廃車する前に買取査定をしましょう
あなたにとって価値がなくなった車でも業者にとっては数万円の価値があるかもしれません。
また鉄くずは結構な値段で売れるので10年落ち10万キロオーバーであっても、傷や凹みがあっても、または事故者であっても買い取ってくれる業者があります。
まずは買取業者に見積もりを依頼しましょう。
もしかしたら10万円の値がつくかもしれませんよ。
所有者は誰になっていますか?
車を廃車するときにまず行うのが所有者の確認です。
車検証を見てみましょう。
車検証には「所有者」と「使用者」の欄があります。
使用者はあなたになっていると思いますが、所有者は違うかもしれません。
ローンが残っている場合は所有者は車屋さんかクレジット会社になっているはずです。
また親から譲ってもらって所有者を変更していないと所有者は親のままでしょう。
所有者が自分以外になっていると廃車することができません。
ローンが残っている場合や所有者が亡くなっている場合についてこちらにまとめてあるので該当する方は読んでおいて下さい。
リサイクル料金の支払いの有無の確認
車を廃車するときにはリサイクル料金を支払わなくてはいけません。
車種によって料金は違いますが8,000円~20,000円くらいです。
ただ、平成17年1月1日以降に購入した車や車検を通した車はすでにリサイクル料金を支払っています。
リサイクル料金は一度払えば廃車の時には支払わなくて大丈夫です。
支払い済みであればリサイクル券が発行されているはずです。
廃車時に提出する書類になるので大事に保管しておきましょう。
リサイクル券のサンプル↓
紛失している場合は再発行が可能です。
再発行には車検証が必要です。
再発行やリサイクル料金を調べるのは下記のサイトで出来ます。
税金や自賠責保険が還ってきます
廃車手続きが完了すると残った月数により税金や保険料の還付がされます。
廃車を考えたらなるべく早く手続きを済ませたほうがお得です。
還付にはそれぞれ手続きが必要です。
還付されるのは自動車重量税、自動車税、自賠責保険、任意保険です。
重量税
車検時に次の車検までの重量税を支払っています。
陸運局で永久抹消登録を行うときに還付申請を行うことができます。
車検が1ヶ月以上残っているならその分の重量税が還付されます。
自動車税
自動車税は毎年5月頃に請求が来て前払いで1年分納税しています。
陸運局の中に自動車税事務所があるのでそちらで自動車税還付手続きをする必要があります。
抹消登録をした月によって注意が必要です。
3月に手続きなら還付金はありません。
4月なら5月に1年分の納付書が届きますが払わなくても大丈夫です。
7月ころに1ヶ月分の納付書が届くのでそれを支払いましょう。
その他の月であれば3月までの残りの税金が返ってきます。
手続きをしてから約2ヶ月で還付のお知らせという通知が届くので金融機関でお金を受け取って下さい。
通知は車検証の所有者の住所に届くので引越等している場合は注意して下さい。
※軽自動車税は還付がありません。
自賠責保険
自賠責保険の有効期間が1ヶ月以上残っている場合その分が月割で還付されます。
自賠責保険の還付は保険屋さんに解約の申請しないといけません。
重量税や自動車税と違って陸運局での手続きはできないので注意して下さい。
保険業者からの案内もなく、自分で動かないとお金は返ってきません。
自賠責保険は1年で約15,000円です。
自賠責保険は車検時に支払っているので1年以上残っていることもあるかもしれません。
自分でいくら位還付されるのか計算してみて申請するか決めてもいいでしょう。
自賠責保険の解約には様々な書類が必要になるので、事前に保険屋さんに電話をして話を聞いてから行いましょう。
任意保険
任意保険も月額で還付されます。
もう車に乗らないならそのまま解約すればいいでしょう。
しかし、またいつか乗る可能性があるなら中断手続きを行いましょう。
そうすれば今の等級が引き継がれます。
すぐに車を買い換える場合は返金はありません。車種の変更を行うだけです。
いずれの場合もまずは保険屋さんに連絡をして下さい。
税金や自賠責保険料は残りの月数にもよりますが結構大きな金額になることもあります。
リサイクル料も支払っているのであれば廃車で赤字になることはまずないでしょう。
悪質業者に注意
車を廃車するとき多くの人が業者に代行をお願いすると思います。
中には悪徳業者もいるので注意しましょう。
先ほど話した還付金のこともしっかり聞いておいて下さい。
中には還付金の説明をせずに自分の財布に入れる業者もあるそうです。
カーネクストなら信頼できる業者なので廃車を検討しているなら査定してもらうといいでしょう。
無料でできますし、レッカー代や書類代行も無料で行ってくれます。
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