ジェイドは2015年2月に販売開始されたホンダの新しい低全高ミニバンです。
4代目オデッセイの後継となるそうです。
最初はハイブリッドのみでしたが5月にガソリンモデルである「RS」を追加しました。
発売開始された2月は2,800台を売り新車販売ランキングでも27位に入りましたが、それ以降は低迷し、4月5月は600台とちょっと滑った感じはありますね・・・。
デザインはステーションワゴンタイプの流線型でプリウスαがライバルになります。
そんなジェイドはぶっちゃけどうなのか?真相に迫ってみようと思います。
ジェイドの口コミ。オーナーの生の声
実際にジェイドを購入したかの生の声を集めてまとめました。
意見の多いものを集めたので、購入を迷っている方は参考にしてくださいね!
良い所
- 力強い加速
- 2列目の広々空間
- 静粛性に優れている
- 乗り心地が良く快適!運転していて疲れない
- 機械式立体駐車場に入る全高
- スポーティな走りで運転が楽しい
- 長距離運転も楽ちんで疲れません
- 低重心でカーブが曲がりやすい
不満な所
- 快適に座れるのは4人まで
- 3列目が狭すぎる
- 価格が高め
- 見た目が普通
- 万人受けする車ではない
まとめ
販売3ヶ月で600台まで落ち込んで完全にコケた感があるものの、購入したオーナーの評価はかなり高いです。
もっとも評価が高いのは乗り心地と静粛性で、他のミニバンとは全く違うようです。
私も試乗してきましたが、運転していて楽しい車です。長距離運転も楽ちんで疲れないですよ!
また、この大きさで機械式立体駐車場に入るというのは、とても好評です。特に都市部は機械式立体駐車場が多いため、大きい車を求める人には難題だったようで、まさに救いの車ですね。
ただ、3列目はかなり狭く、乗り心地も微妙という声も多く、4人乗りの車として考えたほうが良さそうです。
3列目を畳んでおいてラゲッジスペースを広くとり、2列目も目一杯後に下げるとかなり快適になるでしょう。
万人受けする車ではなく、人気も低迷しているが、買って損はない車でしょう。
気になるなら一度試乗してみてください。不人気だから・・・という理由で候補から外すのはもったいないですよ。
ジェイドの実燃費はどのくらい?
気になる燃費ですが、カタログ値ではハイブリッ車が24.2~25km/l、ガソリン車が18.0km/lとなっています。
実際の燃費は街中でハイブリッド車が14~16km/l、ガソリン車が11~13km/l。
高速道路ではハイブリッド車20~22km/l、ガソリン車14~16km/lです。
ハイブリッド車のほうが燃費がよく静粛性もありますが、ガソリン車はキビキビ走る感じです。
価格差も20~40万あるので、どちらがいいかは乗り比べて決めるといいでしょう。
ただ、ハイブリッド車とガソリン車の両方試乗できるディーラーは稀だと思うので事前に電話などで問い合わせてから行くことをおすすめします。
ジェイドの値引き額と安く買うためのポイント
ジェイドはガソリン車で253万円、ハイブリッド車で272~292万円でちょっと高めの価格設定です。
ちょっとでも安く買いたい!と思うなら値引交渉は必須でしょう。
目標値引き額は車両本体価格から20万円です。
値引交渉のポイントは、まずはプリウスαとの競合が効果的です。
プリウスαは最近値引きが緩んできているので、その辺を匂わせて揺さぶりをかけましょう。
近くに経営資本の異なるホンダディーラーがあるならジェイドの同士討ちのほうが効果が高いです。
オプションを含めて25万円値引きできればかなり上出来です!
値引交渉よりも大切なことが、今乗っている車を高く売ること。
ディーラー下取りだと値引き充当されて安く買い取られることもあるので、必ず買取専門業者にも見積りをとっておくことがポイントです!
複数の買取業者に見積りを取ることで20万円以上も高く買い取ってもらったという方もいるのでやらないと損ですよ。
ジェイドの魅力は?プリウスαとくらべてみた
まずはジェイドの魅力がわかる試乗動画です↓
プリウスαとジェイドのエクステリア(外観)を比較
デザインは好みがあるのでどっちが好きかは人それぞれでしょう。
機械式立体駐車場でも使えるスタイリング
ホンダのジェイドとトヨタのプリウスαを比較する際、機械式立体駐車場でも使えるジェイドはかなり有利です。
ジェイドの全高は1530mmなのに対して、プリウスαの全高は1575mmと、ジェイドの方が45mm低くなっています。
たった45mmかもしれませんが、これが機械式立体駐車場では大きな違いとなるのです。
日本のタワーパーキングは、1550mmの高さ制限が一般的ですので、プリウスαでは利用できません。
ちなみにホイールベースは、ジェイドの方が20mm短いにとどまっています。
「箱形のミニバンは嫌だけど、ジェイドは美しい」という口コミもあります。
上質感にあふれたジェイドのインテリア
ジェイドとプリウスαをインテリアで比較した場合、ジェイドは上質、プリウスαは機能的と言えるでしょう。
ジェイドのインパネ周りには曲線が多用されており、木目調のパネルも組み合わされていますので、エレガントと言えます。
これに対してプリウスαは、直線的なインパネにシンプルな素材と機能的な面を見せています。
メーター類の配置も、プリウスαがセンターなのに対して、ジェイドは運転席側にレイアウトしています。
ジェイドではハンドルでメーターの視認性を損なわないように、上部にコンパクトにまとめられています。
「インテリアに先進性を感じる」との口コミも納得ですね。
楽しく低燃費できるジェイド
ハイブリッド専用モデルとなるジェイドの燃費は25km/lの低燃費です。
この低燃費を実現させるため、ジェイドには様々な技術が盛り込まれています。
走行状況に応じて、自動的にエンジンとモーターの配分を制御してくれるシステムがあります。
アクセルの踏みすぎを抑える機能もありますし、色の変化でエコ運転を知らせてくれます。
これならば、エコ運転を日ごろから心がけられますね。
さらに、スイッチを押すだけで省エネ運転モードになる機能も。
室内空間も優れています
ジェイドとプリウスαを比較する際、ジェイドのほうが室内空間は優れています。
特にその違いが明確なのが2列目シート。
プリウスαが3人掛けのベンチシートなのに対して、ジェイドは2人掛けの独立式シート。
しかも、プリウスαよりもさらに2列目を後方まで下げられるのです。
「2列目がとてもゆったりしている」と高評価です。
4人乗りを想定するならジェイド、5人乗るかもしれないのであればプリウスαといったところでしょうか。