cスイッチがしっかり入っているのか確認しましょう。

停車中に冷風が出ない・・というときは、アイドリングストップ中ということもあるので、エンジンがかかっているのかしっかり確認しましょうね!

 

上記の表をみて、用語がわからない!という方は、ディーラーなどに持っていって見てもらったほうが早いですよ。

 

ガソリンスタンドなどでは、「エアコンガスが減っている!」と補充をすすめてきますが、そもそもエアコンガスはそう減るもんではありません。

もしかしたら、どこかから漏れていることもありえるので、安易に補充してもお金を失うだけになります。

 

それではひとつひとつ見ていきましょう!

 

ACスイッチがOFFになってた(汗)

意外とありがちなのが「ACスイッチが無効になってしまっている」というものです。

ディーラーに持っていったら「ACスイッチがOFFになっていただけですね!」と言われ、恥ずかしい思いをします(笑)

 

eakon02

これでは風が出てくるだけで、エアコンとしての十分な機能を果たしてくれません。

そのため、「エアコンが効かないな」と思ったら、まずはACのスイッチをチェックしてみましょう。

 

ただ、暖房はACスイッチをONにする必要はありません。

暖房時にACをONにすると燃費の無駄なので、OFFにしておきましょうね。

 

暖房時にACが必要なのは、窓が曇っている時です。

ACは除湿効果があるので、窓ガラスが曇って全貌が見えない場合は活用しましょう!

 

アイドリングストップ中は冷風が出ないよ

最近の車にはアイドリングストップ機能がついています。

停車中に自動にエンジンを切ってくれて燃費を節約してくれます。

 

一部の車両を除いてアイドリングストップ中はエンジンが停まっているので、冷房が効きません!

スズキの「エコクールは」アイドリングストップ中でも冷風を送ってくれます。

 

とは言え、アイドリングストップはそこまで長い時間かかるものでもないし、エアコンが必要なときにはエンジンが自動的にかかります。

なので、夏場にストレスを感じるほど暑い!なんてことはないでしょう。

 

エアコンガスの減少や漏れ

エアコンが冷えない時に、多くの人がエアコンガスを疑うのではないでしょうか?

ガソリンスタンドでも「エアコンガスが減っていますよ!」なんて言われますからね。

 

しかs,エアコンガスはそんなに減るものではありません。

約10年ほどで補充するものなので、短期間にガスが減っているならどこかから漏れている可能性があります。

どこから漏れているのかは素人ではわかりづらいので、ディーラーで見てもらったほうが早いでしょう。

 

ガス漏れの修理費用

修理費はだいたい3万円ほどです。

エアコンガスの補充だけなら3000円程度で済みます。

 

エアコンガスの量をチェックする方法

エアコンガスが減っているかどうかは簡単に見つけることができます。

ボンネットを開けると、小さな丸い窓ガラスのようなものがあります。(サイトグラス)

エンジンを掛け、エアコンをONにしてから、サイトグラスを覗いてみましょう。

※サイトグラスがない車種もあります。

 

サイトグラスにみえる気泡の量で、エアコンガスの量をはかります。

気泡が全くないか、少し見えるのなら、エアコンガスは十分に入っています。

気泡がたくさん見える場合はエアコンガスが不足している可能性が高いです。

画像出典:知恵袋

 

コンプレッサーの故障

カーエアコンの仕組みについては割愛しますが、冷たい空気を作り出すためにはコンプレッサーが必要です。

このコンプレッサーが故障してしまうと、そもそも冷たい空気を作ることができませんので、冷房が効かなくなります。

 

コンプレッサーが動いているか確認する方法

まず静かな状態でエンジンを掛けエアコンスイッチをONにします。

その時に、エンジンルームから「カチっ」という音が聞こえれば、正常に作動しています。

もし、カチッと言う音が聞こえないのなら、コンプレッサーが動いていないかもしれません。

 

一人で確認するのが難しいなら、エアコン操作をする人と、音を聞く人の2人で確認してみてください。

 

コンプレッサーの修理費用

修理費用は車種や故障状況によって大きく変わってきます。

5万円~10万円ほど見ておきましょう。

中には20万円以上かかった!という方もいます。

 

近年の車の場合、コンプレッサーが壊れてしまうことはほとんどありません。

ですが異音がする場合、前述の通りそこに原因がある可能性が高いですので、できるだけ早く修理工場などに持ち込んでチェックしましょう。

 

コンプレッサーが故障した場合、単純にコンプレッサーだけを取り替えれば良いわけではありません

コンプレッサーはガスを発生させると同時に鉄粉も発生します。

この鉄粉が他の部品にも回ってしまうので、他の部品も取り換えが必要になるのです。

 

コンプレッサーを含むカーエアコンの修理は、基本的に電装屋でやります。

なので、ディーラーだけではなく近くに電装屋などにも持っていって診てもらうと良いかもしれません。

価格が安いというだけで、適当な業者に頼んでしまうと、またすぐに故障してしまう可能性がありますので、業者選びも大変ですが。

 

部品交換は、新品は高くなってしまいます。

リビルド品や中古品なども多くあり、それぞれメリットデメリットがあるので、よく相談して決めましょう!

 

コンデンサーファン(電動ファン)の故障

コンデンサーファンとは暖かくなた空気を外に放出する扇風機みたいなものです。

温かい空気を排出できなくなると、エアコンが効かなくなります。

 

電動ファンにはラジエーターを冷やすものと、エアコンのコンデンサを冷やすための2つあります。(車種によっては1つ)

最近の電動ファンは、温度を感知して回転数を変えています。

冷やす必要がなければ回らないです。

だから、ぱっと見てまわっていないから故障というわけでもありません

 

故障すると、走行中は風が当たるので大丈夫なのですが、停車中やノロノロ運転中は冷風が出なくなります。

 

コンデンサーファン(電動ファン)の修理費用

冒頭でも書いたように、我が家の愛車はこの電動ファンが故障したため、停車中にエアコンが効かなくなりました!

さらに、アイドリング中に水温計のHマークが点灯したので、慌ててディーラーに持っていきました。

ディーラーで見積もりを取ってみたところ、なんと8万円の請求・・・。

 

ちょっと高すぎたので、近くの整備工場に持ち込んだら、中古品を取ってもらい25,000円で済みました。

 

ただ、交換したあとも停車中に冷風が出なくなりました。

その後すぐに買い替えてしまったので、原因はわかりません。

 

コンデンサーファンの修理交換費用の相場は、3万円~10万円です。

車種によっても違いますので、見積をもらいましょう。

ディーラーだと新品交換になり、高くなるので、中古でも安く仕上げていなら、整備工場などでお願いするといいでしょう!

 

 

暖房が効かない場合

 

 

暖房が効かない理由は次の2つです。

・サーモスタットの故障

・冷却水の減少か漏れ

 

詳しく見ていきましょう!

 

サーモスタットの故障

サーモスタットとは冷却水をラジエーターに送るかどうかを判断してくれる装置です。

エンジンが早くあたたまるように、また上がった温度を下げるように温度を調節してくれます。

 

このサーモスタットが故障してしまうと、冷却水の温度が上がりきらず暖房への熱を確保できません。

 

故障かどうかの判断は水温計がある車なら、水温計が上がっていくのでわかります。

しかし、最近の車には水温計がついてないものが多く、サーモスタットが不調かどうかは、調べてみないとわかりません。

なので、不調を感じたらすぐにディーラーなどで見てもらいましょう!

 

修理費用は1万円程度です。

 

冷却水の減少か漏れ

暖房は冷却水の熱を利用するので、冷却水が減っていたりなくなっていれば暖房は効きません。

冷却水はエンジンを冷やす役割もあるので、なくなってしまうとエンジンの熱がどんどん上がりオーバーヒートを起こしてしまう可能性があります。

 

暖房が効かないのは我慢できますが、オーバーヒートを起こしてしまうと車が動かなくなってしまいます。

なので、早めの対処が必要です。

 

冷却水が減っているだけなら補充すればいいだけですが、エアコンガスと同様、早々減るものではありません。

何処かから漏れている可能性があります。

 

私も、去年何気なくボンネットを開けたら、冷却水が0になっていました。

慌ててディーラーに駆け込んだところ、ラジエーターを全交換となり10万円コースの修理となりました(;へ:)

 

修理や交換の費用は、車種や漏れている場所にもよります。

ホースの破れだけなら、そこまで高くはありませんが、私のようにラジエーターがだめになっていると5~10万円ほどかかってきます。

 

 

エアコンは快適なドライブの必須アイテム

エアコンの故障は、ドライブの快適さを損なってしまうだけでなく、夏場などは熱中症などのリスクを高めてしまうことになります。

そのため、できるだけ少し効きが悪くなってしまった、あるいは異音などが発生している場合はすぐに修理する必要があります。

 

「まだ大丈夫かな?」と自己判断して修理が送れると、車自体にダメージを与えてしまい、修理費が10万円を超えることもあります!

車の不調は、人と同じように早期発見がカギです。

ちょっとでもおかしいな、と思ったらディーラーや整備工場などで見てもらいましょう。

 

 

関連記事

→車内の温度を一瞬で下げる裏技はこちら

 

 

『そろそろ買い替えかな?』と思ったら

故障が続いて修理費用も馬鹿にならない・・・。

そろそろ買い換えかなぁ?

と思った時はその車がいくらで売れるのかチェックしてみましょう。

 

故障していても、10万キロ走っていても、高く売れます!

買い替えでディーラーに持っていけば、廃車になって0円かもしれません。

 

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