日産エルグランドは2014年1月にマイナーチェンジをして、デザインを一新して高級感をUPさせている。
また、2015年4月には新グレードの250ハイウェイスターSを発売して、アルファードやヴェルファイアに追いつこうと頑張っています。
とは言え、販売台数はなかなか伸びずマイナーチェンジ直後は2,000台まで行きましたが2015年は1,000台以下と苦戦を強いられています。
ちなみに、ヴェルファイアはフルモデルチェンジ後の3月の販売台数は8,000台を超えています。
そんなエルグランドはダメな車なのかというとそうではありません。
エクステリアもインテリアも高級感があり、ワンランク上のミニバンを求めている方にアルファードやヴェルファイアとぜひ比較して欲しいです。
エルグランドってぶっちゃけどう?口コミまとめ
そこで、エルグランドに実際に乗っているオーナーの生の声を集めました。
エルグランドの良い所と悪い所を徹底調査してまとめたので気になっている方は参考にして下さい。
エルグランドの良い所
- 想像以上に高級感があるし室内も広くて大満足です
- シートがフカフカですわり心地最高
- 静粛性が良くてエンジン音やロードノイズがほとんどない
- コーナリングや加速性に優れている
- 2列めシートの高級感やすわり心地はいいです
エルグランドの不満な所
- 燃費が悪い
- 価格が高い
- 3列目の広さがライバルに負けている
エルグランドの特徴
迫力満点のエクステリア
日産の3ナンバーミニバンであるエルグランド、その押し出しの強いエクステリアにまず目を奪われます。
フロントグリルのクロームメッキが、フロントの上から下にかけて輝きを放っています。
「アーバンクローム」というモデルは、ナンバープレートの下までクロームメッキで彩られており、迫力は満点です。
ライバルのアルファードが「豪華」な印象であるのに対し、エルグランドは「精悍」なフロントマスクです。
さらに、ボディサイドからリヤまでの窓枠もクロームメッキで囲んでありますので、360度どこから見ても迫力満点のエクステリアです。
最高級ミニバンならではのインテリア
エルグランドの中に入れば、その上質なインテリアに思わず息をのみます。
インテリアはブラックとダークブラウンの2種類が用意されています。
運転席から3列目のシートに至るまで、ブラックのシートにはダイヤ型のキルティングが施されています。
一方ダークブラウンのシートには、ブラックとの2トーンカラーとなっています。
本革のシートですので座り心地も抜群。
ハンドルやシフトノブには、本革巻きと木目調を組み合わせています。
シートをそれぞれ見てみても、電動パワーシートとシートヒーターも搭載しています。
ゆとりのスペース
最高級ミニバンであるからにはゆとりがなければなりませんが、エルグランドはそれを十分に満たしています。
従来のエルグランドと比べて、室内の高さを25mm高くしています。
これで、座っているときの開放感はもちろん、ウォークスルーもしやすくなりました。
助手席と2列目シートの合計3席にオットマンを装備しています。
しかも、3席同時に使えるのでより多くの乗員がゆとりあるドライビングを堪能できます。
座り心地はアルファードと比べてエルグランドの方が「セダンっぽい」感じです。
さらに、3列目シートまで使ってもラゲッジスペースにはまだ余裕があります。
550mmスライド可能ですので、9インチのゴルフバッグなら6セット積載可能です。
高い安全技術
エルグランドはただ豪華なだけではなく、安全性も極めて高い車です。
次世代のアラウンドビューモニターは、周辺に動くものがあるとドライバーに警告してくれます。
また、誤ってアクセルペダルを踏み込んでしまったとき、わき見運転などの場合にも有効。
エルグランドが誤操作を検知して衝突防止をアシストしてくれるのです。
ちなみにガソリンエンジンの燃費は10.8km/l。
「座り心地同様、走った感じもセダンっぽい」との口コミもあります。
アルファード・ヴェルファイヤとエルグランドを比較!
販売台数では大幅に差がついてしまっているのですが、エルグランドが悪いというわけではありません。
実際にエルグランドを購入した方も非常に高い評価をしていることが分かりました。
アルファードとヴェルファイアに比べると車高が10センチほど低く、室内高もその分低く狭く感じるようです。
ただ、静粛性や走行性ではエルグランドのほうが良いという意見が多かったです。
アルファード、ヴェルファイアとくらべてエルグランドが何故売れていないのか?
それは多分「威圧感」なのではないでしょうか?
Lクラスミニバンを購入する方は、大きくて広くて高級感があるのは当たり前ですが、「人に見せたい・見て欲しい」という潜在意識があると思います。
そう考えると、アル・ヴェルのほうが車高が高く、フロントグリルのデザインが独特のため「威圧感」を演出できていると感じます。
とは言え、やはり実際に見て触って乗ってみると違いがわかると思います。
Lクラスミニバンが欲しいと思ったら、まずは全てのLクラスミニバンに試乗に出かけてみましょう!