フリードプラスってどう?口コミ、燃費、値引き相場の最新情報

2016年9月に登場したばかりのフリードプラスは、フリードの3列目をなくして積載性能を重視したモデルです。

当然、乗車人数は7人から5人へ減りましたが、むしろ充実した荷室の積載性能は大きなアドバンテージになっています。

そんなホンダの最新コンパクトミニバンの、燃費や価格、口コミなど、最新の情報を詳しく説明します。

→新型フリードの口コミ情報はこちら

 

そもそも、フリードとフリードプラスは何が違うの?

フリードとフリードプラスの違いは、3列シートか2列シートの違いです。

フリードは3列シートで定員が6~7人に対して、フリードプラスは2列シートで定員が5人となっています。

あとは、フリードプラスには、ユーティリティボードやテールゲートランプなどの専用装備がついていて、荷室の使い勝手が良くなっています

 

つまり、フリードはたくさんのが乗ることを想定した車。

フリードプラスは、たくさんおの荷物を積むことを想定した車。

問事になるでしょう。

 

フリードプラスをおすすめする人としては、

  • キャンプやスノボ、サーフィンなどのアウトドアが好きなかた
  • 子供が1人でたくさん出かけたい方

ということになるでしょう。

ファミリーカーを探してて、子供が増える予定の方は、フリードのほうがおすすめです。

 

先日フリードに試乗して来て、口コミもまとめました。

→フリードのほうが気になる方はこちら。口コミ、燃費、値引きの最新情報

 

フリードプラスの口コミ

フリードプラスはまだ発売して間もないこともあり、口コミも多くありません。
しかし、だからこそ、オーナーにしか分からない情報を得られる貴重な情報源とも言えるでしょう。

満足しているところ

  • 荷室をフルフラットにできて、すごく便利です。このサイズでこの積載能力は本当に素晴らしい。
  • 足回りはしっかりしており、高速道路のカーブでも、まったくふらつきません。
  • フロントガラスの上部が広がっていて、視覚がとても広く感じます。右左折も見やすくて助かります。

不満なところ

  • 新型のわりにデザインに新鮮味がありません
  • 少しスピードを出して2cm程度の段差を超えると、荷室の床のボードがガタンと音をさせます。簡単に外れるようにしているせいで、振動で浮くんですね。
  • 先代よりは良くなりましたが、内装がまだまだ貧弱です。
  • 2列目シートを収納するのが、フリードと比べて少し手間取ります。

口コミまとめ

敢えて座席数を減らした挑戦的なタイプですが、それが功を奏して好意的に受け取られています。

また、操作性や走行性能を評価する口コミも多くなっていました。

外観があまり変わらなかった分、足回りを大きく改善したということでしょう。

ただし、挑戦的な変更に力を入れているだけに、これからの改善に対する期待も多いようです。

とくに、シートの収納方法や荷室のボードなど、改善の余地がある部分もあるかもしれません。

グレードごとの違いは?価格や燃費、装備

フリードプラスのグレードは基本的にBとG、EXです。

それに、ハイブリッド車とガソリン車、予防安全システムの「Honda SENSING」の搭載有無で分かれています。

それぞれの価格と燃費を比較してみましょう。

 

グレード希望小売価格燃費
HYBRID B228万円27.2km/L
HYBRID G240万~263万円25.2~27.2km/L
HYBRID G HondaSENSING252万~275万円25.2~27.2km/L
HYBRID EX268万円26.6km/L
B190万円19.0km/L
G200万~224万円16.4~19.0km/L
G HondaSENSING212万~236万円16.4~19.0km/L

 

「Honda SENSING」搭載車は一律12万円高くなっています。

また、ハイブリッド車とガソリン車の差額はおおよそ40万円程度です。

この差額を燃費の差で埋められるかどうかが選択のポイントでしょう。

 

ライバルとの比較

フリードプラスは「コンパクトミニバン」というカテゴリですので、トヨタのシエンタは間違いなくライバルでしょう。

それ以外であれば、室内の広さを考えるならば、スズキのソリオも該当するかもしれません。

 

 フリードプラスシエンタソリオ
価格(ガソリン)190万~236万円程度167万~213万円程度146万~159万円程度
価格(ハイブリッド)228万~275万円程度223万~233万円程度170万~213万円程度
燃費(ガソリン)16.4~19.0km/L15.4~20.2km/L22~24.8km/L
燃費(ハイブリッド)25.2~27.2km/L27.2km/L23.8~32.0km/L
カラー最大9色最大13色(内5色はツートンカラー)最大8色
全長4265mm~4295mm4235mm3710mm
全幅1695mm1695mm1625mm
全高1710mm~1735mm1675mm~1695mm1745mm
室内長2310mm2535mm2515mm
室内幅1455mm1470mm1420mm
室内高1275mm~1285mm1280mm1360mm
安全装置Honda SENSINGToyota Safety Sense Cデュアルカメラブレーキサポート

 

 

値段と燃費についてはソリオが有利のように見えますが、ソリオは1.3L車であり、カテゴリが違うと考えるべきかもしれません。(車体重量もフリードプラスが1,400kg程度に対して、ソリオは990kg程度です。

また、車体サイズと室内サイズを見れば、ドアや車体の薄さが想像できます)

そのため、フリードプラスとシエンタを比較すると、こちらはそれほど大きな差もありません。

これら3車種は、メーカーやデザインの好み、目的に合わせたシートアレンジなどで変わってくる、良い勝負のライバルということになるでしょう。

価格や燃費、スペックについては大きな差はありませんので、実際に乗り比べてみて、乗り心地などを比較してみるといいでしょう。

また、デザインも好みが別れます。写真だけではなく実物を見て、外観内装をじっくり比較してみてください。

→シエンタって実際どうなの?ハイブリッドとガソリン車はどっちがいいの?

 

乗り出し価格はいくら?

ハイブリッド車とガソリン車のどちらにするかを決めるためにも、メーカー希望小売価格ではなく、諸費用などを考慮した乗り出し価格が必要になります。

いくらぐらいになるのかを確認しておきましょう。

諸費用はいくら?

車体価格に税金と自賠責保険、手数料などの諸費用、それにオプション価格を加えたものが、乗り出し価格です。

実際の購入時には、この金額が必要になります。

それぞれ、計算していきます。

1. 税金

通常、自動車取得税、自動車重量税、自動車税の合計は10万円以上になります。

しかし、フリードプラスはECOカー減税とグリーン減税の対象グレードがありますので、その場合は以下のように減額されるのです。

ハイブリッド車  ……… 1万円程度
ガソリン車(2WD) …… 6万円程度
ガソリン車(4WD) …… 8万円程度

2. 自賠責保険料

新車購入になりますので3年分(37ヶ月分)となり、40,040円です。

 

3. 手数料

リサイクル委託金や登録代行手数料、車庫証明代行手数料などで、ディーラーによるところも大きいですが、おおむね5万円から7万円程度はかかると考えていた方が良いでしょう。

 

諸費用の合計は10~20万円です。

 

オプション費用はいくら

人によって大きく違う部分です。

そのため、多くの方が導入すると思われるナビやETC、バイザーで計算しましょう。

ナビの種類にもよりますが、20~30万円はかかると思っておいたほうがいいですね。

 

つまり、車両本体価格に30~50万円はかかります。

いろんなオプションを付けるなら+100万円ということもあるので、必要なオプションかどうかしっかり考えましょうね!

フリードプラスの維持費はいくら?自動車税、重量税、自賠責保険を考える

フリードプラスを購入すると、次の年から自動車税が請求されます。

また、車を購入すると、様々な維持費がかかってきます。

フリードプラスの維持費は年間いくら位になるのか計算しました。

フリードプラスは、排気量が1496cc、車重量が140kgくらいなので、下記のようになります。

自動車税34500円年に1度
重量税3700~11200円2年に1度
自賠責保険27840円2年に1度

他にも、ガソリン代、任意保険料、車検代、消耗品費、駐車場台など様々な維持費がかかります。

フリードプラスは、車体が大きい割に燃費がいいので、維持費はそこそこ安いのではないでしょうか。

とはいえ、年間の維持費あは30万程度かかります。

維持費についてはいかにまとめましたので、気になる方は呼んでみてくださいね!

 

→意外と高い!?車の年間維持費はいくら?

 

フリードプラスの値引き相場

フリードプラスは2016年9月に発売されたばかりですので、今はかなり厳しい状況です。

ディーラーによっては、3~5万円でストップするところもありますし、ナビサービスだけで値引きがないということもありまります。

 

しかし、諦めてはいけません!

新型車で値引きを狙うなら、オプション値引きをしっかりしてもらいましょう。

ナビやETC、その他の必要な装備を付けて、オプション値引きの交渉をするのは必須です。

じゃないと、絶対に損です!

 

現在の目標値引きは10万円!(2017年1月)

 

時間が立つに連れて、値引きも徐々にゆるくなっていきます。

そんなときには、ライバルとの競合や経営資本の異なるホンダ同士で競合させるといいでしょう。

値引き交渉についてはこちらを参考にしてください。

→営業マンが教えたくない値引き交渉3つのポイント

 

 

安く買いたいなら、高く売れ!

車をなるべく安く買いたいなら、今乗っている車を高く売ることを考えましょう。

ディーラーに下取りはNGです。

高く売りたいなら、複数の買取専門店に見積もりをしてもらい、競い合ってもらいましょう。

下取りと買取専門店では、平均16万円もの差が出るといいます。

また、買取専門店でも、数十万円の差がつくこともあるので、複数の業者から見積もりをもらうのがポイントですね!

ネットで無料一括査定ができるので、一度やってみるといいでしょう。

10万キロオーバー、10年落ち、あちこち故障だらけの車でも意外と高く買い取ってもらえますよ!

 

→あなたの愛車は今いくら?一括見積はこちら

 

 

 

フリードプラスのデザインの特徴・車中泊はできるのか?

新型フリードプラスのデザインは、残念ながら評判があまり良くありません

そもそもコンパクトミニバンという、デザイン性の弱いカテゴリですので仕方ありません。

その上で、ホンダ色をつけるためにフィットに似たフロントフェイスにしているため、どうしても間延びした印象になってしまいます。

それが、あまり受けないということでしょう。

しかし、逆にこのフィット似という点が安心感を与えてくれるという意見もあり、評価の分かれるところです。

 

人気色はどれ?

ボディカラーは全部で9色もありますが、人気があるのはブラック系の「クリスタルブラックパール」とホワイト系の「ホワイトオーキッドパール」のようです。

コンパクトミニバンというカテゴリ上、子持ちのファミリー層が多いということも影響しているのではないかと思います。

 

内装や居住性。室内の広さはどのくらい?

内装はモノトーン基調のインテリアカラーで、落ち着いた印象を与えてくれます。

内装はあまりよくないという口コミもありますが、高級車と比べればチープだというだけです。

先代と比べるとグレードアップしており、十分なものに仕上がっています。

 

室内の広さ

3列シートで6人から7人乗りの車体を敢えて2列の5人乗りにしたことで、余裕のある室内空間を実現しています。

当然、大人が4人乗っても閉塞感を覚えることはなく、リアシートでもゆったりと過ごすことができます。

シートアレンジ・車中泊は余裕?

6対4の分割可倒式の片側だけを倒したり、リアシートをすべて倒したりすることで、必要な荷室の大きさを確保できます。

また、助手席をギリギリまで前にスライドすることで、サーフボードなどの長い荷物も積載可能なアレンジもできます

停車した状態であれば、2列目のシートを完全に倒して収納し、運転席と助手席も倒してしまうことで、大人が2人ゆったりと横になれるスペースを確保することが可能です。

 

出典:フリード公式サイトより

 

フルフラットになりますので、車中泊も余裕です。

 

 

荷室の広さ

バックドアの開口部が高さ1,255mm幅1,080mmととても大きく、また地上高が335mmと低いので、大きな荷物も楽々積むことができます。

出典:フリード公式サイトより

また、荷室を上下に分けるユーティリティボードが標準搭載されており、細かな荷物などを整理して収納することができるようになっています。

もちろん、このボードは簡単に取り外せますので、背の高い荷物の積載も楽々です。

乗り心地は?パワーや静粛性、操作性

そもそも、ホンダの車は馬力があることに定評がありますので、パワー不足を感じるようなことはほとんどなく、アクセルを踏んだ分だけ加速してくれる爽快感があります。

上部が広いフロントウインドウやフロントの左右に三角形のウインドウピラーが配置されているため十分な視界が確保されています。

また、低重心のおかげかカーブなどでふらつくこともありません

車体の大きさも手頃で小回りが利くこともあり、とても操作性が高いと言えるでしょう。

 

静粛性については、先代と比べてとてもよくなっており、走行中のエンジン音やロードノイズ(道路の凹凸で発生する雑音)がほとんど気にならないレベルになっています。

もちろん、ハイブリッド車であれば、より一層静かな車内になります。

 

安全性能や便利機能

ホンダの予防安全システム「Honda SENSING」の採用で、自動ブレーキや白線逸脱抑制機能、誤発進防止などが実現されており、十分な安全性能を備えています。

なお、フリードプラスならではの機能として、荷室の使い勝手が良くなる機能がいくつか備えられています

例えば、バックドアに設置されたランプで、暗くなりがちな開口部を明るくしてくれます。

また、荷室にDC12Vのソケットが備えてあり、スマートフォンなどの充電が可能になっているのです。

 

フリードプラスの専用装備は以下のものです↓

  • ユーティリティボード
  • ユーティリティナット
  • タイダウンフック
  • ラゲッジルーム内アクセサリーソケット
  • テールゲートランプ

 

まとめ。フリードプラスは買いなのか?

長々とフリードプラスについて書いてきました。

モデルチェンジによって、様々な改善があり完成度の高い車になったといえるでしょう。

 

コンパクトミニバンというクラスのなかで3列目シートをごっそりと取り払い、その分を荷室として使い勝手を良くした車です。

品質はやはりコンパクトミニバンなのであまり良くはありません。

しかし、荷室の使い勝手は「素晴らしい」の一言。

  • アウトドアを楽しみたい方。
  • 子供が1人で広い車を探している方。

そんな方は、ぜひ試乗してみてはいかがでしょうか?

 

子供が2人いる方やは、3列シートのあるフリードシエンタのほうがいいでしょう。

また、室内の広いコンパクトカーを探しているなら、ソリオも検討してみるといいでしょう。

 

 

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