パワステが急に重くなった!ハンドル(ステアリング)の故障と修理費用

急にハンドル(ステアリング)が重くなって車の操作がうまくいかない・・・。

焦りますよね。

まずは安全なところに車を止めて確認しましょう。

ステアリング自体が故障している場合、ディーラーに持っていって修理する必要がありますが、それ以外に原因があるかもしれません。

まずは自分でも確認できる点から見て行きましょう。

 

警告ランプはついていないか

現在の車のほとんどが電動式のパワーステアリング(パワステ)になっています。

トラブルがあると警告灯がつくようになっています。

ハンドルのマークや「P/S」というマークは点灯していませんか?

 

もし、警告灯がついているなら、システムの故障が考えられるのですぐにディーラーに持っていきましょう。

タイヤトラブルはないか?

多くの方が見落としてしまいがちなのが、タイヤのトラブルです。

 

パンクはしていませんか?

また、適切な空気圧を維持することができているでしょうか?

 

タイヤの空気が減ってしまうと、それだけ地面の抵抗が大きなものとなってしまいます。

そのため、ハンドルが重くなってしまうこと多いのです。

 

まずはタイヤの状態をチェックしてみましょう。

パンクしているならそれ以上の走行はやめましょう。

ハンドル操作ができないので非常に危険ですし、最悪ホイールが逝ってしまいます。

ホイールを傷つけることになると余計な出費が増えますよ。

 

タイヤの劣化が進んだことによって、ハンドルが重くなってしまうことがあります。

タイヤのトラブルはハンドルが重くなってしまうだけでなく、重大な事故の原因となってしまうこともあります。

なので、ドライブの前にタイヤをチェックする習慣をつけるようにした方が良いかもしれません。

タイヤトラブルの修理費用はいくら?

パンクの場合なら、パンクしたタイヤを交換すればいいでしょう。

車種やタイヤのメーカーや種類によって価格は違いますが1万円もあれば十分でしょう。

タイヤが劣化していて4本すべて交換するなら45万円見ておきましょう。

パンクに気づかずホイールまで交換となると、その分もかかります。

ホイールの価格はピンきりですし、中古品もあります。

空気圧が適正でないという場合は、空気を入れなおしたり、空気圧の調整をしたりすることによって対策できるはずです。

これはガソリンスタンドなどが無料で行ってくれることもありますし、費用がかかったとしても1本あたり数百円ですので、ほとんど費用の面は気にする必要がありません。

異音がしないか?

次に確認してほしいのが、ハンドルを回したときに異音はしないかどうかです。

「ウィーン」とか「キーキー」とか「ガタガタ」などの異音がするなら、何かしらの故障が考えられます。

 

パワステが重い場合の原因はいくつかあります。

 

  • オイル不足
  • ステアリングジョイントの故障
  • ベルトの故障
  • アライメントのズレや故障
  • サスペンションの故障
  • ポンプの劣化
  • パワステフロードのゴムホースの劣化
  • シャフトの劣化
  • ステアリングコラムの劣化
  • 油圧の低下
  • パワステギアボックスの故障
  • パワステコントローラの故障
  • センサーやモーターの故障

 

パワステには油圧式と電動式の2種類があり、どちらかによって原因も違えば対処法も違います。

ここまで読んで頭が真っ白になったなら、迷わずディーラーにもっていきましょう(笑)

 

車をいじったことがない人は、素直に専門家に見てもらったほうがいいでしょう。

ぴょん吉もクルマに乗るのは好きですが、整備はからっきしなので、「おかしいな」と思ったらすぐにディーラーに持っていっちゃいます。

 

で、心配なのが修理費用ですよね。

 

修理費用はどのくらいかかる?

前述の通り、ハンドルが重くなってしまうことにはさまざまな原因があります。

原因によって修理費用も様々です。

オイル交換なら3,000円~50,000で出来ます。

しかし、パワステコントローラーやギアボックスの交換となると10万円コースです。

ポンプの交換であっても最低でも5万円はかかってしまいます。

このように、パワーステアリングが故障してしまった場合、原因によって修理費用はかなり変わってきます。

かなり高額になるケースもありますが、冒頭でもお話した通り、ハンドルの操作性は安全にも大きく影響することになります。

もし、故障してしまった場合はしっかりと修理するようにすべきでしょう。

まとめ

ハンドルが重くなってしまうというトラブルは決して多くありません。

ですが、ハンドル操作は運転する上で非常に重要なので、すぐにディーラーなどで診てもらうようにしましょう。

 

まず、警告灯が点灯していないかチェックしてみましょう。

点灯しているなら、システムトラブルが発生しているかもしれないので、ディーラーで見てもらいましょう。

 

次にタイヤの空気をチェックしましょう。

パンクをしているなら、運転するのはやめてJAFなどにレッカーしてもらういましょう。

空気圧が下がっている場合はガソリンスタンドなどで、空気を入れましょう。

異音がして、ハンドル操作がうまくいかない場合も故障が考えられます。

そのままでも運転することができるから…と放置してしまう方もいらっしゃるようですが、それが深刻な事故につながってしまったり、より大きな故障やトラブルの原因になったりすることがあります。

なので、ハンドルの限らず、何らかの問題を感じた場合は、できるだけ早い段階でディーラーに持っていきましょう。

もちろん、場合によってはかなりの費用がかかってしまうこともあります。

しかし安全には代えられません。

安全で快適なドライブをするために、トラブルが発生したらしっかりと原因を分析した上で、対策を打つようにしてください。

 

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