SUVはキャンプやスノボ、サーフィンや釣りへ行くのにもってこいの車です。
しかも、車中泊ブームに乗り車中泊のできるSUVが増えてきています。
独身なら「ホテル代をケチるために車で寝ちゃおう」という方もいるでしょう。
「家族でキャンプに行って車で寝泊まり!」という方も。
「夜釣りや登山に朝早くでかけて、疲れたら車で寝る」というのもいいですね。
はたまた、飲みに行ってタクシー代がもったいないから車で寝てから帰る・・・
という方もいそうですね。(・・ぼくです)
とはいえ、車中泊仕様のSUVはたくさんあります。
しかし、どれでも車中泊ができるかと言ったら、そうではないので要注意。
そこで、今回は車中泊ができるSUVをサイズ別に紹介します。
車中泊ができるSUVの条件って何?
そもそも、車中泊ができるSUVってどんなのでしょう。
条件を見ていきましょう。
シートをフルフラットにできる
車中泊とは、車内で寝泊まりすることをいいます。
ですので、シートがフルフラット(平)になることが第一条件です。
今はシートアレンジの豊富な車が増えていますよね。
特にアウトドアを想定したSUVは、フルフラットになる車がたくさんあります。
しかし、気をつけてください。
「フルフラット」といいながら隙間や凹凸があり平らではないものも多いのです。
マットである程度はカバーできますが、より良い睡眠環境を整えたいなら平らに近いフルフラットがベター。
足を伸ばして寝られる広さがある
車中泊で「快眠を得られる空間」に必要と言われる広さがこちら。
奥行き:身長+10cm 高さ:100cm以上
この広さがあれば足を伸ばして寝られますし、座ったときに頭を天井にぶつけずに済みそうです。
(日本人男性の平均座高は約92cm)
ただ、高さが100cmというのは正直きびしいものがあります。
あくまで基準として考えてくださいね。
【大型SUV】 とにかく広いのがいいならコレ!
室内の広さを重視するなら、必然と大きな車になります。
アウトドアや車中泊のために探しているなら、大型SUVがいいでしょう。
マツダ CX-8
出典:CX-8公式サイト
カタログ燃費 | 11.6~15.8㎞/L |
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車両本体価格 | 289.4万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,900mm×1,840mm×1,730mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,690mm×1,540mm×1250mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 2,320mm×740mm |
乗車人数 | 6人乗り/7人乗り |
マツダCX-8で車中泊をしたいなら、ベンチシート(7人乗り)を選びましょう。
なぜなら、6人乗りは2列目シートがキャプテンシートだからです。
シートの間が空いていたりコンソールボックスがあったりと、フルフラット時に隙間や凸凹ができます。
ベンチシートの場合は、シートの間に隙間がないのでキレイに平らなフラットになります。
引用:You Tube
2列目を一番前にすると3列目との間に隙間はできますが、奥行きが2,320mmとめちゃめちゃ広い!
2列目と3列目の間には、荷物を入れることでカバーできます。
ベンチシートは全グレードで選択できますよ。
CX-8の辛口試乗レポート!内装・3列目・サイズ。みんなの口コミ評価はどう?
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トヨタ ランドクルーザープラド
カタログ燃費 | 9.0~11.8㎞/L |
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車両本体価格 | 353.8万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,825mm×1,885mm×1,850mm ※TZ-Gは全高1,835mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,520mm×1,565mm×1240mm ※5人乗りは長1,825mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 2,070mm×860mm |
乗車人数 | 5人乗り/7人乗り |
ランドクルーザープラドも5人乗りと7人乗りがありますが、車中泊なら7人乗り!
下の画像で奥行きは1,830mm。
2列目を一番前にすれば、最大奥行きが2,070mm。
CX-8より250mm短くなりますが、2m超えですので十分な広さでしょう。
ちなみに、5人乗りの奥行きは1,680mmしかありませんので、寝るのは難しいです。
また、ランドクルーザープラドは荷室高が860mmと高めです。
車中泊は車内でご飯を食べたりと起きている時間も長いので、荷室高があるのは大きなメリットですよ。
ただ、凹凸の少ないフラットですが傾斜があります。
ホンダ CR-V
出典:CR-V公式サイト
カタログ燃費 | 14.6~25.8㎞/L |
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車両本体価格 | 323.0万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4.605mm×1.855mm×1.680mm ※4WD車は1.690mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2.520mm×1.520mm×1.230mm ※5人乗りは長1.970mm、幅1.550mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,830mm×840mm |
乗車人数 | 5人乗り/7人乗り |
車中泊におすすめのCR-Vは、5人乗りのガソリンモデル。
全タイプがフルフラット可能ですが、5人乗りタイプの方がより平らに近いフラットになります。
出典:CR-V公式サイト
1列目と2列目に隙間ができますが、荷物などで埋めれば1,830mmの奥行きになります。
日本人男性の平均身長は171cm程度なので、十分に足を伸ばして寝られますね。
荷室サイドにあるレバーを引くだけで2列目シートが倒れるので、シートアレンジもワンアクションで楽々!
また、ガソリンモデルは荷室下にガソリンカーゴアンダーボックスがあり、荷物の多い車中泊には重宝します。
ハイブリッド車の荷室サイズはガソリン車とほぼ同じですが、ガソリンカーゴアンダーボックスがありません。
新型CR-Vの辛口評価。口コミから見えた欠点はここだ!
2016年に販売終了となっていた【ホンダCR-V】 昨今のSUVブームに満を持し、2年ぶりに日本での復活を遂げました。 2018年8月31日にはガソリンモデルが、同年11月1日にハイブリッドモデルが登 ...
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【ミドルサイズSUV】 ファミリーカーにちょうどいい
ファミリカーを探していて、ついでに車中泊もできたらいいな~。
くらいに考えているなら、普段使いできるミドルサイズSUVがおすすめです。
日産 エクストレイル
出典:エクストレイル公式サイト
カタログ燃費 | 15.6~20.8㎞/L |
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車両本体価格 | 223.1万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,690mm×1,820mm×1,740mm ※ハイブリッド車は1,730mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,005mm×1,535mm×1,270mm ※5人乗りは長2,555mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,850mm×845mm |
乗車人数 | 5人乗り/7人乗り |
エクストレイルで車中泊をするなら7人乗りがおすすめ。
前席を一番前にスライドすれば奥行きは最大1,850mmになり、男性でも十分横になれます。
出典:エクストレイル公式サイト
そして、エクストレイルの良いところは、なんと防水シートが全車に標準装備!
車中泊をすれば食べたり飲んだりしますから、これはかなり有り難い装備ですね。
しかも、220万円から買えるという、他のSUVより価格がお手頃なのも大きな魅力。
ただ、リヤセンターアームレストがあるため凹凸ができ傾斜もあるので、マットなどでの対策は必須。
5人乗りもフルフラットになりますが、荷台のラゲッジボード耐荷重が75kgなんです。
乗るとしなるので、5人乗りで車中泊をするのなら強度対策が必要でしょう。
ちなみに、旧型のエクストレイルは完全なフルフラットになります。
2007年~2013年まで発売されていたT31型を中古で探すのもおすすめです。
新型エクストレイルの口コミってどうなの?不満なところはココ。試乗前にチェック
日産エクストレイルはアウトドアスポーツのために考えぬかれたSUVなんです! 力強い走り、雪道や悪路での安定感、濡れてもへっちゃら防水シート、大容量のラゲッジスペースにリモコンオートバックドアなどが大き ...
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スバル フォレスター
出典:フォレスター公式サイト
カタログ燃費 | 14.6~18.6㎞/L |
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車両本体価格 | 280.8万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,625mm×1,815mm×1,715mm ※X-BREAKは全高1,730mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,110mm×1,545mm×1,270mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,856mm×884mm |
乗車人数 | 5人乗り |
フォレスターで車中泊に向いているグレードは、X-BREAK。
なぜなら、X-BREAKのみシートが撥水加工されているから。
シートは凹凸がほとんどない、きれいなフルフラットになります。
出典:フォレスター公式サイト
前席を前にスライドさせ隙間を埋めれば、最大奥行きが1,856mm。
しかも、荷室高は大型SUVを上回る884mm!
これだけの荷室高があれば、室内空間がかなり広く感じるでしょう。
そして、外観と内装に施したオレンジのアクセントカラーが、個性的かつスタイリッシュでかっこいい!
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トヨタ ハリアー
出典:ハリアー公式サイト
カタログ燃費 | 13.0~21.4㎞/L |
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車両本体価格 | 294.9万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,725mm×1,835mm×1,690mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 1,965mm×1,480mm×1,220mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,900mm×765mm |
乗車人数 | 5人乗り |
高級感を求める方に人気のハリアーですが、車中泊は可能です。
1列目を前にスライドし、2列目との隙間を埋めれば1,900mmほどの奥行きを確保できます。
出典:ハリアー公式サイト
傾斜ができますが、厚めのマットを敷けば問題なし!
荷室のデッキボード下に大きな収納があり、いらない荷物をしまっておけるので便利ですよ。
ハリアーは、ガソリン車・ターボ車・ハイブリッド車があります。
山道などを力強く走りたいならターボ車、燃費の良さを重要視するならハイブリッド車がおすすめです。
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【コンパクトSUV】 街乗りが多いならコンパクトカーがおすすめ
平日は通勤・通学など街乗り、週末はアウトドアでアクティブに使いたい!
そんな方は、街乗りしやすいコンパクトカーがおすすめですよ。
ホンダ ヴェゼル
出典:ヴェゼル公式サイト
カタログ燃費 | 17.6~27.0㎞/L |
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車両本体価格 | 207.5万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,330mm~4,340mm× 1,770mm~1,790mm×1,605mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 1,930mm×1,485mm×1,265mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,850mm×880mm |
乗車人数 | 5人乗り |
ここまで紹介してきたSUVの中で、荷室高が2番目に高いヴェゼル。
荷室の大容量設計や燃料タンクを前席下に設置したことで、室内空間を最大限に活かしています。
傾斜や凹凸がほぼない完璧なフルフラットは、車中泊に最適です。
出典:ヴェゼル公式サイト
前席を前にスライドし2列目との隙間を埋めれば、1,850mmの奥行きを確保できます。
高さがあるのでより広く感じるでしょう。
また、ヴェゼルは事故回避支援システムの「Honda SENSING」が全車に標準装備。
衝突回避機能や表札認識機能などがあり、安全運転をサポートしてくれます。
アウトドアで不慣れな道を行くときも安心ですよ。
スズキ クロスビー
出典:クロスビー公式サイト
カタログ燃費 | 20.6~22.0㎞/L |
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車両本体価格 | 176.5万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 3,760mm× 1,670mm×1,705mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,175mm×1,355mm×1,280mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 2,000mm超×800mm |
乗車人数 | 5人乗り |
軽SUV車ハスラーの普通車版であるクロスビー。
コンパクトサイズのSUVながら、なんと最大奥行きが2,000mm超え!
大型SUVに匹敵する奥行きの広さです。
室内全体をフル活用することで、車中泊空間を広くとっています。
ただし、平らなフルフラットにはなりません。
前席と2列目に15cmほどの段差ができてしまうんです。
純正アクセサリーで、フルフラットにするためのベッドクッションがあります。
車中泊をするなら、段差対策のマットなどが必須です。
スズキ ジムニーシエラ
出典:ジムニーシエラ公式サイト
カタログ燃費 | 13.6~15.0㎞/L ※WLTCモード |
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車両本体価格 | 176.0万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 3,550mm× 1,645mm×1,730mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 1,795mm×1,300mm×1,200mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,860mm×850mm |
乗車人数 | 4人乗り |
SUV車の王道であるジムニーを普通車にしたジムニーシエラ。
室内サイズはジムニーと同じですが、エンジンが大きくなり力強い走りでさらにアウトドア向きになりました。
ジムニーは室内が狭いイメージがありますが、車中泊できます!
引用:ジムニーシエラ公式サイト
実は車中泊を想定して作られているので、かなりフルフラットに近いシートアレンジができます。
多少の段差や隙間はありますが、専用マットやエアーマットなどを敷けば問題なし。
身長が170cm程度の方なら十分に寝られます。
荷物置き場などを考えると、ゆったり車中泊できるのは1人でしょう。
しかし、荷物を極力減らして前席の足元や背もたれ下などに収納すれば、2人でも車中泊は可能ですよ。
スバル XV
出典:XV公式サイト
カタログ燃費 | 16.0~19.2㎞/L |
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車両本体価格 | 213.8万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,465mm× 1,800mm×1,550mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,085mm×1,520mm×1,200mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,860mm程度×777mm ※Advanceは高722mm |
乗車人数 | 5人乗り |
荷室と2列目の間に80mm程度の段差ができますが、フルフラットになります。
出典:XV公式サイト
前席を一番前にスライドすれば1,860mm程度の奥行きになるので、身長170cm位までなら大丈夫。
ただ、荷室高は他のコンパクトSUVに比べて低めです。
また、ハイブリットタイプのAdvanceは荷室高が更に低く、荷室下の収納も小さくなります。
ハイブリッドタイプだと燃費は良いですが、車中泊には不向きです。
車中泊を考えるなら、Advance以外のグレードがおすすめです。
【軽SUV】 コスパで選ぶなら軽自動車がお得!
維持費を節約したいなら、税金の安い軽SUVがおすすめです!
小回りが効くので運転しやすいのも軽SUVの魅力ですよ。
スズキ ハスラー
出典:ハスラー公式サイト
カタログ燃費 | 24.2~32.0㎞/L |
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車両本体価格 | 110.0万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm× 1,475mm×1,665mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 2,160mm×1,295mm×1,250mm ※グレードAは高2,035mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,900mm程度×950mm |
乗車人数 | 4人乗り |
軽自動車でありながら、奥行き1,900mmと抜群の広さを誇るハスラー。
高身長の方でも寝転がれます。
もちろん、フルフラットも可能です。
引用:You Tube
荷室高も950mmと、ここまで紹介したSUVの中でダントツの高さ!
大人2人、余裕で車中泊できます。
ハスラーは専用マットなどの車中泊グッズがとても充実しています。
車中泊を前提に作られているんですね。
そして、24.2~32.0㎞/Lと抜群に燃費が良いため、ガンガン走れるのも魅力的。
ただし、グレードAは助手席側しかフルフラットにできないので要注意。
2人以上で車中泊するなら、グレードA以外を選びましょう。
ハスラーで車中泊できる?マットやカーテンをそろえて快適に!
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スズキ ジムニー
出典:ジムニー公式サイト
カタログ燃費 | 13.2~16.2㎞/L |
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車両本体価格 | 145.8万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm× 1,475mm×1,725mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 1,795mm×1,300mm×1,200mm ※グレードXZは長1,770mm |
最大車中泊サイズ(長×高) | 1,860mm×850mm |
乗車人数 | 4人乗り |
ジムニーの室内サイズはジムニーシエラと全く同じです。
ですので、ジムニーシエラ同様、フルフラットになり快適な車中泊が可能です。
出典:ジムニー公式サイト
ただし、グレードXGは後席を倒すと段差ができフルフラットにはなりません。
シートの撥水加工もなく、標準装備もだいぶ削られています。
アウトドアを考えるなら、XG以外のグレードがオススメです。
燃費は大型SUV並みで悪いですが、オフロードを豪快に走れるジムニーはやはり人気です。
とことん車を楽しみたい方は、ジムニーを選べば間違いなし!
新型ジムニーに乗ってきたよ!口コミ評判が気になる方へ。乗り心地と静粛性にビックリ
1970年の登場から45年経つ今でも、毎年一定台数売れているスズキのロングセラー「ジムニー」は、どんな車でしょうか? 「ジムニー」の特徴は、次の3つに集約されます。 丈夫で修理しやすい。 クロスカント ...
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【外車】 憧れの外車でホテルのような車中泊を
贅沢感あふれる外車での車中泊は、もはや「移動式ホテル」。
高級ホテルのような車中泊が堪能でき、車中泊の概念が覆されるかもしれません。
プジョー5008
カタログ燃費 | 14.3~17.8㎞/L |
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車両本体価格 | 414.0万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,640mm× 1,840mm×1,650mm ※GT BlueHDiは幅1,860mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 不明 |
最大車中泊サイズ(長×高) | 3,200mm×890mm |
乗車人数 | 7人乗り |
プジョー5008の2、3列は、完全にフラット化できます。
そして、とにかく広い!
2列目を倒すと奥行きは1,800mm、助手席を倒せば3,200mmの広さがあります。
かなり長身の方でも余裕で横になれますね。
雪や泥など、路面状況に適したドライブモードがあるため、悪路の走破性は抜群です。
また、国産車に比べて外車は標準装備が充実しています。
国産車ではオプションのものが、標準装備で付いて414.0万円からとは破格と言えます。
価格に対してこのクオリティの高さはスゴイの一言。
それに、「頑張れば手が届くかも」という価格設定が良いですよね。
「外車でカッコよく車中泊」も夢じゃなくなりますよ!
ボルボXC90
出典:ボルボXC90公式サイト
カタログ燃費 | 12.5~12.9㎞/L |
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車両本体価格 | 789.0万円~ |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,950mm× 1,930mm~1,960mm×1,775mm~1,760mm |
室内サイズ(長×幅×高) | 不明 |
最大車中泊サイズ(長×高) | 2,040mm×816mm |
乗車人数 | 7人乗り |
広々としたフルフラットスペースは、140cm×200cmのマットがスッポリ入ります。
引用:ボルボXC90公式サイト
最上級グレードにはマッサージ機能や小型冷蔵庫が装備されおり、もはや車の域を超えています。
卓越した高級志向による贅沢の極みですね。
価格も789.0万円~と別世界。
ひと味ちがった車中泊が堪能できそうです。
車中泊に必須のマット&グッズを紹介
さて、さまざまなSUVを紹介してきましたが、共通して言えることがあります。
それは、車中泊にはマットが必須ということ。
完璧なフルフラットでも多少の凹凸はあり、なにより固くて身体が痛くなりますからね。
また、快適な車中泊を過ごすためには、他にも欠かせないグッズがあります。
それでは、おすすめのマットとグッズを紹介しましょう。
オンリースタイルの「車中泊専用マット」
引用:Amazon
車中泊は荷物が多いですから、コンパクトに収納できることが重要です。
オンリースタイルの「車中泊専用マット」は、エアーマットなので空気を抜けばコンパクトになります。
バルブを開くだけで自然に空気が入るので、準備はとても簡単。
サイズも2種類あるので、車の室内サイズに合わせて選べます。
シートサイズ | 収納サイズ | |
---|---|---|
標準サイズ | 約198cm×66cm×10cm | 約73cm×Φ20cm |
ワイドサイズ | 約198cm×100cm×10cm | 約107cm×Φ20cm |
10cmの厚みがあるため、段差や凹凸をしっかりカバーしてくれます。
適度な固さで寝心地も良く、朝起きたら「身体が痛い!」なんて心配もありませんよ。
疲れを残さずグッスリ眠るためにも、マットの質にはこだわりましょう。
寝袋
出典:Amazon
夏なら薄いブランケットで十分ですが、冬はそうはいきません。
しかし、布団や毛布だとかさばりますよね。
そんな時は、コンパクトに収納できる寝袋がおすすめです!
車中泊だけでなく、キャンプや防災用としても使えるのであると便利ですよ。
カーテン・サンシェード
引用:Amazon
公共の場で寝泊まりするのですから、安全のためにもプライバシーを確保しましょう。
カーテンやサンシェードは、ネットなどで社外品が多く出回っています。
しかし、サイズが合わないと隙間ができてしまうので要注意!
着替えたりもするので、外から見えては危険です。
車種専用のものを選びましょう。
純正品があるなら、そちらを選んだほうが完璧にフィットするので安心です。
電池式ランタン
出典:Amazon
車の中で過ごしている間、ずっとエンジンを付けているわけにもいきませんよね。
ルームランプを付けるのも、バッテリー上がりが気になりますし。
夜は真っ暗になり明かりは必須ですので、電池式のランタンを持っていきましょう。
充電式でもいいですが、念のためモバイルバッテリーも持っていくと安心ですよ。
まとめ
車中泊ができるSUVはたくさんありますが、求める条件によって選ぶ車が変わります。
どんなSUVが自分に合っているのか、選ぶときに考慮すべき点はこちら。
チェックポイント
- 身長(自分の身長で寝転がれるか)
- 何人で車中泊をするのか
- 車中泊以外の用途(普段使いなのか週末だけなのか)
- 重要視していること(広さ、運転のしやすさ、悪路の突破性、価格、維持費など)
「車中泊は年に1~2回程度で、普段は通勤や子供の送り迎えに使う」
という方と、
「とにかくアウトドア向きの車がいい。バンバン車中泊したい!」
という方では、選ぶ車が違ってきます。
ご自分の生活スタイルに合わせて、最高の一台を選んでくださいね。